• 大阪商工会議所

  • ENGLISH
  • 中文
  • 地図・連絡先
  • 各支部へ
  • サイトマップ
A ホーム ú 産業・技術 ú ものづくり ú 「食品ロス削減に役立つ先進技術」大阪産業技術研究所との産官技術交流会(新チャレンジ大阪3)

「食品ロス削減に役立つ先進技術」大阪産業技術研究所との産官技術交流会(新チャレンジ大阪3)

~食品の保存性向上、廃棄物の有効利用など、関西地域における産官学の取り組み~
  • 無料イベント
  • セミナー・講習会
  • 交流会
  • 講演会
本来食べられるのに捨てられてしまう食品を「食品ロス」と言い、我が国では年間約650万トンもの食品が食べられないまま廃棄されています。世界全体では、約8億人が食糧難で苦しんでいるにもかかわらず、人の消費向けに生産された食糧のおおよそ3分の1、量にして1年当たり約13億トンが無駄になっていると推測されています。

持続可能な社会構築のためには、食糧資源を無駄にしないための食品ロス低減は緊急の課題となっており、我が国でも2019年5月に「食品ロス削減推進法」が可決されました。本法案では、行政に対しては食品ロス削減施策に対して有効な施策を施すこと、事業者は施策に協力し積極的に食品ロス削減に取り組むことなどが責務とされます。

そこで、大阪商工会議所、大阪産業技術研究所、生産技術振興協会は、第3回産官技術交流会「新チャレンジ大阪3」を開催し、関西地域における産官学の機関が取り組んでいる、食品の保存性の延長、廃棄する食品の有効利用などの食品ロス低減に向けた様々な研究成果をわかりやすくご紹介いたします。また、ご参加いただいた皆様と演者の皆様との交流会を開催いたします。

様々な視点からの興味深い演題をそろえておりますので、皆さまの研究開発、新事業の創出にぜひお役立ていただきますよう、多数のご参加をお待ちしております。

開催日時

2019年10月3日(木)

開催時間 等

13:30~17:10
(17:20~交流会)

場所

大阪商工会議所地下1階 1号会議室
x 地図情報はこちら

対象

全対象向け

主催

大阪商工会議所・(地独)大阪産業技術研究所・(一社)生産技術振興協会

後援

近畿経済産業局・㈱池田泉州銀行・大阪シティ信用金庫・大阪商工信用金庫・㈱京都銀行・(一社)大阪府技術協会・(一社)大阪工研協会・(一社)大阪大学工業会・NPO法人 エコデザインネットワーク

協力

大阪府、大阪市

参加費

無料(交流会参加の場合は1,000円。当日申し受けます。)

開催内容

13:30~13:35 開会挨拶
  地方独立行政法人 大阪産業技術研究所 理事長 中許 昌美

13:35~14:05 講演
講演1「水産物より生じる廃棄物からの機能性脂質の製造」
(地独)大阪産業技術研究所 森之宮センター 生物・生活材料研究部 研究室長 永尾寿浩
<概要>脂質の仲間であるドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)は種々の優れた機能性を保持することから、消費者に良く知られている機能性脂質です。本講演では、マグロの廃棄物などから抽出した脂質を原料とした酵素法によるDHA高含有油の製造とその酵素反応メカニズム、およびスルメイカの切れ端などの廃棄物から抽出した脂質の酵素法によるDHA高含有リゾリン脂質の製造と機能性について概説します。

14:10~14:40
講演2「新しい殺菌技術の応用による食品保存性の改善」
(地独)大阪産業技術研究所 和泉センター 応用材料化学研究部 主任研究員 井川聡
<概要>食品を廃棄する理由の一つに、細菌やカビの発生による腐敗が挙げられます。強力な殺菌剤の使用は腐敗防止に役立つものの、健康への悪影響が懸念されるため容易ではありません。当研究所では大阪大学と共同で殺菌技術の研究を進め、過硝酸を用いた殺菌技術の開発に成功しました。過硝酸はきわめて高い殺菌力を示す一方で、短時間で分解して無害化するため高い安全性も同時に持ち合わせています。この過硝酸を用いる事で食品の保存期間を延ばし、食品ロスの低減につながることが期待されます。

14:45~15:15
講演3「農産物の特性に応じた鮮度保持技術」
(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所 食と農の研究部食品技術グループ 主任研究員 橘田浩二
<概要>農林水産物の鮮度保持期間を長くすることで食品の廃棄量を削減できます。当研究所では、様々な農産物の流通・貯蔵に最適な温湿度条件を品目別に探索するとともに、鮮度保持剤や容器包装資材による鮮度保持効果を研究しています。この発表では、食品ロスの削減につなげるため、農産物の鮮度保持期間延長研究及び加工食品の賞味期限延長研究に関する成果を発表します。

15:20~16:05 製品・技術紹介
①「食品添加物による食品ロス削減」
奥野製薬工業株式会社 総合技術研究部 第12研究室 川田仁志氏
<概要>食品ロス削減には、食品の賞味・消費期限の延長が1つの手段として有効です。当社では、食品添加物を用いた腐敗防止技術を開発しています。本講演では、当社製品と食品添加物による食品ロス削減について紹介します。

②「バリアナイロンフィルムによる食品の保護」
ユニチカ株式会社 市場開発グループ 包装フィルム営業部 二科昌文氏
<概要>食品ロスの削減には、食品の鮮度維持や腐敗抑制による消費期限の延長が有効な手法の一つです。本講演では、強度の高いナイロンフィルムを基材に用いたバリアフィルムによる、内容物保護と賞味期限延長効果について紹介します。

16:10~17:10 講演
講演4「食品ロス軽減を可能にする天然素材エキスの機能とその応用」
関西大学 化学生命工学部 生命・生物工学科 教授 河原秀久氏
<概要>日本では、年間多量な食品廃棄物等が出され、まだ食べられるのに廃棄される食品、つまり食品ロスは646万トンとなっています。この食品ロスには、農産物の生産段階での価格調整のためや品質の悪さ(見た目)などで廃棄している量は加算されていません。この食品ロスを軽減するためには、農産物や加工食品の高品質の状態で保存期間を長期化する技術が必要です。この技術の一つが、冷凍時の氷結晶を制御する機能による冷凍食品やマヨネーズの品質保持期間の延長、氷結晶の発生を制御する機能による生鮮野菜や果実の0℃以下の未凍結保存による長期保存技術などです。本講演では、0℃以下での食品の長期保存を可能としうる天然素材エキス(カイワレ大根、エノキタケ、コーヒーエキス、酒かすなど)の機能について紹介します。

17:20~
交流会  講演者・大阪技術研の研究員・参加者同士の交流、意見交換を行います。(参加費1,000円)

定員

120名(先着順)

お申込み方法

下記申込フォームよりお申込みいただくか、申込書をダウンロードの上、必要事項を記入し、FAX(06-6944-6249)にてお申込みください。
【申込期限:9月26日(木)】
参加申し込みをお受けした後、9月30日(月)までに電子メールなどで「参加票」をお送りいたします。
úお申し込みフォームへ úFAXでのお申し込み用 申込書ダウンロード

個人情報の取扱い

ご記入頂いた情報は、主催団体間で共有し、各主催団体からの各種連絡・情報提供のために利用するのをはじめ、登壇者には参加者名簿として配布いたします。なお、本事業は大阪府の補助金を受けて実施しているため、大阪府へ参加者名簿としてお渡しするとともに、大商が産学官技術相談窓口で連携する大学や公設試験研究機関、行政機関の各種情報(大商後援事業含む)について、大商からのご案内(Eメールによる事業案内を含む)をする場合にも利用させていただきます。

お問い合わせ先

úお問い合わせフォームへ
大阪商工会議所 産業部 産業・技術振興担当(常深・吉村)
TEL 06-6944-6300 FAX 06-6944-6249