プロダクトデザイナー
宮川 秀之(みやかわ・ひでゆき)氏
1937年、群馬県前橋市生まれ。1958年、海外雄飛を志し、“オートバイ世界一周ドライブ”を企画。“日本一周”走破を経て、1960年、念願の海外走行に出発。Yamaguchi 125cc を持って、東南アジア、中東を経てオリンピツクに沸くローマへ渡航。毎日新聞のアルバイターとして期間中働き、プロレスラーの力道山の知巳を得て、彼の自動車論”フェラーリ“を頂上に置くスーパーカーの世界に近づく。同年、トリノ自動車ショーにて、世界的カーデザイナー、ジウジアーロ氏と、後に妻となるマリーザ氏と出会う。ジウジアーロ氏とは生涯のパートナーとして協力し合い、 ITAL Design を設立。日本を含め世界の自動車デザインのトレンドリーダーとなり、フェラーリ氏とも親交を得る。この頃より国際養子問題にも取り組む。1992年、日本のいじめ問題にも取り組み、ニュースタートプロジェクト開始。日本の若者の応援プロジェクトをトスカーナで開始。アフリカ・ザンビア、コンゴに孤児院を設立。2007年、イタリア共和国連帯の星勲章、グランデヴィチャーレ受賞。2014年、JAHFA 日本自動車殿堂入り(いすゞ117クーペ)。2017年、国際文化交流に貢献したことによりフイレンツエ市より表彰される。