株式会社日本レーザー 代表取締役社長
近藤 宣之 氏
レーザー専門企業の草分け的存在。
1993年決算で債務超過に陥った同社を立て直すため、94年に同社社長に就任した近藤氏は、「社員の雇用は絶対守る」のスローガンのもと、結婚を機に退職し再就職を望む優秀な女性や、留学生等の多様な人材を採用、社員のモチベーションを高める能力主義・業績主義・理念主義を導入する等、社員一丸となった取り組みで赤字脱却を果たす。以来、黒字経営を続けている。
2011年「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞・中小企業庁長官賞(日刊工業新聞社主催)、12年「勇気ある経営大賞」(東京商工会議所)などを受賞、13年「ダイバーシティ経営企業100選」(経済産業省)、14年 「がんばる中小企業300社」(同左)に選ばれる。