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2009年5月18日
鳥取県境港とウラジオストック、トンヘ(韓国)を結ぶ貨客船が就航
鳥取県によりますと、6月下旬、境港から韓国のトンヘを経て、
ロシアのウラジオストックを結ぶ定期貨客船の運行が開始されます。
運行するのは韓国・トンヘ市のDBSクルーズフェリー社で、15000トン級
の船舶を用い、旅客の定員600名、貨物は160TEUの積載能力があります。
運行スケジュールでは、境港を出港後、翌日にはトンヘ、翌々日にはウラジオ
ストックに到着します。
韓国・トンヘ市は日本ではあまりなじみがありませんが、半島の東側に位置し、
ソウルまでは高速道路で約3時間の距離。
鳥取県庁では、「環日本海航路活性化プロジェクトチーム」を40人体制で立ち上げ、
新航路の利用促進に奔走中とのこと。
「関西の多くの企業が韓国、ロシアとの貿易に境港を使ってほしい。また、
観光客の増加も期待している。」とPRに力が入っています。
ロシアや中国、韓国、日本などからなる環日本海経済圏が提唱され、その可能性が
大きいことは認められているものの、具体的な経済交流の拡大にはまだまだ課題も
あります。交通網整備はそのひとつですが、定期航路が順調に実績を伸ばす
ことが期待されます。
定期航路についてのお問合せは下記まで。
鳥取県関西本部 電話06-6341-3955
ちょいわるパンダ
投稿者 panda | 2009年5月18日 14:30