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2008年11月19日
新潟のバス車内放送
先日、新潟へ行った時のこと。空港から市内へ向かう空港バスの車内放送は日本語のあと英語、韓国語、ロシア語が続きます。後ろの座席に座った女性も韓国語で子どもをあやしていました。新潟空港からは韓国・ソウル、ロシア・ハバロフスク、ウラジオストク、中国ハルピン等へのフライトがあり、そういえば、町を歩くとロシア系の人をちらほらみかけます。
大阪だと交通機関の車内放送は日本語と英語。街中の表示はプラス中国語、韓国語なので、韓国語、ロシア語の放送は新鮮な響きで、地域の特性を生かした国際交流はこういうものかなと思いました。
さて、新潟では、会津若松駅とを結ぶ「SLばんえつ物語号」に乗りました。
機関車は機械が動く音、石炭や油の匂い、そして熱。すごい迫力でした。
この蒸気機関車は、鉄道に縁の深い新潟県新津市の小学校の校庭で保存されていたもので、年2回の点検を30年以上も続けてきたおかげで、状態がよく、平成11年に「復活」することができたのだそうです。すぐに何かに役立つものでもなく、それでも手間ひまかけて大切にする。そんな「思い」のおかげで、今こうして蒸気機関車に乗ることができるのですね。頭が下がります。
SLは現代の電車に比べるとスピードもゆっくり。
車内はレトロ調、汽笛は何とも懐かしい感じで、子どもの頃に見た「銀河鉄道999」を思い出しました。(笑)
沿線で見物する人、写真撮影をする人も多く、手を振ると笑顔で振り返してくれたり。とても和みました。
のっぽパンダ
投稿者 panda | 2008年11月19日 09:15