「リニア中央新幹線全線同時開業推進協議会第2回総会」(平成27年1月21日)

  同協議会の総会は、昨年7月18日に開催された設立総会についで2回目の開催。第1回の会合で佐藤会頭が提案を行った「同時開業が5年、10年遅れると、こういう影響があるといったデータを共有することが大事だ。」との共通認識の下、リニア中央新幹線全線同時開業に関する経済波及効果の調査結果などを踏まえて出席者間で意見交換が行われた。

「リニア中央新幹線全線同時開業推進協議会第2回総会」(平成27年1月21日)

概要

□日時:2015年1月21日(水) 16時30分~17時45分
□場所:リーガロイヤルNCB 3階 雪の間
□参加者:以下の通り(順不同)
  大阪府知事 松井 一郎氏 
  大阪市長   橋下  徹氏
  大阪商工会議所会頭 佐藤 茂雄氏
  公益社団法人関西経済連合会会長 森 詳介氏
  一般社団法人 関西経済同友会代表幹事 村尾和俊氏

□会合概要
 同協議会の総会は、昨年7月18日に開催された設立総会についで2回目の開催。第1回の会合で佐藤会頭が提案を行った「同時開業が5年、10年遅れると、こういう影響があるといったデータを共有することが大事だ。」との共通認識の下、リニア中央新幹線全線同時開業に関する経済波及効果の調査結果などを踏まえて出席者間で意見交換が行われた。関西大学の宮本先生によると名阪間の建設投資効果については9.3兆円見込まれるほか、協議会の試算では、産業活動や観光誘発効果が2045年の開業までに18年間で12.1兆円(年間6,700億円)の波及効果が全国に広まるとしており、こうした試算データをベースに国家プロジェクトとしてリニア中央新幹線の延伸を早期に実現できるよう自民党のリニア議連や国土交通省、JR東海などにはたらきかけていくことになった。懇談を終えた佐藤会頭は、「早期にJR東海など関係者が議論のテーブルにつき、国土交通省の知恵も借りながら官民で負担の在り方を検討することに尽きる。」と感想を述べた。

CIMG9886.JPG「第2回総会が大阪市内のホテルで開催された。本席左から2人目が佐藤会頭」



CIMG9890.JPG「席上、経済波及効果の調査結果などが報告された。」