「関西ワールドマスターズゲーム(WMG)2021の集い~大会成功に向けて」
(平成26年10月7日)
概要
□日 時:2014年10月7日(火) 18:00~20:00
□場 所:大阪府立国際会議場3階 「イベントホール」
□主 催:関西ワールドマスターズゲームズ2021準備委員会
□当方参加者:大阪商工会議所 佐藤茂雄会頭、鳥井信吾副会頭、西田賢治常務理事・事務局長
□その他主要参加者:関西広域連合 井戸連合長(兵庫県知事)、平井鳥取県知事、仁坂和歌山県知事、竹山堺市長、森・関経連会長、加藤・関西経済同友会代表幹事ほか
□開催概要
今回の集いは、2021年5月、関西の広い地域を舞台に開催される生涯スポーツ版競技大会の「関西ワールドマスターズゲームズ2021」を広く周知浸透するために企画されたもの。当日は400名近い参加者が集まり、関西への誘致に至った経緯や前回のトリノ大会に出場した選手関係者などの話が披露されるとともに、佐藤会頭などが応援メッセージを寄せた。またレセプションに先駆けて17時からは第4回準備委員会が関西広域連合大会議室で開催され、本会議所からは鳥井副会頭が会合に出席した。
「関西ワールドマスターズゲーム(WMG)2021の集い~大会成功に向けて」の主催者となった準備委員会は、関西の自治体(大阪府、大阪市は未加入)や各地体育協会のほか、経済団体(大商のほか京都、神戸、堺の各会議所、関西経済連合会、関西経済同友会)が参画し、関西における大会の気運醸成を目指して取り組みを開始している。席上、応援メッセージを寄せた堺市の竹山市長は、サッカー(ナショナルトレーニングセンターが堺に立地)や自転車(シマノをはじめ自転車ビジネスがさかん)競技はぜひ堺市に誘致して開催したいと呼び掛けるなど熱意を示した。また佐藤会頭は、「学生時代にはボートに取り組み、1964年の東京五輪出場を目指したが、日本漕艇協会が東京の大学生を中心にメンバー編成を行ったため、夢をかなえる機会を失った。2021年の関西ワールドマスターズゲームズへの出場を実現し、ぜひこの借りを返したい。」とスピーチして会場を盛り上げた。ワールドマスターズゲームは4年ごとに開催される中高年齢者のための世界規模の国際総合競技大会で参加者は内外から3万人を超えると予想されており、スポーツツーリズムの観点からも関西圏への波及効果が大きいことから関西広域連合を中心に誘致を進めてきたもの。当日は、五輪出場経験のある陸上の朝原宣治選手や前バレーボール全日本女子チーム監督の柳本昌一氏らも顔を揃えた。
集いへの参加を終えた佐藤会頭は、「準備はこれからだが、世界各国から集客できる仕掛けという面で関西圏に経済効果があることは間違いない。ただ高齢者の競技大会という性格を考えると、大会の盛り上げには周到な運営準備と官民連携が必要だ。」と感想を述べた。