11月25日発行 大商ニュース

●POP優秀作品を展示〜12月1日表彰式〜

●めざそう!オンリーワン都市(19) 『臨海工場地の新生(ルネサンス)めざせ』

立地評価研究所代表取締役 大西靖生

●部会ご案内

●月例会員講演会<第348回>

●ベンチャービジネス・フォーラム98〜発表企業を募集〜

●マクロミクロ【景気は回復基調?】

●企業に温暖化防止アピール  行動ガイドで提起〜産業界の取り組み探る〜【環境シンポ】

●景気対策など要望〜大蔵次官との懇談会で〜

●人材活用で交流〜面談マッチング 400件に〜

●【商工図書館】年末休館のお知らせ

●大阪コレクション華麗に〜気鋭の新人デザイナー発掘〜

●3カ国の新加盟承認〜アジア通貨基金構想へ支持〜(CACCI)

●効率良いインフラ〜香港投資呼びかけ〜

●会頭コメント 【21世紀を切りひらく緊急経済対策について】

●自信持ち、世界へ進出を〜小篠弘子氏ら業界にエール送る〜 【ファッションフォーラム】

●CACCI繊維会議同時に開催

●環境対策の新潮流(7) 【リサイクル感情からリサイクル勘定へ】

●起業家群像(26)文:加藤 勝美(フリージャーナリスト)

【ビニールの特性を生かす〜永大化工 和田清光社長〜】

●経営相談Q&A(45) 【改正外為法とその影響】

●李鵬首相が来阪〜大商・府・市・関経連で歓迎会〜

●おわび

●優良商工従業員 467人を表彰 ◎技術部門 ◎創造部門 ◎指導部門 ◎行動部門

●商店街へいらっしゃ〜い 【黒門市場商店街】

●お知らせ

●【ショーウインドーコンクール】おしゃれな作品そろう〜御堂筋の沿道企業が参加〜

●一般健診、人間ドック

●【大阪府育英会】奨学基金を募集中

●会員映画会へご招待〜「北京原人」に先着 650人〜

●会員手帳を配布〜大商事業広く掲載〜

●『 '98チェンバーカレンダー』ただいま好評発売中!

●大商セミナー

●支部セミナー




●POP優秀作品を展示〜12月1日表彰式〜

 大商は14日、第6回POPコンクール(審査委員長=大西隆副会頭)の審査会を開き、優秀作品11点を選出した。本コンクールはPOP広告(購買時点広告)の普及と技能向上を目的とし、毎年行っているもので、今年は各支部での応募作品約 300点の中から67点が推薦された。
 この中から最優秀賞に選ばれたのは、きくたタイプの政岡亜矢氏による作品。来年の干支である寅をうまく使い、細部にもこだわった作品で、「キャッチフレーズのうまさから、年賀状を作ってみようという気にさせられる」と審査員の高い評価を受けた。
 このほか審査員特別賞、優秀賞、努力賞の各賞が選出された。本年は初めての出品者が多く、様々な発想の見ごたえのある作品が多かった。優秀作品11点は、12月1日の表彰式に先立ち、大商1階ロビーに展示中(12月2日まで)。
 大商では、全推薦作品を載せた作品集を作成し、希望者に無料で12月中旬をメドに配布する予定。



●めざそう!オンリーワン都市(19)『臨海工場地の新生(ルネサンス)めざせ』

立地評価研究所代表取締役 大西靖生

 海上にある関空から大阪の都心に入ってくる場合、鉄道でも車でもしばらくの間は海上を走る。初めての旅行者は大阪の第1印象を海とそれに続く臨海部の風景から持つに違いない。この数年間、大阪の臨海部には大きな変化があった。まず、関空の開港と湾岸道路が開通したことである。これにより大阪駅や梅田を玄関口としてきた従来の考え方が改まり、関空および臨海を第2玄関とする考え方が生まれた。また安治川河口の桜島には大型テーマパーク(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)の建設が決まり、2001年の春にはオープンするという。その対岸の天保山には海遊館とマーケットプレースに加えて、大阪湾に面してミュージアムとホテルができ、週末や祝日にはたくさんの市民が集まってくる。夕日に映える海面は美しい。これらの施設はすべて大阪のウォーターフロントの魅力に依拠している。
 ところで、このようなウォーターフロントの背後地をなしている臨海部の大半は工場地である。沿革からしても比較的大きな工場が多いが、規模や業種そして景況が異なる中小工場も多い。その中には操業していないところや空き地となっているところもある。小売市場に空き店舗が1つ2つ出てくるとその市場は全体として活力を失い、地盤が沈下するが、工場地区にあっても同じである。気がつかないうちに荒廃の途をたどる。これを防止するために時代に応じて土地利用の更新や再開発が必要となるのである。不動産鑑定を専門とする私たちが地権者企業や学識経験者と共に「西此花再開発勉強会」を続けているのはこのような理由によっている。今夏はカナダとアメリカでウォーターフロント再開発例を学んだ。トロントのオンタリオ湖畔では、旧工場が美術館になり、旧倉庫が劇場としてよみがえっていた。
 大阪の臨海工場地では、(A)工場を継続したい者、(B)工場は廃止、敷地などは売却したい者、(C)一部を廃止するが、工場としては残したいとする者、(D)いずれは再開発したいが、とりあえず現状維持という者、等々さまざまである。こういう事情から地区の更新や再開発はなかなか進まない。
 そこでこのような地区の特徴や地権者意向を調整、反映させていく再開発スキームが必要となる。このスキームの参考となるものに「農住両全」をはかる特定土地区画整理の考え方がある。その内容は事業地区内の地権者などにアンケートを行いながら事業を進め、換地として一般宅地、共同住宅地などの宅地、それに「農地」も用意する。個々の地権者の換地希望に即して、例えば従前土地2000平方メートルに対し、農地1000平方メートル、更に宅地2区画 400平方メートルを換地として渡そうというものである。もちろん、農業を廃止し換地はすべて宅地でという希望であれば、換地をすべて宅地で受け取ることもできる。この制度は地権者利害を調整しながら事業を進める上で効果を発揮している。臨海工場地の再開発では、前の「農地」を「工場地」と読み換えればよい。詳細は割愛するが、このような再開発スキームが有効である。事業によって生み出される「新土地」(工場地以外の土地)は新産業用地や住宅用地として蘇生させ、河川や海面に沿ったウォーターフロント一帯は、ニューヨークのハドソン河畔やトロントのハーバー地区のように工場を禁止し、一部はリゾート地区とするが、大半を高層住宅用地とゆったりとした緑地ゾーンのオープンな空間としておく。これが都市や町のグローバル・スタンダード(世界標準)である。これを民間企業と公共の協力によってつくりあげていく−これが他の都市にはない「新水都」大阪づくりにほかならない。

〜大西靖生氏〜
 昭和17年生まれ。昭和39年京都大学法学部卒業後、京阪電気鉄道入社。昭和47年不動産鑑定士登録。昭和49年立地評価研究所を設立し社長に就任。これまで生駒市の市街地再開発審査会委員や大阪府国土法事前審査会委員、不動産鑑定士試験委員などの公職を務めた。



●部会ご案内

◆繊維
日 時:12月5日(金)午後2〜4時
場 所:大商401号会議室
テーマ:「動き出した電子マネー時代」
    日本IBM第4ソリューション事業部次長 斎藤 守氏
担 当:産業部 TEL:944−6493



●月例会員講演会<第348回>−入場無料−

◆と き 12月8日(月)午後2時〜3時30分
◆会 場 大商7階国際会議ホール
◆テーマ わが国の行政改革の方向
     〜内閣総理大臣補佐官行政改革会議事務局長 水野清氏〜

【講師紹介】昭和26年東北大学経済学部卒業。42年衆議院議員初当選。48年外務政務次官、58年建設大臣に就任。平成元年総務庁長官、5年自民党行政改革推進本部本部長を経て、8年11月より現職。
【問合せ】大商企業研修部 TEL:944−6421
【定員】 700人
※満員の節は入場をお断りする場合があります。また写真撮影および講演内容の録音は全面禁止します。



●ベンチャービジネス・フォーラム98〜発表企業を募集〜

 来年3月10、11日に開催の『ベンチャービジネス・フォーラム98』(主催=大阪、京都、神戸の3商工会議所)に向けて、発表を希望する企業からビジネスプランが続々と寄せられている。
 同フォーラムは全国のベンチャー精神おう盛な企業から独自のビジネスプランを募集し、その中から発表企業を選定。選ばれたベンチャー企業とそのビジネスプランに関心をもつ企業や投資家との出会いの場を提供するもの。
 発表企業に選ばれた企業は30分ずつそれぞれのビジネスプランの発表を行い、資金調達や技術開発、販路開拓に関するビジネスパートナーを募る。また、プランに関心を持つ企業と個別に商談を行えるブースを構える。
 今回は発表企業に選ばれなかったところにも希望があれば、ブースを提供することにしている。ビジネスプランの応募締め切りは11月28日。
【問合せ】産業部産業振興担当TEL:944−6301



●マクロミクロ【景気は回復基調?】

 先般発表された11月の月例経済報告によれば、いまだ「景気回復の基調は失われていない」らしい。しかし、個人消費が落ち込み、企業の倒産が相次いでいる状況下で、一体どこが景気回復しているのだろうか▼色眼鏡なしに景気の現状を見れば、回復どころか、むしろ後退しているのであり、景気対策のための財政出動をしたくないという理由から、政府が景気後退を認めたがらないだけである▼しかし、このように都合の悪いことには目をつぶる、何とか先送りしてその場だけやり過ごそうとするのは、日本人にありがちな悪い習性である。それゆえ、日本はいつまでたっても成熟した社会をつくることができず、諸外国からの確固とした信頼も得ることができないのでないだろうか▼「平気で嘘をつく人たち」という本が少し前にベストセラーになったが、日本人もいい加減にこれが永田町の論理だ、企業の論理だと平気でうそぶくのをやめ、悪しき慣習を捨て去る勇気をもたなければならない。本当に大事なことは何か、自分の良識に照らして自分は今何をすべきかをもっと真摯(し)に考えなければならないのではないだろうか。そして、「平気で嘘をつく人たち」を結果的に許してしまっている私たち自身も。
                                     (直)



●企業に温暖化防止アピール
 行動ガイドで提起〜産業界の取り組み探る〜【環境シンポ】

 大商は17日、『どう取り組む?地球温暖化防止』をテーマに、環境問題シンポジウムを開催した。同シンポジウムは、12月1日から「地球温暖化防止京都会議」が開催される機会に、企業に温暖化防止の重要性を改めて認識してもらい、同時に具体的な取り組みを実践してもらおうと企画したもの。会場には、企業の環境問題担当者ら230人がつめかけた。
 小池俊二・大商副会頭の開会あいさつのあと、タレントのイーデス・ハンソン氏が特別講演した。
 同氏は、和歌山の山村に移り住んでから10余年の体験をもとに、人間にとって不可欠な水や、生活を通して排出されるゴミにまつわるエピソードを披露。日ごろのささいな気配りが大切だとし、「地球にやさしい暮らしかたは、決して難しいことではない。地球市民として当然の責任」と強調した。
 続いて、大商が発行した地球温暖化防止のための企業行動ガイド「5アクション プラス1」について、とりまとめにあたった大阪大学工学部の鈴木胖教授から説明があった。
 メーンのパネルディスカッションは、鈴木教授がコーディネーターとなり、進められた。この中で、日本生活協同組合連合会の中野邦夫環境事業推進室長が、「企業は、製品に関して省エネにつながる使用方法など、いろいろな情報をもっと消費者に提供すべきではないか」と問題提起。
 これに対して、三洋電機の大平泰央常務は、「企業として可能な限り消費者ニーズに応えたい」とし、「わが社では、2000年には製造時のエネルギー使用量を、90年度比25%削減したい」との考えを示した。
 小池副会頭(サンリット産業社長)は、「ペットボトルのリサイクル率は、まだ3%に過ぎない。リサイクル率向上のためにも、ペットボトルの再生ユニホーム製造に注力したい」と、抱負を語った。
 さらに気候フォーラムの早川光俊事務局次長は、「市民と企業の間で情報交換を進め、政府に温暖化防止策を働きかけていく必要がある」と力説。
 最後に鈴木教授は、「企業が温暖化防止を推進しようとしても、現在のように国の考えが明確でないと取り組みにくい。政府は、温暖化防止に対する方針をキチンと固めるべきだ」と締めくくった。



●景気対策など要望〜大蔵次官との懇談会で〜

 大商は17日、大阪市内のホテルで、関西経済連合会、関西経済同友会と共催で、中村正三郎大蔵政務次官との懇談会を開催した。
 関西経済界からは大西正文・大商会頭や新宮康男・関経連会長、鳥井信一郎・同友会代表幹事ら約90人が出席した。
 大西会頭は開会あいさつの中で、企業倒産の増加や株安など後退色を強めているわが国の景気情勢にふれ、景気対策に万全を期してもらいたいと述べた。また徹底した歳出削減により、法人税の実効税率の思い切った引き下げや、関西国際空港の第2期事業の早期着工ならびに京阪奈新線の建設に対する支援・協力を要望した。稲畑勝雄・大商副会頭は中小企業対策予算の満額確保や中小企業税制、中小企業金融への配慮など、中小企業に対する各種支援を要望した。
 これに対し、中村政務次官は「法人課税については課税ベースを拡大・適正化するとともに法人税率を引き下げる方向で検討しているが、実質減税となると財源をどう手当てするかという問題がある」と述べた。また関空など関西プロジェクトの予算要望については、「財政構造改革との絡みもあり、地元の熱意を大臣によく伝える」と答えるにとどまった。



●人材活用で交流〜面談マッチング 400件に〜

 大商は18日、「人材情報交流会 '97」を開催した。これは、大企業が保有する中高年齢層を中心とした有用人材の再就職促進と中小企業の構造的な求人難の解消がねらい。
 当日は、応募のあった求人企業68社、人材保有企業39社の関係者ら 200人が参加。会場に設けた求人企業のブースへ人材保有企業が訪れ、熱心に面談を行った。求人企業1社で17社の人材保有企業と、また人材保有企業1社で25社の求人企業と面談を行う企業もあり、面談の総数は、延べ 400件に上った。
 参加者へのアンケートによると、求人企業の72%、人材保有企業の88%が「参加して良かった」と回答。また「交流会を年2〜3回開催してほしい」という要望も多数寄せられた。
 なお大商では、本交流会の開催とともに、常時「人材情報プラザ」を開設しており、登録制による人材保有企業と求人企業の情報マッチングを行っている。
【問合せ】人材情報プラザ・大谷TEL:944−6473



●【商工図書館】年末休館のお知らせ

 館内資料整理のため、12月22日から平成10年1月4日まで休館いたします。大変ご迷惑をおかけしますが、ご了承下さい。



●大阪コレクション華麗に〜気鋭の新人デザイナー発掘〜

 ファッション界のスターづくりの支援と、新人デザイナーの発掘・育成を目指す大阪コレクション(主催=大阪コレクション開催委員会/構成団体=大商・大阪府・大阪市など)が17日から3日間、MIDシアター、ツイン21で開催された。ヨーロッパのステージでは、パリを中心に活躍中のデザイナーが個性的な作品で、観客を魅了。また、35組の中から選ばれた5組6人の新人が質の高いステージを披露した。同コレクション常連のコシノヒロコ氏、古川雲雪氏、いづみみちこ氏らもベテランらしい洗練された98年春・夏物のファッションを展開。新人ステージ出身の山下隆生氏のショーでは多くの立ち見が出るなど、会場は連日大変な熱気に包まれた。



●3カ国の新加盟承認〜アジア通貨基金構想へ支持〜(CACCI)

 アジア商工会議所連合会はこのほど、韓国済州島で理事会を開催し、新たにネパール、カンボジア、モンゴル3カ国の加盟を承認した。これにより同連合会の正会員は21カ国・地域となった。
 これで、昨年10月の大阪総会で大西会頭がCACCI会長に選任された際に重点事業のひとつとして掲げた、組織の強化が図られたことになる。
 また、現在アジア各国の経済をゆさぶっている通貨問題が取り上げられ、現況打開のためIMFを補完する形でのアジア通貨基金構想への支持のほか、アジア全体で一層の生産性の向上や自由な貿易投資の促進を図るべきとの内容で合意し、APECなどの関係機関に対し提言を行うこととなった。



●効率良いインフラ〜香港投資呼びかけ〜

 大商は12日、香港経済貿易代表部と共催で「香港投資セミナー」をマイドームおおさかで開催した。セミナーには、返還後の香港を知る絶好の機会と約80人が参加。まず堀田輝雄大商副会頭が開会挨拶で「香港がアジアの金融・物流センターとして期待しており、その動向に注目している」と述べた。
 続いて、香港特別行政区政府工業局副局長のアニー・タン氏が「香港の投資環境と産業政策」について講演。ビジネスに理解のある政府、競争力をもつ経済、効率の高いインフラなどの要素を対香港投資の利点として紹介し、香港への投資を呼びかけた。また、現地進出日系企業の代表として大村達也・奥美工業有限公司董事総理と多田尊則・阪急国際貨運有限公司董事長が出席し、「香港でのビジネス経験と将来展望」というテーマで自らの体験談を語った。



●会頭コメント【21世紀を切りひらく緊急経済対策について】

 今般、政府より打ち出された経済対策は、中長期的には経済活性化に資するものの、後退色を強めている現実の景気に対しては、浮揚力に欠ける。
 即効性のある景気対策として、法人税率の実質的な大幅引き下げを実施するとともに、規制緩和など構造改革を前倒しで断行してもらいたい。金融不安に対しては、公的資金の導入など手段を尽くして立ち向かうことを表明すべきである。
 直ちに政府は6大改革について不退転の決意で臨むことを明言し、わが国経済の先行きに対し強い懸念を抱いている国民・企業に対し展望を示すことだ。
                                     (18日)



●自信持ち、世界へ進出を〜小篠弘子氏ら業界にエール送る〜【ファッションフォーラム】

 大商デザイン・ファッション振興委員会(委員長=中村龍平・丸紅常任顧問)は20日、「アジア・ファッション・フォーラム」を大商国際会議ホールで開催。当日は「アジア・ファッションのグローバル化を目指して」をテーマに、基調講演と討論会が行われ、アジア各国の伝統や文化などを基盤とした、独自のファッション情報を世界に発信するために何をすべきか、熱心な議論が交わされた。
 基調講演で、チョ・キュファ・韓国梨花女子大学校・衣類織物学科教授は「21世紀はアジアが世界経済の中心になる」と予測。同時にファッションのグローバル化も不可欠と訴え、「文化発信の舞台整備や、ファッション総連合会結成によるファッション文化全体の底上げなど、課題が多い」と述べた。
 また消費者のニーズについても、従来は「価格」や「品質」が衣服の購買要因だったが、今後は「デザイン」や「色相」「素材」といった人々の感性に左右されると強調した。
 パネルディスカッションには、丸山武勇・伊藤忠ファッションシステム社長をコーディネーターに、小篠弘子・ヒロコ・コシノデザインオフィス社長やロウェーナ・ユー・香港ファッションデザイナーズ協会副会長らが出席。
 小篠氏は「アジアでは洋服を着始めてわずか 100年。しかし、さまざまな民族が生み出した衣装がある。また多彩な感性も持っている」と述べ、「ファッションとは、各国の人たちが持つ美意識を、他の人たちにアピールする手段。アジアの各国は自信を持って世界へ進出してほしい」と業界にエールを送った。



●CACCI繊維会議同時に開催

 アジア商工会議所連合会(CACCI、会長=大西正文・大商会頭)は20日、「アジア・テキスタイル・アンド・ガーメント・カウンシル」を開催、8カ国・地域の繊維企業・団体、ファッション団体の代表など23人が出席して、アジアの繊維産業の活性化について意見を交換した。
 同会議はCACCIが業種別に構成している11の組織の1つ。大阪での一連のファッション・イベントに合わせて開かれた。
 会議は、大西隆・大商副会頭の進行で行われ、花岡亜光・丸紅ファッションプランニング社長が、通貨危機によるショックや需要の停滞で、生産過剰に陥りつつあるアジアの繊維産業の現状について報告。引き続き参加者から各国の繊維産業の現状について報告が行われた。同会議では、アジア繊維産業の協調的発展を図るべきだとして、需給情報の交換や関係者による直接的対話が重要との認識で一致した。



●環境対策の新潮流(7)【リサイクル感情からリサイクル勘定へ】

 リサイクル社会とは実に奇妙な社会である。何のためにリサイクルするかと言えば、いうまでもなくリサイクルすることによって(1)資源・エネルギーの節約(資源・エネルギー問題)(2)環境負荷の軽減(環境問題)(3)処理コストの削減(廃棄物問題)を図ることができるからである。リサイクルとは、このような目的を達成するための手段である。
 しかし、リサイクル社会といった場合、このような手段を目的として実現する社会となり、ここでは、手段の目的化という倒錯が生じている。リサイクルすることが目的となれば、(1)資源・エネルギーの浪費(2)環境負荷の増大(3)リサイクルコスト負担の増加を伴ってもリサイクルをすすめることにもなりかねない。リサイクル率をやみくもに 100%とすることに意味はない。むしろ、前述の目的を達成する適正なリサイクル率が重要である。
 たとえば、資源の節約は第1次原料を再生原料に代替することによって可能となるが、これには、どれだけ原料を代替できるか、それは技術に依存する。代替技術が一定であれば、再生原料を使えば使うほどそれと補完的に第1次原料の使用も増えることになり、資源を節約するわけではない。さらに、かつて古紙は脱墨・漂白の過程で塩素系漂白剤を使用し、リサイクルすればするほどダイオキシンを生成していた。最近では酸素漂白に切り替えられ、環境負荷も小さくなった。
 しかし、基本は無漂白でもよいとするライフスタイルの構築であろう。ドイツでは、小学生のノートといえば、ねずみ色のノートだし、一流のホテルのトイレットペーパーも茶色やねずみ色の無漂白が主流である。それで、不便はない。コストにしても、リサイクルコストが処理コストよりも高いためにリサイクルが進まないという事情があるが、これもどれだけリサイクルにコストがかかっても構わないというわけにはいかない。
 リサイクルを効率的に進めることによって、コストダウンを図らなければ、いつまでも高いリサイクルコストのままではリサイクルは長続きしない。リサイクルすることが大切だというリサイクル感情がある限りリサイクルは続くが、このリサイクルを支えているものは精神的なものであって合理的なものとはいえないのである。リサイクルも経済的採算があって長続きするものであり、このためにはリサイクルにも経済原則は適用されるのであり、ここではリサイクル勘定が求められる。
 クラウド・フュスラーによれば、リサイクルを進展させるには(1)経済的採算性(2)そのためのマネジメント手法(3)パートナーシップの存在が不可欠であるという。もともと、ごみ(無価物)に資源やエネルギーを見つけ、もったいないから資源・エネルギー(有価物)として使うことに「値打ち」があるからリサイクルするのである。価格に見合った有価物であるからリサイクルするのである。その「値打ち」があるかどうかを調べるのが、ライフサイクルアセスメントであり、グリーン・マーケティングなどの手法である。大阪では昔から「売り手よし、買い手よし、世間よし」のパートナーシップの伝統がある。これらの条件のもと、リサイクル感情に支えられたリサイクルからリサイクル勘定に支えられたリサイクルへ、資源循環経済への歩みを確固たるものにしなければならない。
                    【同志社大学経済学部 教授 郡嶌 孝】



●起業家群像(26)文:加藤 勝美(フリージャーナリスト)

【ビニールの特性を生かす〜永大化工 和田清光社長〜】

 敗戦後の貧しさをまだ引きずっていたころの昭和24年6月、人ナシ・物ナシ・金ナシのなか、丸和ビニール工業所を創業した。当時は、ベルトといえば、革、布、それとスプリングをつなぎ合わせたものしかなかったが、19歳の和田さん(昭和5年、大阪生まれ)はぴかぴかして、着色も自由なビニールに目をつけ、手作業でベルトに仕立て上げ、大阪は久宝寺町の用品問屋に卸すと、たちまち人気を博した。
 2年後には、自転車チューブの中古の押し出し成形機を改造して手作業から脱皮、もうけは一段と加速した。ただし、寒くなると割れてしまうので、あくまでも夏物。経営を安定化させるため、28年に工業用部材へ転身を図った。
 当時、洗機のパッキングにはゴムが使われていたが、持ち前の弁舌でビニールのメリットをアピールした。「ゴムより軽いので2割軽量化が可能。径年による割れが生じない。色付け可能」
 三洋電機の担当者と課長が来社し、15人ほどが働く小さな工場を見た課長が「うーん」とうなって、手をこまねいたが、結局、必要な全量を注文した。「あんなボロ工場に任せた三洋さんもエライ!」。その後、家電各社がビニールに切り替え、さらに冷蔵庫や掃除機のパッキングに。
 これで会社の基礎づくりが出来て昭和31年、株式会社に改組し、社名も『永久に大きくなる』という永大化工とした。
 折から、スチールデスクが出回り、あるメーカーが「アメリカではデスクの縁にビニールを巻いている、あれが出来ないか」と言う。ここで洗機のノウハウが生きる。必要な長さの90%のビニールをお湯につけてからはめると、縮む力が働いてピタッと収まり、のりも不要。設計段階から参加したので、これがまた一世を風び、「シェア99%でした」
 昭和46年、台湾の企業とジョイントベンチャーの話が出る。先方は車のマットを作っていたが、外見はゴムに近い。「あかん、日本ではこんなもん売れへん。じゅうたんでも引いたろ。真っ赤やったら、国会議員の気分やおまへんか」
 この時のセールストークは「じゅうたんで車が応接室として使えます」。車も高く売れるからディーラーも喜んだ。「モノは高いから売れへんいうことおまへん」と、呵々(かか)大笑の和田さん。
 ここまではうまく行った話ばかりだが、第1次オイルショック後には売り上げが23億円から13億円に激減、人減らしをした。ここで初めてトーンダウンして、「私の一生の汚点です」。それでも創業以来、赤字になったことはない。
 「浮利を追わず、は住友だけの家憲やおまへん。汗水垂らして得た金の方がいい」。バブル時代も株、土地には手を出さなかった。
 現在は、樹脂に木粉を混ぜたものがミサワホームの内装材として使われて好評だが、腐らないため水回りに使え、リサイクル可能であることから、流行のガーデニング用に目下売り出し中。
 「仕事が楽しい。酒は飲まず、ゴルフもせん。新地にも縁がないからつやのある話も出まへん」。
 ただ、個人所有の株式の値下がりで「目下大損中」とか。

【企業概要】設立=昭和31年、資本金=12億4100万円、従業員= 344人、製造品目=自動車用品・産業資材・生活用品など、平成7年11月に店頭公開、連絡先=大阪市平野区平野北2−3−9TEL:791−3355



●経営相談Q&A(45)【改正外為法とその影響】

【Q】来年4月施行される改正外為法のポイントとその影響について、海外取引、海外事業を中心に説明してください。
【A】現行の外為法では、外為業務は外為公認銀行を通さなければならないが、改正外為法ではすべて自由化されます。法人や個人が、内外の法人や個人と直接外貨で取引や決済ができるうえ、海外の銀行に預金口座を自由に開設できることになります。現在許可制のネッティング取引(海外取引先との債権、債務を相殺し、その差額を決済する)も自由化されます。したがって、貿易取引や海外事業における海外送金手数料が削減でき、輸出などで得た外貨を国内取引にも使えるため、為替売買手数料が節約できます。今後、金融機関の外為業務や両替業務において競争が激化されることから手数料の低下が予想されます。
 対外直接投資(外貨証券取得、外貨債権取得)は制限業種(真珠養殖業、繊維製品の製造業、皮革または同製品の製造業、武器、麻薬などの製造業、イラク、リビア向け投資)以外の一般業種については、現行の事前届出制を廃止して、事後報告制になります。対内直接投資は、現行どおり事後報告制が継続されます。
 外為業務が自由化されると、送金、交換手数料の削減、事務の簡素化、為替リスクの回避などメリットがある半面、為替リスクの管理を誤ると、為替差損を招くことになります。そのためには、為替相場や当該国の外為制策、金利、預金利子の源泉税率などの最新情報を常に入手することが大切です。なお、改正外為法が施行されても、海外取引や海外事業でその効力が十分発揮できるのは欧米先進国とシンガポール、香港などに限定されます。大半の発展途上国では、外為業務に対する法的規制や行政指導が行われています。たとえば、マレーシア、中国、ベトナムでは非居住者の外貨預金が規制されています。マレーシア、タイ、インドネシア、中国ではネッティング取引が禁止されており、マレーシア、タイ、中国、ベトナムでは居住者間の外貨建て取引が認められていません。
                   (経営相談室・庁勝TEL:944−6471)



●李鵬首相が来阪〜大商・府・市・関経連で歓迎会〜

 大商、大阪府・市、関経連の共催による李鵬中国首相の歓迎夕食会が15日、大阪市内のホテルで開かれた。
 山田勇大阪府知事が地元を代表して「今後も大阪が日中両国の結節点として友好交流に貢献できるよう努力したい」と歓迎の言葉を述べた。
 李鵬首相は「前回来阪したのは84年だったが、当時に比べ現在は高層ビルが立ち並び、美しい街になった。海上を埋め立てた関空も中国との距離を縮めるのに役立っている。今後も企業や民間レベルでの交流も含め、両国の友好関係が発展することを希望する」とあいさつ。1時間半にわたり和やかに懇談を行った。
 大商からは、堀田輝雄副会頭夫妻、井植敏・小池俊二両副会頭、橋本孝司貿易部会長、大野隆夫専務理事らが出席した。



●おわび

 11月15日号掲載の「会員情報プラザ」で、日中企業提携事務所の電話番号は「0729-92-0431」の誤りでした。おわびして訂正します。



●優良商工従業員 467人を表彰

 大商は19日、平成9年度優良商工従業員表彰式典を大商国際会議ホールで開催、大西正文会頭が、 467人の受賞者に表彰状と記念品の銀杯を授与した。
 本事業は、労使協調と従業員の勤労意欲向上を目的として昭和45年に創設、会員企業の中から満25年以上勤続し業績向上に貢献された方を対象に毎年表彰しているもの。
 昨年までは、商業と工業の2部門に分けて表彰してきたが、優良商工従業員表彰委員会(委員長=田中太郎・近鉄百貨店社長)の審議を経て、今年から被表彰者の具体的な貢献内容に応じて「優良技術」「優良創造」「優良指導」「優良行動」の4部門を設けて表彰した。
 式典では被表彰者の代表から、「事業主に感謝するとともに、今後も仕事に励み、業績の向上と後進の指導に努めたい」との謝辞が述べられた。
 なお、被表彰者を団員とする「東南アジア経済圏視察団」の一行28人は、タイとシンガポールを訪問するため、12月2日に出発することになっている。
(名簿は会社名による50音順・敬称略)

◎技術部門 231人
◆ア行
杉山勝行(淺沼組)有本和資(旭化学工業)中村哲夫(朝日木型製作所)石井清(アタラシ)香川昌夫(尼崎信用金庫)広瀬清(あめりか屋)平井悟(安藤)鎌苅達雄(安藤建設)高橋豊(イカリソース)川淵暁(石原ヒーター製造)川田浩司(石渡康三郎塗装店)野口睦夫(イズミフードマシナリ)高橋良一(イスルギ)土居勝夫(一冨士フードサービス)津田功魁(イトー)田口初巳(伊藤敏)野尻勝巳(イムラ封筒)芳野郁夫(伊豫鐵工)庄司健一郎(岩瀬コスファ)今井徳保(内田写真)寺光治(ウツエバルブ)吉田克己(瓜生製作)大明寛治(映機工業)出口雅夫(栄光時計)笠谷和男(英和)橘義夫(榎並工務店)高士喜一(エフ・エム・エス)島崎忠士(エムシー・インターナショナル)多久和孝一(大磯設備工事)楠部光男(大内齊茂商店)山口義雄(大阪旭産業)嶋木利治(大阪アサヒメタル工場)山本守正(大阪魚市場)福水俊夫(大阪化成)寺田浩二(大阪資生堂)北橋一郎(大阪錫器)内原豊(大阪装置建設)末森臻(大阪電気)清水誠(大阪ボイラー製作所)板垣保(大阪防水建設社)杉原義雄(大西製作所)川上厚治(岡總)南裕子(岡田化学)原見正彦(オザックス)村上昭彦(オックスフォード広島屋)
◆カ行
吉田稔(カイゲン)澤田一範(科学共栄社)江草清行(片山化学工業研究所)上泉幸雄(片山ストラテック)菅優(桂)古島修一(カナエ)湯川直人(カワタ)島田秀子(関西青写真)一色和正(岸野電気)馬代一夫(機動建設工業)清水広喜(木原医科工業)宮浦登(協同運輸)西田正義(京橋工業)由藤恵造(協和エクシオ)松田年計(協和紙工)北川治夫(極東製作所)谷州博(近畿アルミ)岸本忠(近畿コンクリート工業)福島末春(近畿配管)羽田修二(近鉄エンジニアリング)市川雅彬(近鉄モータース)南日出夫(きんでん)白政浩(国元商会)野間勇(クリエイティブ阪急)原功生(クリハラント)大野益夫(黒田電氣)境明徳(ゴウセイ)安居勝(宏電エテック)吉田弘(コーナン建設)堀達男(幸福銀行)岩永圭司(神戸屋)林英雄(興陽電気)大谷一義(寿精版印刷)入川義信(小松電気工業)上田邦彦(小山鋼材)木戸幸男(近藤鋼管)
◆サ行
竹田利実(坂井印刷所)高橋浩一(堺商事)橋本正海(サクラクレパス)古川隆(櫻宮化学)宝利一登(サトーセン)中澤澄夫(ザ・パック)岡本浩(三協製作所)増井清重(三社電機製作所)森川芳人(サントリー)前川勲(サンマル)水津浩一(山陽)井上稔(GS電池商会)西岡郁子(塩野義製薬)田中順弘(塩野香料)室町勝己(敷島製パン)中村守男(ジョー・ウェリー・インターナショナル)大江昌之(昭南電気)山中忠雄(昭和自動車工業)浅田恒夫(昭和電気)枡矢方孝(昭和土地開発)谷田清(白井松器械)浦木眞二郎(真生印刷)板橋岩男(新日本製袋)大津良一(新洋海運)西村幸三(スターライト工業)木谷拓治(スモカ歯磨)川口五郎(攝津電機工業)大阪谷計三(泉州電業)山口治男(双和設計工事)
◆タ行
坂上洋一(タイガーテクノ)山本一三(大氣社)田井誠二郎(ダイケン)秋吉大作(大水)森重和敏(大成化工)藤原宣昭(大電)田島明(ダイナガ)山崎義巳(大平産業)石津武司(大丸工業)中野俊幸(太洋鋳機)寺田孝(太陽ブリキ印刷)石川夫(大和製針)関本修(タカダ)福井鐵政(瀧定)芳仲茂(竹尾)橋本利治(竹中製作所)村上卓司(多田竹)養父忠夫(龍實商事)山本康寿(タナベウィルテック)渡邊雅洋(谷岡ドレス)藤原勇(谷田建設)鈴木君次(タンゴヤ)山本美津子(月星海運)真野文彬(津田産業)佐藤洋明(津田木材工業)門屋泰彦(寺内)村大次郎(寺崎建設)内藤幸子(電研工業)木下良明(トーア)尾広(トーベック)山畑喜代文(東洋シヤッター)川上一男(東洋紡ティピーエス)川畑諒一(東和組)中川信勝(トキワ精工)井村勝已(常盤薬品工業)高橋泰彦(外与)吹田勗(酉島製作所)
◆ナ行
福田勝義(内外インキ製造)菅野隆司(ナオタ情報通信)東文彦(直本工業)玉村修(長栄運送店)上野隆寿(中尾税務会計事務所)増田英幸(永坂シール印刷)道本和成(仲田興業)重石明(中村工業)藤戸功(中村塗装店)川京美(浪花組)高橋正純(浪速工業)丸木元伍(ナニワ電業社)門田登(鍋倉金属工業)石津哲平(南海辰村建設)水谷菊男(南地大和屋)作馬洋州(西川設備工業)松浦信義(西田工業)伊佐繁夫(西村黒鉛)坂田正英(西大和開発)春田弘之輔(ニチカン)田中道弘(日新化成)中川康廣(日新電機工作)大林彰(日繊商工)岸上澄子(日東商事)前田義久(日本カタン)細田新一(日本グリース)向井義人(日本建設)山田孝信(日本珈琲貿易)粉川光正(日本穀物検定協会)宮川保(日本紙管工業)今西俊一(日本テクノ)沢田武司(日本フエロー)中橋幸治(日本ペイント)星野範吉(ニューミュンヘン)若林実(野村工芸)
◆ハ行
中山茂男(白水貿易)細川逸郎(原田産業)谷口吉広(阪急不動産)久富木勲(ピーコック魔法瓶工業)明松田(ヒガシ運送サービス)釈尾幸光(非破壊検査)野中健二(樋屋製薬)大崎浩助(平田家具)森本忠史(廣瀬製作所)常広清隆(深田サルベージ建設)井正男(福井組)中村康雄(不二化学薬品)尾上勇(不二グラフィック)中洋二(冨士工)中島邦輝(富士工務店)盛口勝久(富士食品)福井国正(藤原鋼業所)岡村寛(扶桑薬品工業)田中豊実(古林工業)井上敏宏(寶船冷藏)稲原勝(豊和硝子)山口紀幸(ボルカノ)澤井敏夫(本郷電機)
◆マ行
中岡英博(松井工業)茨木秀男(丸神鉄工所)木下喜宏(マルホ)細江孝男(丸松貿易)木谷悦三(萬商)大西雪夫(三田理化工業)道場正(三井造船)山西賢宣(三越大阪店)富山常夫(三菱鉛筆大阪府販売)星野正晴(宮川化成工業)田辺勇(都島製作所)松本盛広(三好組)土井稔(睦通信)奥畠学(宗垣軽合金)
◆ヤ行
田中諭(八洲化工機)山岡幸治(安田薬品)眞砂次子(矢野昇弘税理士事務所)能登良己(山岡金属工業)加藤章(山本金属製作所)佐藤憲史郎(吉岡工務店)野口秀明(吉田機電)
◆ラ行
佐藤允(レジノカラー工業)浦井保徳(ロート製薬)
◆ワ行
三谷龍世(YKKアーキテクチュラルプロダクツ)藤原靖紀(ワイダ)桧垣愼二(和伸商事)

◎創造部門16人
◆ア行
福田弘(アトライズヨドガワ)向山孝(NTTプリコム)小山登(大阪亜鉛工業)中野外茂(小倉産業)
◆カ行
石井忠義(近畿配送サービス)植田茂(小泉産業)
◆サ行
岩永正夫(昭和丸筒)小島正市(鈴木合金)西村工(總田商行)
◆タ行
堀出鉄男(大英)上田勝也(高砂香料工業)山田博昭(多久製作所)
◆マ行
岡田日出明(ミヅシマ工業)
◆ヤ行
中西順太郎(山内泰産業)松野義一(好川産業)
◆ラ行
板床昭雄(立興建設)

◎指導部門 164人
◆ア行
田中義高(アイコム)織田信雄(アシックス)栗原勝(有光工業)西井守也(いづもや)浅井篤(イヌイ)白櫨一夫(井上孫)仲下幸治(ウエキコーポレーション)井村紀子(梅田製作)小山弘晃(ウメトク)前田実(梅彦)寺見勇(浦川工業)加奥成雄(榮光社)深田悦伸(エース)山本徹郎(尾家産業)片岡又一郎(大阪ガス)澤井辰男(大阪合同薬品)鈴木丞次(大阪神鉄豊中タクシー)清水克一(大阪製鐵)芥川駿平(大阪日産自動車)西井文世(鳳工業)江田忠義(大浪運輸倉庫)守本逸雄(置田運送)植杉正光(奥野製薬工業)
◆カ行
杢孝二(花外樓)小玉好一(片倉の鋼管)宮本俊治(カネヒラ鉄鋼)森宗将志(上組)大直澄(かんこう)杉山武(関西計器工業)坂田美行(関西テック)小倉基宏(関西連合)佐々木芙美子(キタイ)田畑富男(共栄電業)小林憲治(共ショウ)小合昇(共進産業)浅野俊之助(協成)田村秀雄(共和薬品)森田成男(清川)藤村清一(近畿容器)大川育代(近鉄観光)桑原卓美(薬ヒグチ)松下重信(久原製作所)松下正純(クボタ商店)盛井正彦(栗本鐵工所)小笠原一利(京阪電気鉄道)宇田川俊二(幸大硝子)松下昭義(鴻池運輸)山本恒夫(小島電気)野上清治(国光製鋼)小松原和男(小寺電業)
◆サ行
豊岡甲介(佐々木化学)西島鐵男(佐渡島)池田博敏(サワダ製作所)長谷川雅造(サンオーシャン)川見幸子(賛協社レーベル印刷)河村友之(サンヨー)橋本幸治(山陽資材)堀田春人(三和ダイヤモンド工業所)柴垣正俊(島川製作所)澄川秀幸(城陽ダイキン空調)杉本美和(新川電機)長嶋功(シンワ製作所)菱木治(スポーツニッポン新聞)高島久典(精研)増谷政幸(瀬尾高圧工業)諏訪園義一(瀬川工業)三浦謙二(ゼニヤ)緒方武久(セフラ)岡田安正(千成屋)村岡金之助(綜合警備保障)
◆タ行
鍋島武志(第一稀元素化学工業)堀井勝彦(大栄印刷紙器)広瀬章(大栄給食)木寺俊博(タイガー魔法瓶)今門武人(大乾)西田和秀(大幸建陶)岸隆彦(タイセイ)玉田徳男(大鉄工業)原田安冨(太洋工作所)瀬戸家幸子(大よし本店)高木永子(タカヤマ金属工業)山田光司(竹村公)竹中賢一(田島スチール)西尾毅(タツノ・メカトロニクス)柴田武(田辺製薬)三宅実(谷口商事)渡辺一代司(タブチ)池田武夫(タモツ自動車工作所)新倉英三(中央産業貿易)三好透(中部鋼管)中尾一(津田鉄工所)田中章明(テクノ・ナミケン)喜田耕三(寺崎電気産業)長浜良一(電響社)山之上正和(天泉三丘薬品)門田行弘(東平商事)田中久夫(東洋紙業)城戸昌章(東洋テック)田中耕二(トーワ)坂井誠一郎(十和商事)斉藤茂雄(特殊機化工業)酒田悦弘(特殊車輌整備工業)今宮稔(トヨシマ)
◆ナ行
川端寛(ナイキ)新原勇(中井エンジニアリング)楚和強(長岡香料)岩西千唐(永木精機)中島清治(永田製作所)天野和利(中山工務店)磯部満洲男(浪花建設)早野まゆみ(ナビオコンピュータ)竹内久直(二晃金属)田中敬(日本紙業)遠山紘(日本電気機器)平田邦次(日本バルカー工業)
◆ハ行
曽我部泉(八田印刷紙工)戸坂俊秀(早田紙工業)小川宏(阪急共栄物産)横崎二郎(阪急電鉄)伊澤克子(阪急百貨店)山本実(阪神ローレルフーズ)服部悟(繁和産業)熊本忠弘(光アルファクス)中野盛光(光電機製作所)乗本武(ヒグチ産業)小西雄策(ヒラカワガイダム)森田芳郎(福川建設)西好通(福寿信用組合)冨田靖人(福田商店広告部)平田英一(福西電機)角田勝美(フタバ)富田守(ブルーミング中西)相原弘臣(平和発條)森澤明(伯耆酪農商事)尾崎邦彦(北港運輸)竹内英樹(堀田公認会計士事務所)
◆マ行
富田庸之(松井製作所)山尾利幸(松崎)松村仁士(松下運輸)岡田操子(松菱)古中雅美(丸伊運輸)森本信義(丸十商事)井川俊雄(丸誠重工業)上谷孝弘(丸福商事)桑原貴成(丸米商会)富久恭行(美鈴紙業)谷口孝文(三星産業)宮美智子(ミハナ製作所)伊東日出夫(村信)井沢利貞(メディアート)新井孝道(森川製作所)大西高朗(森田運送)森本忠士(モリト)小谷照雄(モリリン)
◆ヤ行
川上清(矢野組)森本孝秀(ヤマガタ)南登代子(山崎テント)北尾長彦(ヤマックス)西岡成悟(山本珈琲)長田豊(ヤング産業)中西一夫(横手産業)西村健太郎(横浜鋼業)
◆ラ行
長谷川武治(LIHIT LAB)
◆ワ行
青木義彦(ワタベ)

◎行動部門56人
◆ア行
川田実(安達新産業)澤崎忠一良(アビコ印刷)浅川義春(イリエトレーディングコーポレーション)対馬晧(大阪北合同運送)川本英五(大阪紙器工業)伊藤良二(大阪市水産物卸協同組合)川村泰治(大阪美錠工業)川元良子(大阪鞄材)上田政治(岡秀)諸麥邦信(奥村組)
◆カ行
壷井和夫(河村)川口忠明(近畿日本鉄道)川上義夫(近鉄百貨店)中西繁夫(宏栄印刷)竹内幸男(小林薄鋼鈑シャーリング)
◆サ行
奥村壽夫(三新ガスエンジニアリング)蓬田栄徳(シボレー)藤田尚三(島建材)太田浩三(シンエー)留徹朗(信栄機鋼)中島剛(新大阪ステーシヨンストア)滝川秀雄(シンコールコーポレーション)谷本征勝(信用交換所)河間保次(住之江興業)田中計司(セイブ化成)
◆タ行
池田勇(千田)中田聰彦(増進堂受験研究社)杉村康弘(ダイニック・ジュノ)元村賢二(ダイハツディーゼル)松永真弓(多津美建築設計事務所)安間勝保(田中亜鉛鍍金)新田広治(タバイエスペック)片松昭司(田幡会計事務所)西本安治(朝陽電気)具志堅用善(鶴町製鈑)伊串要(テラシタ)東昇治(土佐紙業)
◆ナ行
渡辺勝己(ナニワネジ)宮前政春(ニシムラ)秦啓三(ニチコン)廣口昭夫(日産プリンス大阪販売)岸田薫(日星産業)今西文章(日本化学機械製造)坂口末夫(日本タクシー)
◆ハ行
島田昌年(バンドー)山根誠(ハンプオオタニ)日原久義(不二印刷)宮次政武(冨士産業)
◆マ行
永野吏(松井運輸倉庫)田中猛(丸山物流)松木譲二(丸和海運)若生篤信(ミカサ商事)野口和義(モモセ歯科商会)
◆ヤ行
香川人司(山崎電機商会)松岡安道(洋電社)
◆ラ行
村上憲司(ろうたりーぐるーぷ)



●商店街へいらっしゃ〜い【黒門市場商店街】

 黒門市場は大阪を代表する『浪速の台所』である。年末の5日間で、のべ75万の人出を見込む。威勢のよい掛け声と鮮魚は、歳末の風物詩の1つだ。黒門市場は近鉄日本橋駅の南東に総延長 580メートルにわたって続く。店舗数 172店の約50%を生鮮食料品店が占める。「黒門へ来れば何でも良い品がそろう」と同商店街振興組合事務長の飛田智氏。売り上げの60%が業務用という、プロ推奨の商店街でもある。
 1日約1万8000人の利用があるが、近年は顧客の高齢化が目立ち、新たな顧客獲得が課題となっている。そこで毎週土曜日を午後7時まで開店する試みを、一部店舗で今月より始めた。「若い主婦の利用が増えた」と、出足は好調だ。鮮魚のイメージが強い黒門市場だが、青物・飲食・衣料など、鮮魚以外の店舗も以外に多い。特に衣料品は女性向けの店も多く、波及効果で他店舗にも若い顧客が増えつつある。
 毎月のイベントやスタンプ事業の利用は、8割が近所の主婦。遠方からの来客も多いが、「大切なのは地元のお客様」と、飛田氏は強調する。地元中学生による体験販売研修や、近接する高津神社の祭への積極的な参加など、地域に主眼を置いた活性化を目指す。
 一方で、顧客獲得に向けてざん新な試みも進行している。「買い物ツアー」と銘打って、観光バスでの団体客の誘致に取り組んでいるほか、吉本興業の花月見物とタイアップした、定期的な買い物ツアーも計画中。地域密着を図りつつ、観光の視点からも顧客を開拓する−−黒門市場を通じて、新たな商店街活性化のあり方が見えてくる。
                                    (小山)
<メモ>黒門市場商店街振興組合TEL:631−0007 理事長=網干輝雄



●お知らせ

◆雇用ネット大阪フォーラム
 「『日本の会社』大改革物語〜それはイントラネットから始まった」をテーマにジャパン・リンク社長の松本徹三氏が講演。11月28日午後2時30分〜4時30分、KDD大阪ビルで。無料。定員80人。
◎雇用促進事業団TEL:264−2361

◆財形融資制度
 財形貯蓄取扱金融機関に貯蓄された財形貯蓄を原資として、財形貯蓄を行っている勤労者に対し、住宅取得資金(持家転貸融資)や教育資金(教育融資)として融資します。
◎雇用促進事業団TEL:264−2363

◆江蘇省対外経済技術合作洽談会
 同省人民政府、中国国際貿易促進委員会などが主催。日本や世界各国との経済協力関係促進を目的に機械・化学工業や農業、食品など 532項目の商談会を開催。12月1〜13日、江蘇省南京市の希爾頓国際大酒店で。
◎鍾山TEL:533−3134

◆ '97ビジネス・ソリューション・フェア・イン・関西
 「より広範囲な情報の活用」を主眼に、各企業の幅広いニーズに応える複合的情報技術の最新情報を提供する。12月3・4日午前10時〜午後5時、マイドームおおさかで。
◎同フェア事務局TEL:346−2541

◆研究会「加齢工学」開催
 人間生活工学研究センターでは、高齢者データベースの構築を目指した実計測の開始を機に、人間の加齢をどのように工学に取り入れていくかといった観点から、研究会「加齢工学」を発足します。同研究会では、高齢者の特性を製品や環境にどう生かしていくかを探ります。12月3日午後3時〜5時30分、大阪全日空ホテルで。無料。定員 100人。
◎同センターTEL:346−0234

◆第49回人権週間
 法務省と全国人権擁護委員連合会では、12月4〜10日を「第49回人権週間」と定め、国や地方自治体、関係団体などと協力し、全国的に人権思想の普及高揚を図るための各種行事を実施します。

◆日経経営トップセミナー
 「大変革期を勝ち抜く企業経営」をテーマに、作家の渡辺淳一氏や関本忠弘・日本電気会長らが講演。12月4日午前10時30分〜午後5時45分、ホテルニューオータニで。
受講料42,000円。
◎日本経済新聞社企画事業部TEL:943−7111

◆バリアフリークリエーション '97〜E&Cプロジェクト関西活動発表会
 関西の人たちにバリアフリーへの理解を得るため、過去1年半の活動内容を発表する。<展示会>12月5・6日午前10時〜午後5時(6日は午後4時まで)、<発表会>12月5日午後2〜5時、いずれも大阪南港のATCで。発表会資料のみ有料。
◎同プロジェクト関西事務局TEL:441−0033

◆守ろう!最低賃金
 最低賃金は全産業の労働者に適用され、労働条件の改善、向上に重要な役割を果たしています。このほど本年度の最低賃金が改正決定されましたので、企業の方々もこの決定を遵守していただきますようお願いします。
◎大阪労働基準局賃金課TEL:949−6506

◆第7回放射線利用総合シンポジウム
 大阪ニュークリアサイエンス協会主催。多くの分野で放射線の産業利用が、通常化している現状にてらし、広く企業の方々に放射線の新技術とその利用の実態を知ってもらうために開催。1月27日午前9時50分〜午後5時30分、たかつガーデンで。参加費=一般7000円、同協会会員5000円。定員 120人。
◎同協会TEL:262−6540

◆レピンコンクール出展企業募集
 フランス発明家協会主催。同コンクールは 100年近い歴史を持つもので、いまではパリ見本市の核となるフランスで最も著名な展示会に発展しています。現在、コンクール出展とカタログブース参加者を募集しています。また大統領賞など、数十種類に上る賞も用意。平成10年4月29日〜5月10日、パリ市南部のポルト・ド・ベルサイユで。出展料は個人は無料、企業は4400フラン(約88,000円)〜。出展業務代行制度あり(有料)。申込締切日平成10年1月31日。
◎同事務局TEL:271−2383



●【ショーウインドーコンクール】おしゃれな作品そろう〜御堂筋の沿道企業が参加〜

 大阪21世紀協会と大商が共催する「大阪ファッション・ストリート・フェスタ '97」のイベントの1つ、ショーウインドーコンクールの表彰式が、このほど大阪市内で行われた。
 ショーウインドーコンクールとは、豊かな都市景観と文化の香り漂うファッショナブルな環境の創造を目的に、毎年秋に御堂筋の沿道企業がショーウインドーをディスプレーし、その出来ばえを競うもので、今年は10月9日から今月12日まで展示された。
 通商産業大臣賞には、地球温暖化防止京都会議の開催にちなんで、クリーンで豊かな世界を演出した大阪ガスの「Pure dance(ピュアダンス)」が選ばれ、同時に市民による人気投票で市民人気大賞も受賞した。
 このほか、大阪21世紀計画グランプリには竹中工務店と三菱信託銀行大阪支店の「WONDER−CUBE 21」が、大商会頭賞には阪急三番街の「Be Wild」がそれぞれ選ばれた。



●ペルー貧困対策募金にご協力を

 現在、ペルーにおける貧困問題は極めて深刻で、児童の栄養不足や衛生事情の劣悪さ、青少年の教育機会の不足など、ペルー社会にさまざまな悪影響を及ぼしています。
 また、先般起こった在ペルー日本大使公邸占拠事件も、貧困問題に端を発したゲリラ活動によるものと言われています。
 同事件解決に尽力したホアン・ルイス・シプリアーニ大司教も「日本の人たちの小さな善意が、ペルーから暴力を無くす」と、貧困撲滅へ日本の支援・協力を強く訴えています。
 日本でも「地球ボランティア協会」が窓口となり、資金援助を通じてペルーの貧困対策解決を図る「ペルー貧困対策プロジェクト」を展開しています。
 大商も同プロジェクトを支援するため募金活動を実施しています。皆さんのご協力をお願い致します。
【問合せ】国際部TEL:944−6400



●一般健診、人間ドック

 大商は会員サービス事業の一環として、医療法人崇孝会・長堀分院と提携し、一般健康診断(法定項目)や成人病総合健診、2時間人間ドックを実施しています。受診申込は随時受け付けていますので、疾病予防のためにもぜひご受診下さい。
 なお希望により、一般健康診断は50人以上、成人病総合健診は30人以上まとまって受診される場合は、検診車による事業所訪問も行っています。
【診断日】毎週月〜土曜日
【診断場所】崇孝会・長堀分院(中央区島之内)TEL:252−6750
【問合せ】会員サービス課TEL:944−6253



●【大阪府育英会】奨学基金を募集中

 大阪府育英会では、奨学基金(学生・生徒への奨学金の貸与)を拡充するため今年12月、来年1月を奨学基金拡大強化月として、奨学基金を次のとおり募集しています。
 みなさまの温かいご支援をお願いします。
【申込期間】期間中随時
【税法上の特典】法人からの寄付金は法人税が、個人からの寄付金は所得税がそれぞれ軽減されます。
【賞詞】個人・法人とも10万円以上の寄付者には、同会会長の感謝状をお贈りします。
【問合せ】同会総務係TEL:357−6271



●会員映画会へご招待〜「北京原人」に先着 650人〜

 2001年、若き天才科学者により、50万年の時を越え、北京原人がよみがえる。現代人の何倍ものパワーをもつ原人を我がものとするため、各国の大諜報戦が始まる。各国のエゴに巻き込まれた原人たちの未来は…。SFX技術を駆使し、原人と現代人との心の交流を描く注目のエンターテインメント巨編「北京原人Who are you?」(東映提供=写真)の試写会に大商会員の皆様 650人を無料ご招待。
【主演】緒形直人
【監督】佐藤純彌
【日時】12月10日午後6時30分〜8時30分
【場所】大商国際会議ホール
【申込方法】往復はがきに会員番号、住所、会社名、氏名、人数、電話番号、返信用にもあて名を明記のうえ、〒540中央区本町橋2−8 大阪商工会議所会員部 会員映画会係までお送りください。先着順で招待状をお送りします。
【問合せ】会員サービス課TEL:944−6253



●会員手帳を配布〜大商事業広く掲載〜

 98年版会員手帳が完成しました。大商の会員サービスをすべて掲載した大変便利な手帳です。会員企業(特定商工業者は除く)の皆様に、無料で配付しますので、ご活用下さい。また、98年版会員ホテル優待利用券も配付します。【配付冊数】1会員1冊、先着3000人【窓口での配付】会員サービス課・各支部で10日から配付。会員確認のため会員証をご持参下さい。【郵送での配付】はがきまたはFAXで「会員手帳希望」と記入の上、(1)会員番号(本ニュース送付DMシール右下のKで始まる番号)(2)会社名(3)送付先役職氏名(4)送付先郵便番号・住所(5)連絡先電話番号(6)ホテル優待利用券希望の場合は「利用券希望」と記入の上、大阪商工会議所会員サービス課までお送り下さい。【あて先】〒540大阪市中央区本町橋2−8
【FAX】944−6527【発送】お申込みから発送まで2週間ほどかかります。
【問合せ】会員サービス課TEL:944−6253



●『 '98チェンバーカレンダー』ただいま好評発売中!

 関西経済人がかいた、風景・静物、人物など季節感あふれる絵画を用いた '98年版チェンバーカレンダーを、大商地下1階売店で好評発売中。 515ミリ× 245ミリ、12枚もの。便利なメモ欄、6曜星を記載。1部 750円(消費税込み)
◎売店TEL:944−6566



●大商セミナー

▼以下の問い合わせは企業研修部 研修担当TEL:944−6422へ。
【経営者・経営幹部のためのビジネス法務講座】
 全6回シリーズの第5回目は「企業秩序の維持と人事・労務問題」がテーマ。(1)企業秩序と組織(2)就業規則と日々の人事・労務管理(3)能力主義と人事考課(4)特殊な雇用契約について講義。11月26日午後2〜5時、大商会議室で。講師は弁護士の爲近百合俊氏。最終回は「企業をめぐる紛争とその解決手段(手続き・機関)」がテーマ。弁護士の役割と選任についても解説。12月4日午後2〜5時、大商会議室で。講師は弁護士の山本健司氏。受講料(各回)=会員15,000円、一般18,000円。定員各40人。

【平成9年度緑化貢献者表彰式・講演会】
 昭和50年から実施している大阪市内の緑化に寄与した企業・団体を表彰する制度。今年も7社(団体)に対する表彰式と、「森の資源、緑の資源〜インドネシアの森林災害は何故おこるのか?」をテーマに講演会を開催する。12月17日午後3時〜、大商会議室で。講師は木材産業研究所所長の佐治成男氏。無料。定員 100人。
◎プロジェクト推進部TEL:944−6333



●支部セミナー

◆サラリーマンの年末調整と住民税
 阿倍野支部主催。12月4・5日午後1〜3時、阿倍野産業会館で。講師は経営指導員の橋本善弘。無料。定員30人。TEL:629−2121