2014年10月21日

春秋航空~関空から飛び立とう(1)

 今月4日に開港20周年を迎えた関西国際空港。その関空から中国への就航都市数は21と全国の空港の中で最も多い。今回は、関空から上海、武漢、天津、重慶への4つの路線の直行便が就航する中国初の格安航空会社(LCC)である春秋航空を紹介する。

  春秋航空は2005年、上海に本部を置く春秋グループの傘下に誕生した。母体である春秋国際旅行社は1981年に2平方メートルの事務所からスタート。現 在では、中国で売上高1位の旅行会社までに成長してきた。「自分の顧客を自分で運ぼう」「どなたでも気軽に飛行機を利用できるように」という発想と情熱か ら、春秋航空は発足。以来、親会社の強みを生かしながら急成長を遂げ、今では、エアバスを42機所有し、中国国内56路線、国際17路線を運航している。 中国国内では、「庶民に愛されるエアライン」と呼ばれ、特に利用者の70%以上を占める若者から高い人気を博している。

 春秋航空の日本 への参入 は10年の上海―茨城間の就航で、同社にとって初の国際線就航となった。以来、上海から高松や佐賀、関西と着実に路線を増やし、高品質のサービスとコスト の優位性に、優れた旅行コンテンツも加え、地道に日本での実績を積み上げてきた。関空から上海へのフライトは平日片道3000円で気軽に利用できる。

  今年7月には、訪日中国人の増加傾向と日本国内の潜在的なニーズを見据え、関空から天津と武漢、重慶へと一気に3つの直行便を就航させた。武漢周辺には、 世界遺産武陵源や三国志ゆかりの地、荊州、また重慶周辺にも、世界遺産九寨溝、黄龍、武隆、大足石窟をはじめ、観光資源は豊富。航空券と世界遺産めぐりの 就航記念ツアーは、関西から約360人が参加し、好評を得た。

 春秋航空は今後も、日本政府が掲げる「観光立国実現~インバウンド 2000万人」 に呼応して、日本市場重視の戦略のもと上海、日本(関西空港と成田空港)を拠点に、路線を維持・拡充し、中国国内および東南アジアをつなぐネットワークを 構築し、「フライト+旅行」という強みを生かして商品展開をしていく。

◆運航案内
  <路線>         <運航曜日>
 上海―関空      毎日(月水土は2便)
 天津―関空        火木金日
 武漢―関空        火木金日
 重慶―関空         月水土

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重慶周辺にある世界遺産の武隆

大商ニュース 2014年9月10日号より抜粋

投稿者 panda | 2014年10月21日 12:26


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