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2010年2月19日
労働契約法施行後の中国
2月15日、中国人事労務セミナーを開催しました。
「労働契約法施行後新たに公布された全法令の概観と新時代の労務管理」をテーマに、
弁護士法人キャストの代表弁護士・税理士の村尾龍雄先生よりご講演頂きました。
法律の解釈にとどまらず現地の実情もふまえて、分かりやすくお話をいただき、
参加者のみなさまにも満足いただけたようです。
無固定期間労働契約の締結については、労働契約法施行前には、
契約見直しの機会は企業の側には何回あるのか、1回なのか、2回なのか
見解が分かれていましたが、村尾先生が現地で確認した結果、見直しの機会は
1回であり、2回目の契約締結の際には、原則、無固定期間労働契約を締結
しなければならない、ということが分かったそうです。
もう一つ印象に残ったのは、村尾先生が「今はまだ、消費爆発前夜」と
仰ったことです。
そう言えば、今、春節(旧正月)のお休みで来日した中国人観光客が
家電量販店で数十万~100万円単位でお買い物をしているという報道も
ありました。
これがまだ序の口で、本格的な消費ブームはこれからだとすると、
いよいよ本腰を入れて中国への販路開拓に取り組まなければいけません。
のっぽパンダ
投稿者 panda | 2010年2月19日 14:15