2010年1月19日

BOPビジネス

 最近、近い将来伸びるビジネスとして「BOPビジネス」という言葉を聞くよ
うになってきました。BOPとは「Bottom of the Pyramid」 または
「Base of the Pyramid」の略で、概ね購買力平価でみて年収3000ドル
ドルまでの人々を指し、世界で40億人がこの層に含まれます。市場規模
では450兆円にも及ぶ巨大な層をを対象に、援助ベースでなく継続的に
利潤をあげ得るビジネスベースで事業を開発、実行し、ビジネスを通じて
雇用拡大、貧困の減少、ひいては途上国の成長につなげようとする取組み
がBOPビジネスと呼ばれています。

 この分野では、2000年前後から欧米企業が国連などの支援を受けて先
行して取組んでいるほか、日本においては、昨年から経済産業省が本格
的に推進に向けて動いています。またJICA(国際協力機構)は、来年度か
らBOPビジネスへの支援制度を実施することになりました。

 先日発表されたその制度の骨格によれば、BOPビジネスに取り組む日本
企業に対して、情報収集段階から実施まで1社最高5000万円までの支援
を行うとのこと。先日大阪で開催されたJICA主催によるBOPビジネスセミナ
ーでは150人の会場が満席、東京では300人の会場が満席になる関心の
高さでした。

 具体的にどのように企業が取り組めるのか?とくに中小企業の取組み方は?
など、まだまだこれから勉強が必要ですが、日本企業がグローバル市場で
利益をあげつつ、国際社会への貢献にも取り組む枠組みとして要注目です。

修行パンダ

投稿者 panda | 2010年1月19日 16:24


当サイトの運営・管理および情報の掲載には細心の注意を払っておりますが、掲載情報の妥当性や正確性を保証するものではなく、一切の責任を負うものではありません。当サイトの情報を使用されたこと、またはご利用になったことにより生じるいかなる損害についても責任を負うものではありませんので、ご注意下さい。