<< 第1回 (株)華鐘コンサルティング (その1)| ブログトップページ | 「体に感謝」~心に残ったお話シリーズNo.6 >>
2008年9月18日
第1回 (株)華鐘コンサルティング(その2)
のっぽパンダ:
コンサルティングで心がけていることは何ですか?
楊部長:
現場でお困りの企業のお客様をサポートするには、法律の解釈も当然重要ですが、それ以上に、現場で当面する問題をどうやって解決するか、方針を立て、中国語の書類を作成し、交渉する部分が大切です。グループ130人の力をあわせて「実務に強い責任あるコンサルティング」をしていきたいですね。
のっぽパンダ:
中国ビジネスに取り組む日本企業へアドバイスをお願いします。
楊部長:
政府の組織は縦割りで、工商行政管理、税関、税務など部門ごとに見解が違うことが多いので、「中国の政府当局はこういっている」ではなく、どの部門の人がどういう立場で言っていることなのかを整理して考えてみてほしいですね。
また、自社で現地法人の運営をすべてみるのか、あるいは本業に専念するために周辺業務はアウトソーシングするのか、業務の性格を見直して、上手に外部の専門家集団を活用することも大切ではないでしょうか。
~インタビューを終えて~
楊部長は小学校から大学まで日本で教育を受けただけあり、流暢な日本語で分かりやすくお話いただきました。
学生時代は、たまたまボディービル部の部長と寮で同室になったのが縁でトレーニングをはじめ、1997年全日本学生ボディービル選手権で優勝したそうです!背中・脚の筋肉の美しさと柔軟性が評価されたのだとか~。写真は選手権の「演技」の様子です。(楊部長提供)
すごい筋肉!!!
日本企業のサポートに超多忙な毎日を送る楊さんですが、疲れた日も24時間営業のジムに行ってトレーニングをすると、スッキリするそうです。タフな仕事をやり遂げるには、トレーニングで体を鍛えることが大切なのですね。そんなお忙しいなか、インタビューを受けてくださり、ありがとうございました!
日本の対中投資は2005年の65.3億ドルをピークに、2年連続で20%以上減少し、対中投資ブームは一巡したと言われていますが、世界の対中投資は2006年に若干減少したものの、2007年は過去最高の826億ドルに達しています。(出所:日中投資促進機構)
華鐘さんへのご相談も2~3割は新規の進出、大商中国ビジネス支援室に寄せられた相談でみても新規進出についてが約1割を占めており、中国への関心は根強いものがあります。
(株)華鐘コンサルティングのホームページはこちら
のっぽパンダ
投稿者 panda | 2008年9月18日 13:22