2007年12月 3日

横浜探偵物語(3)

さぁ、もう時間がない。お祖父さんの会社のあった場所へ急ごう。

司書にお礼をいうと資料館を後にした。再びタクシーを拾って、住所の番地へ。最初に行ったYMCAとちょうど反対側。そこにあったのはYWCAだった。MとWの違い!まるで、漫才のオチのようだ。思わず笑ってしまった。

マイケルは記念写真をとり、想いにふけっている。「90年前、自分のお祖父さんが、今いるこの場所に会社を興した。異国の地で、笑い、泣き、困難をのりこえ、足跡を記した。」 どんなに想像力をかきたてられるだろう。そこにいたのは、時間にして10分ほど。ホテルへ戻るタクシーの中、3人で喜びを分かち合い、わずか2時間の間に成しえたことの大きさに驚きと感謝を口にした。私たちは本当に「グッド・チーム」だった。

数日後、シカゴに戻ったマイケルからお礼のメールが届いていた。パーティーでの会話が、家族の足跡を訪ねるお手伝いにつながった。突然にふってわいた『横浜探偵物語』はハッピーエンドで幕を閉じた。

不思議パンダ

投稿者 panda | 2007年12月 3日 14:47


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