2003年に政府は2020年までに指導的地位に占める女性の割合を30%にする目標を掲げましたが、未達成となりました。
2020年に取りまとめられた「第5次男女共同参画基本計画」では、新たな数値目標(2020年代の早期に30%程度)が設定され、
大阪商工会議所も同目標の達成を後押ししていくことが必要となっています。
大阪商工会議所は2022年度に「活躍する女性リーダー表彰(愛称:ブルーローズ表彰)」を創設し、同年度46名、2023年度38名を表彰しました。
また、2016年度から2020年度まで実施した「大阪サクヤヒメ表彰」をあわせると、表彰した女性リーダーは合計311人となりました。
受賞者は、ロールモデルとして自身の経験を紹介することで後進の育成に貢献いただいているほか、業種・職種の枠を超えた幅広い交流ネットワークを構築し、
自発的にSDGs達成や2025年大阪・関西万博の機運醸成に向けた取り組みを行うなど活躍の場を広げています。
本年度も同表彰を継続実施し、企業における女性の役員・管理職登用への取り組みを推進するとともに、
ロールモデルの紹介や女性リーダーのネットワーク構築を促進します。