2014年09月27日 09:43

現役企業家をお招きし、『講座・企業家学』秋季講座スタートです!

こんにちは、あか吉です。

「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、まさにその通り。

お彼岸も過ぎ、オフィス街を歩く人たちの装いも半袖から長袖へとかわってきました。

季節は急ぎ足で秋本番に向かっています。

 

さて、某テレビ局の朝の連続ドラマの新シリーズが9月29日から始まります。タイトルは「マッサン」。

これは、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝氏とその妻でスコットランド人のリタさんをモデルにしたお話。

企業家ミュージアムの展示企業家であるサントリーの鳥井信治郎のもと、当時の寿屋で日本のウイスキーづくりに心血を注ぎ、後に北海度の余市でニッカウヰスキーを創業した企業家です。

あか吉は予告編を見ただけで、明治・大正・昭和の大阪で新しいビジネスを生み出そうと挑戦し続ける企業家たちの息吹を感じ、ワクワクしています。

皆さん、毎朝、企業家から元気をもらって、一日を充実したものにしましょう!!

 

さて、企業家ミュージアムでは、そういった企業家たちについてより深く学ぶ講座『講座・企業家学』を2013年6月から、毎年春と秋に開催しています。

 

今までご紹介した企業家は既に20名余。

講座がスタートした昨年の春講座(6月)は「飲食品」をテーマに、鳥井信治郎と佐治敬三(サントリー)、安藤百福(日清食品)、大社義視(日本ハム)、藤田田(日本マクドナルド)、磯野長蔵(キリンビール)、樋口廣太郎(アサヒビール)、そして江崎利一(江崎グリコ)をご紹介。

洋酒、ラーメン、ハムにお菓子、そしてハンバーガーまで、日本の多様な「食文化」を築いてきた企業家をとりあげました。

 

秋講座(11月)は「家電」の切り口で、松下幸之助(パナソニック)、井植歳男(三洋電機)、早川徳次(シャープ)、高橋荒太郎(パナソニック)、中川懐春(松下冷機)、山田晁と井上札之(ダイキン工業)、そして稲盛和夫(京セラ)。

こうしてみると、関西の企業が日本の家電産業を支えてきたといっても過言ではありませんね。

 

第三期の今年の春講座(6月)は「エンタメ産業の創造と関西の企業家」というユニークなテーマ。取り上げた企業家も多岐・多彩にわたりました。

今年百周年を迎えたタカラヅカ歌劇創設者の小林一三(阪急電鉄)、そしてタカラヅカをお手本にしたといわれるAKB48の秋元康。日本独特の文化であるカラオケに携わった人たち、ゲームの任天堂、さらにお笑いとえばよしもと!

人々が音楽や笑いなどをとおして幸せになる世界を演出してきた企業家たち。各回の講演も本当に楽しい内容でした。

 

そして、11月にスタートする秋講座は「日本の流通―伝統と革新」!

お客様のニーズを先取りし革新をし続けてきた「流通」の先駆的な企業家を取り上げます。

今回は、斯界の研究者に加え、実際に企業家として活躍されている三越伊勢丹ホールディングスの石塚邦雄会長や、きもののやまとの矢嶋孝敏会長にもご講演いただきます!

多様化する流通業界の今後を展望するためにも、日本の流通業界を築いてきた先人たちのお話をぜひお聞きください。

現在、参加者を募集中です。下記URLからお申込みください!皆さまのご参加をお待ちしております!!

http://www.osaka.cci.or.jp/b/pdf14/kgk2014.pdf

投稿者 museum | 2014年09月27日 09:43