2009年08月21日 13:14

考;大阪弁

「ボケてはいけない」とニンテンドーDSで脳トレに励む、あか吉・・・

脳トレを極めていくと、足し算・引き算を音声で答える問題に遭遇しますが、勢いよく「いち、よん、ご」と答えても、DS、全く反応せず・・・

なんで???

原因は、あか吉の大阪弁にありました(泣)。
ちなみに標準語っぼく、アクセントをつけず平板に発音すると気持ちよく反応してくれます。
その話をすると、りょく吉が
「京都の会社が作っている製品なのに・・・」
とオチをつけてくれました。

さて、大阪人が標準語をしゃべるのは平板に発音するとそれっぽく聞こえますが、逆は難しいですよね。
大阪検定の公式テキスト「大阪の教科書」にも同じようなことが紹介されておりまして(P15ご参照)、東京では「塩ラーメン」も「味噌ラーメン」もシオラーメン、ミソラーメン(下線部をひいた部分を高く発音します)ですが、大阪弁はシオラーメン、ミソーメンだそうで、同じラーメンなのにアクセントが違います。

さらに!

単語の始まりが高いものを高起式アクセント、低いものを低起式アクセントというそうですが、この高起式と低起式の区別があるのは大阪や京都など近畿地方の中央部の特徴だそうです。

また、「大阪の教科書」によると(P16ご参照)、大阪には子音を丁寧に発音しない傾向がある一方、母音は東京よりもむしろ丁寧にいうのだそうな・・・

たとえば、あいさつの「おはようございますー」。
大阪では最後の「u」を伸ばし気味にいいますが、東京などでは最後の「u」を消してgozaimasのようになるそうです。
「血(ちぃ)」「歯(はぁ)」「目(めぇ)」のように、共通語でカナ一文字で書く語はふつう伸ばしていうのも、大阪弁の大きな特徴なのだとか・・・。

ムムムっ・・・大阪弁って、奥が深~い!!
たかが大阪弁、されど大阪弁ですね。

あか吉

投稿者 museum | 2009年08月21日 13:14