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シンポジウム「~小さくても勝てる~万博挑戦者と、中小企業・日本の未来を探る」

大阪商工会議所×日本経済新聞社 共催シンポジウム
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184日間にわたる大阪・関西万博が閉幕したいま、万博がもたらした中小企業・スタートアップの挑戦の機運や、海外とのビジネス交流などといったレガシーを、今後の躍進につなげていくことが重要です。

一方で、中小企業・スタートアップの経営環境は、人手不足、人件費の上昇、原材料費の高騰、価格転嫁の遅れ、社会課題の複雑化など、一段と激しさを増す荒波のなかにあり、前例に捉われない、柔軟な経営が一層求めらています。

本シンポジウムでは、最新の企業経営理論で著名な、早稲田大学の入山章栄教授から「国内外情勢の変化と中小企業の生きる道」と題して講演いただくほか、壁を乗り越え、好機を逃さず、”小さくても勝てる”企業の経営者としてご活躍の4名をお招きし、万博で獲得したもの、挑戦のエンジンとなった各社の戦略、ポスト万博で重視したい取り組み等について議論します。

ご関心のみなさまは、奮ってご参加ください。


【キーワード】
#ポスト万博 #中小企業経営  #働き方改革 #ダイバーシティ経営 #外国人材活躍

開催日時

2025年11月18日(火)

開催時間 等

15:00~17:30
※17:00~17:30は名刺交換会

場所

大阪商工会議所 7階 国際会議ホール
x 地図情報はこちら

対象

全対象向け

主催

日本経済新聞社大阪本社、大阪商工会議所

後援

公益財団法人大阪産業局

参加費

無料(会員・一般とも)

登壇者紹介


基調講演
「国内外情勢の変化と中小企業の生きる道」


早稲田大学大学院経営管理研究科 早稲田大学ビジネススクール 教授
入山 章栄 氏

慶應義塾大学卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了。三菱総合研究所でコンサルティング業務に従事後、2008 年 米ピッツバーグ大学経営大学院より Ph.D.(博士号)取得。 同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクール助教授。 2013 年より早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール准教授。 2019 年より教授。専門は経営学。国際的な主要経営学術誌に論文を多数発表。メディアでも活発な情報発信を行っている。


業種の壁を越え複数社と共創した「宙に浮く靴」を万博に出展!

株式会社リゲッタ 代表取締役/靴職人
高本 泰朗 氏

1975年大阪市生野区生まれ。高校卒業後、靴づくりの修業を経て家業に戻り、家族5人で営む下請け業からメーカーへと転身。2005年には下駄の履き心地を現代の靴に取り入れた「リゲッタ」ブランドを立ち上げ、現在では世界10か国以上で展開している。2011年に父から事業を承継。生まれ育った生野区で履物づくりによる地域活性にも尽力しており、区役所との包括連携協定を結び、地域とのつながりを深めている。会社活動を通じ、社員全員で策定した経営理念「楽しく歩く人をふやす」の実現を目指している。2025年には、靴づくりの技能が評価され、厚生労働省より「現代の名工」として表彰を受ける。
万博に出展した「宙に浮く靴」は各種メディアを通じ多くの注目を集めるなど、いま話題の企業。


革新技術による「テーラーメイド人工骨」「人工ルビー」を万博に出展!

大阪冶金興業株式会社 代表取締役/工学博士
寺内 俊太郎 氏

1943年生まれ。1966年関西大学工学部金属工学科卒業、同年大阪冶金興業株式会社入社。1969年欧米熱処理技術視察団へ参加。この際に米国製真空熱処理炉の導入を決意し、当時国内初含め5基の真空炉を輸入、現在の大阪冶金興業の礎を築く。1971年関西大学大学院金属工学専攻博士課程単位取得。1995年大阪冶金興業(株)から現職。2012年関西大学大学院博士(工学)学位取得。大阪商工会議所常議員、同北支部長ほか。
熱処理の熟練技術を武器に、大学と共同で核融合炉の実験炉を開発し、人口ルビーを実現。月面探査機の着陸システム開発にも関わるなど、飽くなき探求を続ける。


社員半数が外国人!多文化共生企業を実現 ものづくりの魅力を発信する企画で万博出展!

株式会社三栄金属製作所 代表取締役会長
文 敬作 氏

1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立城東工業高等学校卒業後、三栄金属製作所に家事手伝いとして入社。1988年、会社を率いてきた父が倒れたことから、代表に就任。2006年に法人化し、株式会社三栄金属製作所代表取締役。2007年にベトナム人実習生を雇用したのち、2013年にはベトナム国ロンアン省で現地法人を設立。2020年には橋本工機株式会社をM&Aにより傘下に収める。2025年6月から現職。
大阪の廃業する町工場を譲り受け、ベトナム人社員と日本人社員を調和させることで大阪の町工場を存続させることに取り組んでおり、工場は国内で9箇所。外国人社員が生涯働き続けたい会社の実現に向け、愛情にあふれる制度設計を実践している。


ダイバーシティ経営で変化に対応する会社をつくる「ものづくりなでしこ」代表としても万博で発信!

富士電子工業株式会社 代表取締役社長
渡邊 弘子 氏

大学卒業後アパレルメーカーを経て高周波の熱処理設備製造及び受託加工の事業を扱う富士電子工業株式会社に入社。総務、営業を経験し、1998年取締役、1999年常務取締役を経て、2008年から現職。業界の女性社長としてはめずらしく業界団体の役員などにも従事し、2023年には熱処理業界団体(一社)日本金属熱処理工業会 会長に就任。社業だけでなく、業界全体の発展・育成にも力を入れている。2016年に発足した製造業女性経営者の会「ものづくりなでしこ」では代表理事を務め、日本のものづくり企業の発展と女性の活躍に寄与している。2016年 富士電子工業がその多様な働き方を進める姿勢から「新・ダイバーシティ経営企業100選」に選ばれるとともに、翌2017年には個人として「男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰」も受賞。
世界的企業トップにも直言する「女性のしなやかな強さ」で、日本のものづくりの変革に取り組む。

プログラム

15:00-15:10 開会挨拶
      大阪商工会議所 会頭
       鳥井 信吾
      日本経済新聞社大阪本社代表
       八木谷 勝美

15:10-15:40 基調講演
     「国内外情勢の変化と中小企業の生きる道」
      早稲田大学大学院経営管理研究科、早稲田大学ビジネススクール 教授
       入山 章栄 氏

15:40-16:00 事例紹介
      株式会社リゲッタ 代表取締役/靴職人
       高本 泰朗 氏
      大阪冶金興業株式会社 代表取締役/工学博士
       寺内 俊太郎 氏
      株式会社三栄金属製作所 代表取締役会長
       文 敬作 氏
      富士電子工業株式会社 代表取締役社長
       渡邊 弘子 氏

16:00-16:50 パネルディスカッション
   <パネリスト>
      早稲田大学大学院経営管理研究科、早稲田大学ビジネススクール 教授
       入山 章栄 氏
      株式会社リゲッタ 代表取締役/靴職人
       高本 泰朗 氏
      大阪冶金興業株式会社 代表取締役/工学博士
       寺内 俊太郎 氏
      株式会社三栄金属製作所 代表取締役会長
       文 敬作 氏
      富士電子工業株式会社 代表取締役社長
       渡邊 弘子 氏

   <モデレーター>
      日本経済新聞社大阪本社 編集ユニットビジネスグループ 部次長 
       山田 健一

17:00-17:30 登壇者・参加者の名刺交換会

※入山 章栄 氏には、プログラムを通してオンラインで登壇いただきます。

定員

300人(先着)

お申込み方法

◆11/11(火)までに下記フォームより、お申し込みください。

◆11/17(月)頃に、メールにて参加受付票をお送りいたします。
当日は受付にて、参加受付表に記載の「受付番号」をお伝えいただきますと、
スムーズに入場いただけます。
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個人情報の取扱い

ご記入頂いた情報は、大阪商工会議所(データ管理責任者)および共同主催する日本経済新聞社が利用し、本事業の運営のために利用するとともに、各種連絡・情報提供(eメールによる事業案内含む)に利用します。また登壇者へ参加者名簿として提供します。これらについては申込者ご本人に同意いただいたものとして取り扱わせていただきます。また、企業・団体において、受講者本人に代わってお申込みをされた場合は、受講者本人から同意を得た上でお申込みいただいたものといたします。
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お問い合わせ先

大阪商工会議所 総務企画部 企画広報室
TEL:06-6944-6304 FAX:06-6944-6250