「生活習慣病の重症化予防 」
地方独立行政法人りんくう総合医療センター 循環器内科部長 増田 大作 氏
日本人の食生活が和食から肉や炭水化物に変化することにより、コレステロールや中性脂肪などの脂質異常、高血圧、糖尿病そして肥満が増加しています。血管にコレ
ステロールが蓄積すると「動脈硬化」を悪化させ脳心血管疾患(脳梗塞や狭心症・心筋梗塞・末梢血管疾患)さらには認知症を起こします。働き盛りの皆さんのこれらか
らを守るため、どのように健康診断を活かすのか、医療機関を活用するのかについてお話ししたいと思います。