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英文秘密保持契約(NDA)実務セミナー

― 事例を交え、条項例を題材に解説 ―
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 海外企業とのビジネスにおいて自社の競争力の源泉となる技術・ノウハウ等を守るためには、海外企業へ自社の技術情報、営業秘密を開示する段階で秘密保持契約(NDA)の締結は必須です。一方、海外企業から英文NDAの締結を求められるケースも増えています。商談時に秘密保持契約を締結したものの、一方当事者のみが一方的な守秘義務を負う契約や、契約期間、守秘義務期間が短いなどの契約内容の不備がトラブル発生原因になるケースも多くみられます。

 今回は、国際取引契約、紛争仲裁、調停の専門家を講師にお迎えし、標記講座を開催致します。本講座では英文NDAの基本的留意事項から、主要条項と紛争解決の考慮すべきポイント、紛争解決条項について、英文条項例を題材に事例を交えて具体的に分かり易く解説していただきます。実際の交渉、契約に直面する際に役立つ内容となりますので、皆様、是非ご参加下さい。

開催日時

2023年12月14日(木)

開催時間 等

14:00-17:00

場所

大阪商工会議所 会議室
大阪市中央区本町橋2-8
x 地図情報はこちら

対象

全対象向け (※企業等において国際貿易、国際事業、国際法務をご担当されている方など)

参加費

受講料単価(税込)
会員9,000円(うち消費税818円 税率10%)
非会員13,000円(うち消費税1,181円 税率10%)
(一人あたり、テキスト代 含む)
大阪商工会議所 登録番号:T9120005004174
所在地:大阪市中央区本町橋2-8

講師

GBC(ジービック)大貫研究所 代表
大貫 雅晴 氏
公益社団法人日本仲裁人協会 理事
京都国際調停センター  運営委員・調停人
アジア国際仲裁センター 仲裁人、調停人
関西大学経済・政治研究所顧問、同志社大学特別講師

プログラム

第1部 NDA(秘密保持契約)の基本認識

1. 秘密保持契約がなぜ必要なのか?
 ・不正競争防止法に基づく営業秘密の保護
 ・契約による秘密情報の保護
 ・WTO TRIPS協定39条:国際的保護基準

2. 秘密情報開示、及び受領のリスク事例
 ・NDAを結ばない場合のリスク
 ・安易なNDAの署名の場合のリスク

3. 秘密保持契約の種類、スタイル
 ・片務契約:一方当事者のみが守秘義務を負う契約
 ・双務契約:双方当事者が守秘義務を負う契約
 ・契約書方式とレター方式

第2部 NDA(秘密保持契約)の作成と留意すべきポイント―主要条項を中心にー

1. 契約当事者、署名当事者(親会社、子会社を含むか) 
2. 契約の目的 -秘密情報の使用目的の明確化―
3. 秘密情報の特定と定義の仕方
 ・技術情報、営業機密、契約交渉の存在の守秘義務
4. 秘密情報の例外-守秘義務の例外扱いの情報―
5. 開示当事者の特定、秘密保持遵守、流用禁止義務
 ・開示当事者の限定:need to know
 ・第三者への開示、漏洩禁止
 ・秘密情報の目的外の使用(流用)禁止
 ・守秘義務の例外扱いの規定
6. 秘密情報の取り扱い
 ・漏洩等が発生した場合の通知義務
 ・秘密情報の複製、コピーの制限、禁止
7. 差止め、損害賠償、固定額の損害賠償予約、違約金
  Injunctive Relief,Liquidated Damages、Penalty
8. 契約期間と守秘義務期間、契約終了後の守秘義務
9. 終了後の秘密情報の返還と守秘義務、残存義務条項
10. No-License Clauseの意味
11. No Warranty Clauseの意味
12. 準拠法条項(Governing Law Clause)
13. 完全合意条項(Entire Agreement Clause)

第3部 紛争解決手段(裁判と仲裁)と紛争解決条項のポイント

1 . NDAから発生する紛争解決で考慮すべきポイント
2. 紛争解決手段の選択-裁判か仲裁かー
  裁判と仲裁の性格、特徴の比較検討
3. 紛争解決条項の起案のポイント
 1) 裁判による解決と裁判管轄合意規定
 2) 仲裁による解決と仲裁条項
 3) Med-Arbの選択とMed-Arb条項


定員

40名(先着順 最少催行人数 10名)

注意事項

<申込み後のキャンセル>
 ※キャンセルの際は必ず担当宛にメールでご連絡下さい(intl@osaka.cci.or.jp)。
 ※メール件名は、「【キャンセル】NDAセミナー(貴社名)」にてお願いします。
 ※ご連絡がない場合や、12月8日(金)以降のキャンセルは、受講料全額を申し受けますので、ご了承ください。
〇講師と同業の方はご受講をお断りする場合がございます。
〇セミナー中のパソコンの使用、録音・撮影は禁止されております。また、会議所内の電源を無断使用も認められておりません。

お申込み方法

◆講座の約1週間前までに、下記の申込フォームからお申込みください。
◆講座の2日前までに、受講料を下記いずれかの口座にお振り込みください(振込手数料は貴社にてご負担下さい)
◆講座開催1週間前頃に受講票をお送りさせていただきます。当日、お名刺とともにお持ちください。

*なお、受講料の返金は致しかねます。お申込みご本人様のご都合が悪い場合は、代理の方のご出席をお願いします。
*請求書が必要な方はお申込書にご記入いただくかメールにてご連絡ください。
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振込先

りそな銀行 大阪営業部(当座)0808726
三菱UFJ銀行 瓦町支店(当座)0105251
三井住友銀行 船場支店(当座)0210764
※上記銀行と埼玉りそな銀行各本支店のATMからのお振込は振込手数料不要です。
口座名:大阪商工会議所(オオサカショウコウカイギショ)
ご依頼人番号「9034100227」の10桁と貴社名をご入力下さい。

個人情報の取扱い

※ご記入頂いた情報は、大阪商工会議所からの各種連絡・情報提供(Eメールでの事業案内含む)のために利用させていただくのをはじめ、講師には参加者名簿として配布いたします。これらについては受講者ご本人に同意いただいたものとして取り扱わせていただきます。また、企業・団体において、受講者本人に代わってお申込みをされた場合は、受講者本人から同意を得た上でお申込みいただいたものといたします。
※大商の個人情報保護基本方針及び個人情報の取得・利用・提供に関するお知らせ

お問い合わせ先

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大阪商工会議所国際部 大畑、福田
TEL: 06-6944-6411