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米国ワシントン州クリーンテックミッション・ オンラインピッチ

日本市場での事業拡大を目指す注目のシアトルクリーンテック企業がピッチ登壇(日本語解説付)
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 大阪商工会議所は、オリック法律事務所東京オフィス、米国ワシントン州政府商務省、SWAN Venture Groupとの共催で、2022 Washington State Cleantech Mission to JapanをオンラインピッチイベントとしてZoomで開催します。

気候変動対策などのイノベーションを開発する最先端スタートアップと中堅企業の9社によるピッチをオンラインライブで日本企業の皆様などにご覧いただきます。同州専門官やオリックによる概要解説付きです。今回はピッチ視聴のお申込みに加え、日本企業様向け個別商談会のお申込みも受付け中です。

 このイベントは、同州の最先端イノベーターと日本企業とマッチメイクするミートアップシリーズとして、これまでJapan Seattle AI Innovation Meetupと、WA State Tech Mission to Japanが2016年より毎年シアトル、東京、及び大阪で、また2020年よりオンラインで開催されてきました。
その成果としてシアトルのスタートアップ8社及び中堅・大手3社が日本に拠点を開設するなど数々の提携事例を誇るミートアップです。
今回は日本でも関心が高まるSDG、ESGへ対応し、クリーンテクノロジーにテーマを絞りました。

 ワシントン州はインズリー知事の大方針の下、全米でも最も気候変動対策に注力する州です。現在電力の73%をクリーンエネルギーで生産し、2045年までに二酸化炭素を排出しないエネルギーを100%とする計画です。
シリコンバレーの次と目されるシアトルとその近郊ではアマゾン、マイクロソフトに代表されるクラウドやAIのグローバルスタンダードが生み出され、スタートアップが興隆しています。この地では正にこの二大分野が融合し、気候変動対策にAIを応用するなど有望なイノベーションが日々生み出されています。

ぜひご視聴の上、ご希望のイノベーターとの面談の機会をご活用ください。お申込みをお待ちしています!

※各講演は基本的に英語ですが、一部日本語でスタートアップ毎のピッチの解説を行います。通訳はございません。

開催日時

2022年3月17日(木)

開催時間 等

10:00~12:00

場所

Zoomウェビナー

対象

全対象向け (※海外スタートアップとの技術連携に関心がある企業様など)

主催

オリック法律事務所東京オフィス

共催

大阪商工会議、ワシントン州政府商務省、SWANベンチャーグループ

後援

【後援・特別協力】大阪外国企業誘致センター(O-BIC)、大阪産業局、大阪スタートアップ・エコシステムコンソーシアム

参加費

無料

招聘企業紹介①


招聘企業紹介②


詳細は下記参照

プログラム(予定)

10:00- 開会挨拶 オリック法律事務所 東京オフィス 杉田 泰樹 氏
米国ワシントン州政府商務省  兼  SWAN Venture Group パートナー 江藤 哲郎氏

10:06- 講演 ‘Washington State: A Leader in Climate Policy’
   米国ワシントン州政府商務省 Director of Economic Development for the Clean Technology Sector, Brian Young氏

10:12- オリック法律事務所によるプレゼンテーション
オリック法律事務所 東京オフィス 杉田 泰樹 氏
オリック法律事務所 東京オフィス 蔵元 左近 氏

10:24- グローバル・イノベーション・フォーラムOsaka(GIF)の紹介
  大阪商工会議所 国際部課長 長尾健太郎


10:30- 米国イノベーターによるピッチ(前半)
     各社6分(1分間日本語での要約・解説+5分間英語でのピッチ)
  Hexas Biomass
  LILOTREE
  Zila Works
  Blue Dot Photonics
  iUNU

11:00- 講演 ‘PNW Startup Investment & Business Development Opportunities’ SWAN Venture Group シニアマネージングパートナー ジム・リード氏、シニアマネージングパートナー リチャード・サミュエルソン氏

11:06- 米国イノベーターによるピッチ(後半)
     各社6分(1分間日本語での要約・解説+5分間英語でのピッチ)
  REBIRTH Analytics
  Emissol
  Blue Dot Motorworks
  BattGenie

11:30- 質疑応答・個別商談会のご案内

招聘企業一覧

登壇の順番は今後変更になる可能性がございます。


【1】 Hexas Biomass <バイオマス>

ヘキサ・バイオマスは、バイオエネルギー、繊維板、繊維、パルプ&紙、バイオ化学など、さまざまな用途で木材や化石燃料ベースの原料に代わる再生可能な植物由来の原料を製造・供給する企業です。当社は、独自の巨大多年生草本「Xano GrassTM」から原料を生産しています。
創業者兼CEOであるウェンディ・オーウェンズは、複数の業界にわたる経験を持つシリアルアントレプレナーです。当社は、材料工学とバイオテクノロジーのバックグラウンドを、地球を救うという情熱と結びつけました。

日本市場への期待:
エネルギー関連、化学・素材関連、農業関連、商社、公共機関など各社様との販売・技術提携


【2】 LILOTREE <先端素材技術>

ライロツリーは先端材料技術企業であり、化学と材料のイノベーションを通じて次世代技術ソリューションを提供しています。ワシントン州レッドモンドを拠点とし、電子部品組立に最適な性能とより良い信頼性を低コストで提供する、環境に優しい特許取得済みのめっきソリューションであるNi-less ENIG-PremiumおよびENIG-Premiumを製造しています。
社長兼チーフ・サイエンティストであるKunal Shah博士は、インテル社およびパシフィック・ノースウェスト国立研究所(PNNL)で上級研究員として勤務。20年以上にわたり、数々の科学論文を執筆し、特許を取得・申請。米国フロリダ大学にて材料科学と工学の博士号を取得。

日本市場への期待:
化学・素材関連、エレクトロニクス関連各社様との販売・技術提携


【3】 Zila Works <生物由来エポキシ樹脂>


ZILAワークスでは、従来の石油系エポキシ樹脂と比較して、二酸化炭素排出量を75%削減できるバイオエポキシ樹脂を開発しています。当社のプラットフォーム技術は、コンポジット、コーティング、接着剤など、さまざまな用途に適用できます。ZILAは現在、100枚のスノーボードを試験的に製造し、さらに10~15社のメーカーにサンプルを提供するために、当社の技術をスケールアップしています。また、風力タービンのブレードやリサイクル可能なフロアコーティングの配合も進めています。
CEOのJason Puracalは、持続可能な開発に15年以上携わってきた経験豊かなリーダーで、非常に効果的なチームの編成と管理を得意としています。プレシディオ大学で持続可能ビジネスのMBAを取得し、ワシントン大学で動物学の理学士号と経済学の学士号を取得しています。

日本市場への期待:
化学・素材関連、エレクトロニクス関連各社様との販売・技術提携


【4】 Blue Dot Photonics <太陽光パネル向け新素材>

ブルードットフォトニクスは、ソーラーパネルの効率を最大16%向上させることで、太陽光発電のコストを10%削減することに取り組んでいます。私たちは、光の力を最大限に活用するための新材料を開発する材料技術企業です。ワシントン大学のスピンオフ企業である当社は、半導体材料の新規開発と応用に関する深い専門知識を有しています。当社の主力製品は、紫外線を2倍の赤外光に変換する強化型ソーラーガラスです。
CEO兼社長であるJared Silviaは、技術的とビジネス経験を兼ね備えています。入社前は、Doosan GridTechとマッキンゼーでクリーンテック分野の仕事に携わってきました。マサチューセッツ工科大学で化学の博士号を取得し、二酸化炭素の変換スキームに焦点を当てた論文を発表しています。

日本市場への期待:
化学・素材関連、電力などエネルギー関連、建築など各社様との販売・技術提携


【5】 iUNU <アグリテック>

iUNUは、温室市場向けに、作物コンサルティング、施設管理のためのオペレーションERP、植物の健康状態を監視し収穫量を増やすためのロボット光学スキャンAI/コンピュータービジョンプラットフォームの3つのサービスを提供しています。サービスはそれぞれ独立しいますが、組み合わせることも、別々に購入することも可能です。iUNUは11カ国で事業を展開しており、今年はその2倍の規模に拡大する予定です。

日本市場への期待:
農業関連全般、公共機関、システム・インテグレーター、研究所など各社・各団体様との販売・技術提携


【6】 REBIRTH Analytics <AI・環境関連リスク管理>

バラバラのデータを、情報に基づいたビジネス上の意思決定に変換します。リスクは繋がっています。解決策も同じです。
ある種のリスクを予測し、報告するのは簡単ですが、問題は、その報告書が他の多くの種類のリスクを考慮していないことです。これらのリスクが複合的に作用し、互いに影響し合うことで、あなたの会社は崩壊の危機にさらされるかもしれません。さらに、リスクは統合され、超破壊的な事象を引き起こす可能性もあります。
リバース・アナリティクスは、COP26の重要な目標をサポートするためにユニークな立場にあります。私たちは、N次サプライヤーを深く掘り下げ、複数のリスクカテゴリーから洞察を導き出し、社内チーム、幹部会、取締役会がデータに基づく意思決定を即座に行えるように設計されたレポートとして迅速に提供できます。

日本市場への期待: 公共機関、システム・インテグレーター、コンサルティング、研究所、及びESG/SDGに取り組む企業様など各社・各団体様との販売・技術提携


【7】 Emissol <排ガス制御・炭素回収技術>

Emissolは、自動車などの排ガス制御技術や炭素回収技術を開発しています。私たちの技術は、さまざまな運転条件下で機能し、よりクリーンな環境の実現と厳しい排ガス規制の遵守に貢献するとともに、大幅なコスト削減を実現します。
Emissolの創設者であるDr. Masoudiは、大手グローバル企業4社(コーニング、デルファイ、ボッシュ、パッカー)で、シニアプロジェクトマネージャーや先進パワートレイン技術マネージャーなど様々なエンジニアリング職を歴任しています。また、世界各地域の大手自動車メーカーとの取引など、国際的なビジネス経験も豊富です。

日本市場への期待:
自動車関連全般、環境技術関連、商社など各社様との販売・技術提携


【8】 Blue Dot Motorworks <後付けプラグインハイブリッド>

2027年までに非EV車の生産を段階的に縮小しても、二酸化炭素収支に於いて1.5度から2度を超えることになります。Blue Dot Motorworksの後付けプラグインハイブリッド技術は、電動化の5つの障害である製造コスト、バッテリー生産、充電インフラ、体積炭素、そして既存車の早期廃棄によって破壊される富のすべてに対処し、気候目標を達成することが可能になります。私たちの特許取得済みで車両に依存しない技術は、独自の製造が可能で、課題に見合った規模で展開できます。
TomはMITの機械工学者であり、22年にわたり世界の重要な問題に取り組んできたイノベーションの実績があります。ヘルスケアから世界の衛生環境、気候変動に至るまで、さまざまな分野に影響を与えてきました。ブルー・ドット・モーターワークスの技術は、自動車の脱炭素化に革命を起こすもので、彼が単独で考案し、設計、製造したものです。

日本市場への期待:
自動車関連全般、環境技術関連、商社など各社様との販売・技術提携


【9】 BattGenie <電池制御ソフトウェア>

BattGenieは、シアトルに拠点を置くクリーンバッテリー技術のスタートアップ企業で、バッテリーマネジメントシステムのソフトウェアソリューションを提供しています。バッテリーの充電や管理も含まれます。同社は、高電流・高電圧のバッテリーやバッテリーモジュールのサイクラーなど、高度なバッテリー試験装置を利用できます。その最適な充電プロファイルは、電池のサイクル寿命を延ばし、より高速な充電を可能にするなど多くの利点があります。同社の技術は、NREL(第三者機関である国立研究所)でテストされ検証済みです。 そのテストでは、バッテリーの内部状態をより深く理解することで、同社ソフトウェア上で動作するバッテリー管理システムが、バッテリーの劣化を制御し続けることが示されました。また、同社の物理ベースの高速解法モデルにより、バッテリーの安全性と長寿命が保証されることも証明されています。シンプルで軽量なソフトウェアであるため、ハードウェアを追加することなく、既存のすべてのコントローラに簡単にインストールできます。

日本市場への期待:
自動車関連全般、バッテリー関連、環境技術関連、商社など各社様との販売・技術提携

言語

各講演は基本的に英語ですが、一部日本語でスタートアップ毎のピッチの解説を行います。通訳はございません。

お申込み方法

下記URLからお申込みください。
締切:2022年3月17日(木)12:00まで

<個別商談>
日程を含め個別に調整させていただきます。
下記の申込フォームよりピッチに申込みいただいた方には
個別商談の申込フォームが後送されますので、ぜひそちらをご利用ください。
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個人情報の取扱い

申込み時にご記入頂いた個人情報は、本会議所がセミナー運営業務に利用するとともに、本会議所および共催者からの各種連絡・情報提供(Eメールによる事業案内含む)に利用します。また登壇者に参加者名簿として提供します。これらについては申込者ご本人に同意いただいたものとして取り扱わせていただきます。
※大阪商工会議所の個人情報保護基本方針及び個人情報の取得・利用・提供に関するお知らせ

お問い合わせ先

申込:内容について:
米国ワシントン州商務部日本代表 江藤
電話:090-4531-4938 Email:tets@innovation-finders.com

SWANベンチャーグループ 松井
E-mail: hm@swanvg.com

その他:大阪商工会議所 国際部(舘林・長尾)
06-6944-6400/intl@osaka.cci.or.jp