ウスビ・サコ 京都精華大学 学長
マリ共和国生まれ。 高校卒業と同時に国の奨学金を得て中国に留学。北京語言大学、南京東南大学を経て91年来日。99年、京都大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程修了。博士(工学)。専門は空間人類学。「京都の町家再生」「コミュニティ再生」など社会と建築の関係性を様々な角度から調査研究している。バンバラ語、英語、フランス語、中国語、関西弁を操るマルチリンガル。京都精華大学人文学部教員、学部長を経て2018年4月から現職。編著に「現代アフリカ文化の今」(青幻舎)、著書に『「これからの世界」を生きる君に伝えたいこと』(大和書房)、「アフリカ出身 サコ学長、日本を語る」(朝日新聞出版)、『アフリカ人学長、京都修行中』(文藝春秋)など。公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 シニアアドバイザー。
治部れんげ 東京工業大学 リベラルアーツ研究院 准教授
1997年一橋大学法学部卒業後、日経BP社で16年間、経済誌記者。2006年~07年ミシガン大学フルブライト客員研究員。2014年からフリージャーナリスト。2018年一橋大学大学院経営学修士。2021年4月より現職。内閣府男女共同参画計画実行・監視専門調査会委員、国際女性会議WAW!国内アドバイザー、東京都男女平等参画審議会委員、豊島区男女共同参画推進会議会長など男女平等関係の公職多数。著書に『稼ぐ妻 育てる夫』(勁草書房)、『炎上しない企業情報発信』(日本経済新聞出版)、『「男女格差後進国」の衝撃』(小学館新書)、『ジェンダーで見るヒットドラマ』(光文社新書)などがある。
金澤真理 大阪市立大学 副学長