不況の長期化を見込み、いよいよ企業は自社の収益構造の見直しと組織体質の強化に取りかかりはじめました。その第一歩として人件費の効率・社員のモチベーションをアップすべく、賃金・評価制度を見直す企業様が増えています。新たな等級制度、賃金配分の見直し、固定費の変動費化、業績に連動した賞与、社内を活性化させる昇格の設計、評価制度と従業員のモチベーション管理、諸手当の統廃合など、鍵となる施策を中心に様々な事例を紹介し、賃金制度の見直しポイントおよび不況に強い企業体質作りを指導します。 講師は、大商の人事労務セミナーで長年絶大な支持を集める、升谷社労士事務所の升谷 浩樹氏。不況に向けて自社の改革を考える経営者、人事部門管理職の方は是非ご受講下さい。 |
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講師 升谷社労士事務所 所長 社会保険労務士 升谷 浩樹氏 |
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(略歴)昭和39年生。広島大学工学部卒業。住金物産鰍ノて貿易・海外投資ならびに企業組織の設計に携わる。藤原労務経営研究所を経て、平成16年より現職。専門は、労働法・年金。明るく分かりやすい解説で、受講者から絶大な支持を得ている。弊所セミナーを始め、大阪証券取引所にて、株式上場に向けた労務管理の指導を行うなど活躍。 |
◇ プ ロ グ ラ ム 内 容 ◇ |
■ | 1.賃金を取り巻く環境を掴む |
1)賃金を取り巻く数字 | |
・業界の平均から自社の位置を掴む ・春闘の状況からここ数年の流れを掴む ・標準生計費からベースラインを掴む ・業績と労働分配率、総額人件費の構成を掴む |
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2)賃金を取り巻く法制度 | |
・65歳雇用制度と賃金カーブ ・パート労働法、労働契約法から見た採用・契約上の注意点 ・税法上の扶養範囲の変更と家族手当の関係 ・社会保険料高騰による人件費への影響 |
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■ | 2.賃金設計を考えるポイント |
1)階層の設計 | |
・職能資格制度、役割等級制度、アセスメント ・単線型と複線型の違い ・総合職、一般職のくくりは有効か |
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2)賃金体系を設計 | |
・基本給の構成、諸手当の見直し ・休職期間中の扱い |
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3)昇給カーブの設計 | |
・ピッチとは、定期昇給とは、昇格昇給とは、滞留年数とは ・複数賃率表、マトリクス表、昇給額 ・率の管理方法 |
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4)評価シートの設計 | |
・情意能力型、コンピテンシー型、個別目標設定型 ・評価段階定義型、期待行動記述型 |
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5)評価の進め方 | |
・評価者のブレを修正する3つの方法 ・PDCA型管理の限界 ・相対評価、絶対評価と調整方法 |
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■ | 3.賃金に関わるQ&A |
・1つの会社に複数の制度があっても良いか ・年俸制や評価のブレで訴訟になったケースはあるか ・時間外労働問題との関係は など |
◇講座のお申し込み・お問い合せ |
■申込方法 |
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■振込銀行 |
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■口 座 名 | 大阪商工会議所 (オオサカショウコウカイギショ) | ||||||||||||
■問合せ先 | ■問合せ先 大阪商工会議所 研修担当 TEL 06-6944-6421 FAX 06-6944-5188 |
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