1.日本に上陸した敵対的企業買収 |
2.ブルドックソース事件〜スティール・パートナーズとの攻防 |
3.「濫用的買収者」認定判決の意義、批判と反論 |
4.予想される今後の敵対的買収の傾向 |
5.上場しているならこれだけはやっておくべき防衛策 |
6.非上場企業の株式分散で採るべき対策 |
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講 師:西村あさひ法律事務所 弁護士 岩倉 正和 氏 |
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日本最大規模を誇る西村あさひ法律事務所のパートナーとして、M&A、租税法、知的財産法などの分野で活躍。「ブルドックソース事件」では、ブルドック側代理人として、敵対的企業買収を繰り返す代表的ヘッジファンド「スティール・パートナーズ」と対決。スティールを東京高裁判決では「濫用的買収者」と認めさせるなど勝利判決を勝ち取りました。日本経済新聞「2007年に活躍した弁護士ランキング」企業法務部門の第1位に輝いています。 |
昭和37年生。58年司法試験合格。60年東京大学法学部卒業。62年西村総合法律事務所(現西村あさひ法律事務所)入所。平成5年ハーバード・ロースクール卒業(LL.M.取得)、ニューヨーク州司法試験合格。ディベボイス・アンド・プリンプトン法律事務所等の米国事務所勤務を経て、8年西村総合法律事務所パートナー、14年同所経営会議メンバーに就任、現在に至る。ブルドックソース事件の他、みずほホールディングスの設立、ジェイコム株大量誤発注損害賠償訴訟、キヤノン製インクカートリッジ再生品訴訟、伊勢丹と三越の経営統合などの有名案件を多数手がけている。また立教大学、横浜国立大学大学院、北海道大学大学院、京都大学大学院の講師、一橋大学大学院教授、ハーバード・ロースクール客員教授(07年)として後進を育成。経産省などの委員等も務める。 |