1.2010年の金融機関の動向
・2010年度の金融機関の融資姿勢の変化
・2010年度の金融機関の融資回収姿勢の変化
・金融機関の規模別顧客対応の差異
・金融機関再編の可能性と顧客への影響
・金融関連法案(中小企業資金円滑化法案・金融商品取引法・貸金業法改正等)成立の影響
・不動産関連融資の可能性 |
2.銀行取引の基礎知識
・銀行文書の基礎知識
・銀行の融資体制の変化
・銀行の融資判断基準の概要
・格付手法の実態
・借入方式の基礎知識
・金利の基礎知識と実効金利引下げの手法
・担保の基礎知識と効率的な担保設定手法
・保証の基礎知識と留意点 |
3.金融機関取引の自己査定
・金融機関の考える適正な借入残高水準
・金融機関の考える適正な返済期間
・金融機関取引における適正な預貸率
・非効率取引事例と解消手法
・自社の借入手法の検証 |
4.金融機関取引改善の具体的手法
・自社に最適な金融機関の選択基準
・金融機関の信用度把握手法
・契約締結時の留意点
・預金取引専用銀行の重要性
・銀行取引数の増大の危険性
・借入残高圧縮手法
・信用金庫・信用組合取引を行う際の留意点
・信用保証協会の活用法
・他行肩代わり交渉の進め方 |
5.金融機関折衝のコツ
・金融機関折衝の基本
・金融機関の機構改革の実態と自社に対する影響
・金融機関折衝時の相手方の選択手法と留意点
・借入交渉時の留意点
・提出文書作成時の留意点
・融資条件変更要求を受けた際の対処法 |
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6.資金ショート回避のための資金繰手法
・資金繰りの基礎知識
・支払・回収手法の見直し
・短期資金繰りと中長期経営計画の使い分け
・小規模企業共済制度の活用 |
7.金融機関に頼らない資金調達手法と留意点
・直接金融と間接金融
・直接金融手法(少人数私募債/増資/投資導入/役員借入等)の概要と留意点 |
8.回避したい金融機関取引
・法人ローン
・有価証券売買取引
・デリバティブ金融商品
・個人カードローン等 |
9.危機的状況時における金融機関取引の注意点
・リスケジュール交渉の手法と留意点
・債権譲渡が行われた場合の対処法と留意点
・担保処分時における競売または任意売却の得失
・企業破綻不可避の場合の金融機関交渉の留意点 |
10.危機的状況時における事業再生手法
・分社手法の法的判断と留意点
・事業譲渡の法的判断と留意点
・適切な事業再生取組の時期ならびに体制
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11.銀行取引トラブル事例と対処法
・代表的な銀行取引トラブル事例と対処法
・銀行取引トラブルに備える日常管理手法
・監督官庁等への相談の行い方
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12.質疑応答
・講義中の随時質疑
・質問用紙による質疑
・講義終了後の個別質疑 |
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