職員の働き方 Career Talk

参加職員

槇山 愛湖

地域振興部 部長 槇山 愛湖(1986年入所)

根来 宜克

経済産業部
ライフサイエンス振興
担当課長
根来 宜克(1994年入所)

秦 裕史

経営情報センター
経営情報担当
秦 裕史(2007年入所)

竹中 僚冴

経済産業部
産業・技術・水ビジネス
振興担当
竹中 僚冴(2014年入所)

小西 香菜

流通・サービス産業部
流通担当
小西 香菜(2016年入所)

※対談参加職員の部署・役職・業務内容等は、全て対談当時(2017年1月時点)のものです

人事 年齢・役職・部署の異なる職員に集まっていただいて、大阪商工会議所特有の「働き方」について対談を行う『キャリアトーク』を今から始めたいと思います。
皆さん、よろしくお願いします。

一同 よろしくお願いします。

人事 まず、皆さんの現在の担当業務について教えていただきましょうか。では管理職からお願いします。

槇山 ご当地検定「大阪検定」の運営や、今、外国人観光客も増えて注目されている観光振興関係の業務を担当しています。また、有休不動産を活用して空間づくり・まちづくりを行うリノベーション事業も推進していますし、2017年度からの新規事業としてスポーツ産業振興の立ち上げについても進めているところです。

根来 私は、ライフサイエンス産業の三本柱である創薬・医療機器・ヘルスケア産業の振興に取り組んでいます。産学連携を通じた新しい技術・製品・サービス開発を促進し、大阪・関西の地域活性化へとつなげるとともに、大阪が日本をリードしていくようになってほしいという思いも込めて事業展開しています。

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人事 さすが管理職、大局的な仕事が多いですね。次に、一般職員の皆さんお願いします。

経営情報センターで「人事労務サポートサービス」を展開しています。主な役割は二つあり、人事労務業務の受託や人事制度の構築等に関するコンサルティング・ソリューション提供業務と、人事労務関係のトラブルに関する相談を受けるコンシェルジュ業務ですね。もちろん、全てを自分だけで対応するのではなく、様々な分野の専門家とともに解決を図ります。また、IT人材の教育事業を新規で立ち上げています。

竹中 色々な事業を展開していて、自分が何をやっているか自分でもよくわからないんですが…

一同 ちょっとちょっと…(笑)

竹中 まあ簡単にまとめると、「最新技術をいかにしてビジネスにつなげるか」、それが私の業務の一つ目のテーマです。最近は、IoT(Internet of Things)・AI(人工知能)・ドローンといった新技術をビジネスにつなげる方法について、主に中小企業向けにセミナー・研究会を運営しています。また、もう一つのテーマは、「自前主義からの脱却=オープンイノベーション」で、大手企業から自社が抱える技術ニーズを発表してもらい、その技術ニーズに対して、中小企業から技術提案をしてもらってマッチングを図るという事業などを実施しています。「大阪に行けばビジネスの種がある」と思わせられるような仕掛けを作りたいと思っています。

人事 どうなることかと思いましたが、部長級のような大局観のある説明でしたね(笑)

小西 竹中さんのおかげでハードルが下がるかと思いきや、やっぱり上がってしまったような感じですが…(笑)私は、中小企業の販路開拓を行う流通担当に所属しており、特に商店街の広報活動の支援やイベント企画・運営のサポートを担っています。また、小売部会を担当しているので、小売業の方に役立つ情報提供をする講演会の開催といった業務もあります。

ときどきFacebookに商店街関係の情報を発信されてますよね。あれはご自身の工夫でしているんですか?

小西 去年担当していた先輩がやっていらっしゃったのを見てやり始めましたね。自分のFacebookで商店街の方とつながったり、商店街の活動の様子を共有したりしていますが、全く去年のままというのではなく、写真に必ずコメントを付けるなど自分なりの工夫をしています。

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人事 次に、これまで積んでこられたキャリアについて、中堅以上の職員からお話を聞きたいと思います。では槇山部長からお願いできますか。

槇山 入所したときは、モデル賃金や景気動向など、経済調査を主に担当している部署に配属されました。ですが、机にかじりついているばかりでなく、先物取引市場の研究ということで、海外ミッション(視察)に行く機会もありました。その後、広報でのプレス(報道機関)対応業務を経験してから、シカゴ(アメリカ)の日本商工会議所に総務課長として約2年出向し、ジャパンフェスティバルなどの事業に携わりました。帰国後は、国際部で先進技術の国際展示商談会を担当し、その後、同じ国際部で欧米豪エリアとの連携担当課長となりました。次に経済産業部で医療機器・創薬といったライフサイエンス産業振興の立ち上げから軌道に乗せるまでを約10年行いました。

人事 すごいボリュームですね。対談ではなく、槇山部長のキャリアについて掘り下げて伺いたい気持ちになってきましたが…そこをぐっとこらえて(笑)、次の根来課長にバトンをお渡ししたいと思います。

根来 私の最初の部署は総務で、主に常議員会(役員会)の開催などを担当していました。その後は、中小企業相談所(現在の中小企業振興部)で中小企業関連施策に関する国への要望書を書いたり、国際部に異動になって投資セミナーやG-BOC(国際展示商談会)を担当したり、さらに、支部に異動して経営指導員となり地域の小規模事業者の経営相談に乗ったり…異動のたびに業務内容がどんどん変わっていきました。極めつけは、大阪市中央区だけを担当する支部の次に、アメリカのシカゴに出向したことでしたね。約4年間、シカゴ日本商工会議所の事務局長を務めた後は、大商に戻って総務に配属され、そしてようやく現在のライフサイエンスに落ち着いたというところです。

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人事 国際部から支部の経営指導員、そしてシカゴ出向と、あまりに目線が違い過ぎて目が回りそうです。それと、今になって気付きましたが、槇山部長と根来課長はたどってきたキャリアが似ていますね。シカゴ出向にライフサイエンスと。

根来 そうですね。それと、G-BOCも一緒でしたよね。

槇山 そうそう。

根来 槇山さんはG-BOCから派生したGVFに移られて、僕はそのままG-BOCに残ってという…

人事 その後、GVFは私が担当させてもらいました。これだけたくさんの業務があるのに、不思議と共通点が出てくるものですね。

小西 …あの、G-BOCって何ですか?

槇山 さっき、大規模な国際展示商談会と言ってたもので…

根来 Global Business Opportunities Convention の略です。

小西 ああ、なるほど!

槇山 海外から数百人、多いときは1,000人近い企業経営者を招請して、3日間にわたって展示商談会を行うという大規模な事業でした。

根来 あまりに規模が大きいので、G-BOC専属の部署があって1年中G-BOCの企画・運営を行ってたんです。

槇山 経営者のみならず、海外から大臣クラスも結構来られてましたよ。

根来 当時、日本全体でみてもこれだけ大規模な国際商談会というのはほぼなかったですからね。

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人事 確か、1万人以上来場者があったと聞いた覚えがありますが。

根来 多いときは3万人近い規模だったんじゃないかな。

槇山 海外からも、先進国ばかりでなく、日本に来たこともないような国を含めて50カ国近くが来場していたと記憶しています。

竹中 すごい…。

人事 さて、次は秦さんの番なんですが。

いやいや、この流れで話しにくいでしょ(笑)!

人事 そこをなんとか(笑)、よろしくお願いします!

わかりました。私は9年前に転職という形で大阪商工会議所にやってきまして、最初は研修担当に配属でしたね。中小企業向け集合研修を企画しており、主に管理職研修と経営者塾を運営していました。数年後に研修担当が中小企業振興部から人材開発部に移管されることになり、そのときに受講者管理システムを整備するなどの業務効率化を図りました。次は大阪府下の商工会議所・商工会が連携して実施する大規模な展示商談会「大阪勧業展」を担当しましたが、研修担当時代に培った業務効率化のノウハウはそこでも活用することができましたね。そして、次の異動先が現在の配属先である経営情報センターです。かねてから、「人事労務サポートサービス」に携わりたいと思っており、熱烈に希望した結果でした。というのも、研修担当時代に社会保険労務士の資格を取得しており、その資格を十分活かせる仕事をしたいとずっと考えていたからです。

人事 仕事をしながら社労士の資格を取るというのはなかなか簡単なことではないと思いますが。

自分自身の時間管理をきっちり行い、仕事と勉強のバランスをうまく取りました。

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人事 皆さんから業務のご説明をいただきましたが、本当に、同じ組織で働く職員とは思えないくらいに幅が広いですね。ねえ竹中君。

竹中 ええ。怖いくらいですね(笑)

人事 入所前にも、人事から「業務の幅が広い」と散々説明してきたかと思いますが、実際に入所してみてどうですか。

竹中 私はあまり入所前に明確なイメージを持っていたわけではないので、そこのギャップはあまりないんですが、むしろ入所してからですね。まだ一度も異動を経験していませんが、もし自分が異動することになったらと考えると、不安はあります。

人事 まあそうやろね。

竹中 でも、先輩の皆さんがやってらっしゃることなので、自分もがんばればなんとかなるかなと思ってます。あまりいいことが言えないので、この話は後輩に譲ります(笑)

小西 えーっと、そうですね(笑)。まず、同期で仕事の話をしても、お互いに知らないことが多すぎて、会話のネタには困りませんよね(笑)。それから、ベテランの先輩であっても部署異動すると色々なことをゼロから学ばないといけないので、右も左もわからない新入職員の気持ちがわかるよと言ってくださった先輩がいたんです。もちろん、ベテランと新入職員では「わからない」の程度は全然違うわけですが、その言葉はすごくありがたかったですね。

人事 なるほど。

小西 それから、もし自分が異動したら…と考えることはありますが、自分の性格もあいまって、「まあなんとかなるやろ」と思っています。

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人事 竹中君同様、心強いね。さて、それでは、実際に何度も部署の異動を経験されてきた先輩からすると、大商の業務の幅広さというのはいかがですか。

槇山 私はこれまで経験した部署の配属期間がどれも結構長かったので、年次の割には実はまだ土地勘のない部署が数多くあります。中小企業振興部も支部も経験したことがないですし、管理部門も全く知りません。長年いてもわからないことだらけです(笑)

前からお聞きしたかったんですが、どのような業務をしたいとか、次にどんな部署に行きたいとか、そういったことはある程度計画的に、役員に伝えてこられたんでしょうか。

槇山 幸いなことに、私は自分で関心をもったところに異動させていただいていると思います。プレス対応も、ライフサイエンスも、シカゴも。

根来 私は、全てが希望通りだったわけではないですが、これまで様々な業務を経験させてもらえてよかったと思ってます。商工会議所は行政でも民間企業でもなく、また業界団体でもないので、様々な業種・規模の企業と、行政や大学など、ビジネス界以外の組織を結びつけることで新たな何かを生み出す、いわば「イノベーションを起こす」ことができる組織である点が面白いですね。

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人事 では次に、大商独特の働き方、言い換えれば「仕事の任せ方/任され方」について話していただきたいと思います。

すごく権限移譲が進んでいて、裁量が大きいという印象ですね。一つの事業を最初から最後まで任せてもらえるということはなかなかありません。前職の民間企業の経験でいうと、若いうちは部長・課長からプロジェクトの一部について決定事項がおりてきて、その指示をこなせば100点ということでした。でも大商では、入所したその日からいくつかの事業がその職員に任され、事業の始めから終わりまでを担当することになります。大変ですが、その分成長スピードも早いし、事業全体を俯瞰する能力も養われていいシステムだと思います。向上心を持ってどんどんやっていこうという人にはよく合う仕組みでしょう。

竹中 基本的に秦さんの仰ることはその通りかなと感じています。任された事業については自分でスケジュールを立てて管理する必要がありますが、かといって管理職から全くほったらかしにされるわけでもなく、追いついていない部分はサポートしてもらえます。働きやすいし、自分のやりたいようにもできて、成長を実感しやすい職場だと思います。

人事 一般職員が思う大商の働き方というのは、裁量があって自分で色々なことができ、成長につながるということでしたが、管理職の目線からみられるといかがでしょう。一般職員に対して、どのような働き方を期待されていますか。部長は部長の、課長は課長の目線でお答えいただければと思います。

槇山 業務量は増えていっているし、目の前の業務をきっちり維持するだけで十分忙しいですが、もっと提案をあげてもらいたいですね。特にこれからは、若い方だからこそ思いつく発想がビジネスになるということも増えていくと思います。「これをしたい」と熱意を持ってぶつかってくれれば、「やってみてください」と私は返したいですね。大商のように、様々なことをしないといけないし、企業の一歩先を考えないといけない組織にとっては、『失敗してもいいから挑戦する』という精神がとても大事だと感じます。

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人事 失敗してもいいと言ってもらえるのは担当者としてすごく心強い一方で、やはり事業の最前線に立っていると、失敗は怖いという部分もあります。

槇山 昔と比べて、よりコンプライアンス(法令遵守)に注意が必要ですし、失敗を許容しにくい社会になっているという部分も確かにあります。ですが、上司を説得できるだけの仮説・論拠と、ぜひ自分がやりたいという熱意をもって挑戦してみていただきたいですね。やってみないとわからないということもありますから、前に進むことが大事ですよね。

根来 私も槇山部長と基本的には同じで、自主的に考え、たくさんトライしてもらいたいと思っています。私も若い頃は、新しいことにトライしようにも、外部環境だとか、上司だとか(笑)、色々と言い訳を考えてなかなか前に進めないと感じていた時期がありました。でも今になって思うと、大商の雰囲気って、トライを好むというか、トライを認める管理職・役員が多いので、とにかく自分起点でどれだけのことをやろうとするかという職員の「覚悟」にかかっていると感じています。

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人事 大商には、これだけたくさんの業務があって、ローテーションもどんどん行うのに、業務にまつわる研修を全然行わないという特徴があります。もちろんこれは人事がサボっているわけではなくて(笑)、幅が広すぎて業務直結型の研修はできないと割り切っているからですが、その点について皆さんはどう感じておられますか。

正直、大商には画一的な研修は必要ないと思っています。持っている能力も欲しい能力も人によって全然違うし、業務の幅が広すぎるので、仕事で必要となる知識・ノウハウも大きく違っていて、組織がコストをかけて研修を行うのは非効率です。職員個々が今自分に必要なものを考えて勉強すればいいだけかなと。自分への投資ができないほど給料が安いわけでもないですしね(笑)

人事 他の方いかがですか。私がここにいますけど、人事に批判的なご意見でももちろん結構ですので(笑)

小西 研修が少ないというのは入所前から聞いていましたし、実際に同期は全然違う仕事を担当しているので、同じ内容の研修で学ぶというのは無理があると思います。ただ、やはり短い研修を経て配属されてみると、右も左もわからないという不安はありますよ(笑)。

どんな研修が欲しかった?

小西 電話応対の研修とか…ありましたっけ?

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人事 やったやん!一日だけやけど(笑)

小西 そうそう、一日のマナー研修で電話応対についてもふれられてたんですけど、少しのパターンしかなかったので、配属されて最初のうちは先輩の電話応対をひたすら聞いてました。

いいやり方やね。

小西 先輩の仕事を見て覚える能力はつきましたね。でも友達のSNSなんかをみてると、かちっとした研修を受けている子が多かったです。それとの対比でいうと、大商では、自分で吸収する力というか、自分で学ぶということが大事だと思います。

根来 若い頃は少し違う考えでしたが、今は私も研修はなくていいと感じています。もちろん、ビジネスマナーやIT、英語といった、いわゆる「スキル」と呼ばれるようなものは、特に若いうちに学ぶ機会を提供してあげればいいでしょう。でも最も大事な研修は、結局自分の仕事に一生懸命取り組むことで得られる「経験」です。ビジネススキルだけでは大きな仕事はできないので、実務経験をいかに早く、たくさん積むことができるか、言い換えれば、工夫をこらして業務に取り組み、新しい企画を考えて推進するかに、職員の成長がかかっていますし、若い一般職員にもその環境が与えられているところに、うちの醍醐味があると思います。

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人事 最後の質問です。若手の方には、これから何をがんばろうと思っているかという意気込みを、ベテランの方には、大きな仕事をするための秘訣を教えていただきたいと思います。

小西 入所当初からの目標ではありますが、毎日見聞きしたことを最大限に吸収していきたいです。ただ、最初はわからないことが多すぎて、ただ吸収し続けるような状態で。でも最近は、前に聞いたなとか、それならこうしたらいいんじゃないかなとか、徐々に情報同士が結び付く場面も増えてきました。これからは、自分なりの視点で情報を結び付けていきたいですし、それを事業に活かしたいと思っています。

竹中 やりたいことって、まだすごくふわっとしていて、うまく言葉にできないですね…。ただ、まだ三年目ながら、色々と新しい事業に携わらせてもらっていて、自分なりに情報収集したり人脈を構築したりしながら、自分で面白いと思える『何か』を形にしていきたいと思っています。ジョブローテーションがあっていつ違う部署になるかわからないので、今を大事にしながら、自分のやりたいことを追求したいです。

槇山 秘訣というほど大層なことではなくて、自分がやりたいと思っていることでもいいですか。

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人事 もちろんです。

槇山 ちょっと古い話ですが、私が就職活動をしたのは男女雇用機会均等法施行前なので、そもそも、女性を総合職として採用するのかどうか、企業ごとにあまりにも対応が違ってました。でも、大商の人事面接でだけ、戦力として本当に使えるのかどうかを見極めようとする難しい質問をされました。ここなら本気で働けると思って入所したんですね。また、様々な企業をみてきて大商に感じたのは、自由度が高くて、時代の先をみながら仕事ができるということで、その印象は入所前も今も変わっていません。自分がやりたいと提案したことが、10個に1個か、1000個に3個か、どの程度かはわからないけれども、事業として実現していける機会を与えてもらえる数少ない組織だと思います。そのためには、国の政策や経済・産業の動向、海外情勢などにキャッチアップできるよう、常にアンテナを高く保つ必要がありますが、経済団体職員としてその目線はずっと忘れてはならないことだと考えています。

情報はどこからどうやって入手されるんですか。

槇山 ごく普通の情報網しかないですよ。大事なのは、様々な企業の方、行政の官僚などと本音で話せたり、腹を割った情報交換ができるような関係を築くこと、つまり人的ネットワークだと思います。

そこから鮮度の高い情報が得られるということですね。

槇山 そうですね。ネットワークの構築は難しいことで、私もまだまだです。大商職員としてすごく大事ですよね。

根来 大きな仕事っていうのをどう定義するのかにもよりますが、大商の事業は、個々の企業を意識しながらすることと、大きな意味で経済・産業の流れを活性化させるということに分けられます。前者もそうなんですが、特に後者については、すごく大きな目標を掲げる場合があります。例えば私の担当しているライフサイエンス関係だと、『大阪が世界をリードする』なんて、大きく出てるんですよ。そのためには、視野をできるだけ広く持った上で、目の前の仕事に着実に取り組むことが必要で、その積み重ねこそが結果として大商を動かしたり、大阪を動かしたり、場合によっては国の政策を動かしたりすることにつながっていくわけです。

槇山 こつこつと、地味な仕事を丁寧に積み重ねることがすごく大事なんですが、その背景に大きなシナリオをちゃんと掲げておかないとダメ、というのは間違いないですね。

人事 私も含めて、経験の浅い職員にはすごく参考になる話ですね。ありがとうございました。

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人事 さて、採用HP用の対談企画だということを忘れて、まだしばらく仕事をテーマに話したい気分ですが(笑)

一同 確かに!(笑)

人事 ですが、一旦ここで対談は終了とさせていただきます。また別の機会に、色々お話ししましょう。皆さん、本日はありがとうございました。

一同 ありがとうございました。