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過去最多82社からバイヤー |
大手流通業に売り込む好機 |
大阪商工会議所は11月14日、「第27回買いまっせ!売れ筋商品発掘市」を大阪府立体育会館(大阪市浪速区)で開催する。百貨店、スーパー、通販、生協、専門店などを中心とした国内大手流通業などのバイヤー企業82社がブース出展する。今回のバイヤー企業の社数は過去最多となる。現在、売り手企業の参加を受け付けている。 同商談会は普段アポイントを取るのが難しい大手流通業のバイヤーらが買い手企業としてブースを構え、全国の売り手企業が直接売り込みをかける日本最大級の商談会。今回は82社、約300人のバイヤーが買い手企業ブースで商談する。うち今回初めて出展する買い手企業は21社。買い手企業と仕入れ希望商品情報はホームページに掲載。 商談対象商品は、食品、食材(一次産品含む)、住・生活雑貨、衣料、家具、地域特産品など。 昨年度は、総商談数4850件のうち24.2%にあたる1174件が商談継続・成約となっており、これまで大手流通業と接点のなかった企業にとっては、販路を拡大する足がかりとなっている。 午前10時~午後1時、午後2~5時。売り手企業の参加費は会員1人9,000円、一般同18,000円。ホームページから売り手企業の参加を先着順で受け付けている。定員1000人。定員になり次第募集を終了する。 ![]() 【問合せ】流通・サービス産業部TEL6944・6440 |
うめきた2期、先行まちびらき |
鳥井会頭 記念式典であいさつ |
JR大阪駅北側の再開発街区「グラングリーン大阪(うめきた2期)」の先行まちびらき記念式典が9月3日、開催された。 緑に囲まれた「うめきた公園サウスパーク」内の会場で、吉村洋文大阪府知事、横山英幸大阪市長、うめきた2期開発事業者などとともに、同エリアの振興策検討に携わってきた経済団体代表も登壇した。 来賓あいさつに立った大阪商工会議所の鳥井信吾会頭は、ニューヨークを事例に緑が都市に与える魅力について触れ、うめきた2期への期待を述べた。 うめきた2期は「『みどり』と『イノベーション』の融合拠点」をテーマに、市民共創による新たな製品やサービスの開発が進むエリアとして期待されている。大商は、イノベーションを推進する一般社団法人うめきた未来イノベーション機構の一員として、さらに連携強化を図っていく。 |
「12月17日に会員交流大会 藤川球児氏が講演 |
■会場はリーガロイヤルホテル大阪(大阪市北区)に変更 |
大阪商工会議所は12月17日、「2024年度会員交流大会」を開く。 第1部では阪神タイガースのスペシャルアシスタントでプロ野球解説者の藤川球児氏を講師に迎える。藤川氏がプロ野球・メジャーリーグで活躍した経験を踏まえ、勝負強さを発揮する秘訣や野球の魅力などについて、インタビュアーを介し対談形式で講演する。今年、新入会員を多数紹介いただいた「組織基盤強化貢献者」への感謝状贈呈式、大阪の地域経済・産業振興に多大な貢献を果たした方を表彰する「大阪活力グランプリ2024」の表彰式も行う。 第2部では、会員相互の親睦を深めるとともにビジネス交流の場を提供するため、立食形式での交流パーティーを開催。 午後3時30分~6時30分、リーガロイヤルホテル大阪(大阪市北区)で[※1.]。第1部は参加無料。第2部の交流パーティーの参加費は7,000円。定員は第1部1,200人[※2.]、第2部250人。申し込み先着順。会員限定。 ※1.会場を変更いたしました: リーガロイヤルホテル大阪(大阪市北区) ←大阪商工会議所 ※2.第1部の定員を増やしました: 1200人 ←600人 【問合せ】会員組織担当TEL6944・6277 |
政府が今後重視すべき政策など緊急調査 |
「成長戦略」「人手不足対策」が上位 |
大阪商工会議所などはこのほど、「政府が今後重視すべき政策、政策金利引き上げ・為替変動の影響に関する緊急調査」の結果を発表した。 今後政府に重視してほしい政策について尋ねたところ、「成長戦略」が4割弱(39.0%)で最多、次いで「人手不足対策」(34.2%)、「物価高対策」(32.7%)、「金融政策」(22.6%)となった(3項目内複数回答)。 昨年同時期と比べた自社の借入金利の変化は、「変化なし」が4割強(42.3%)で最多。「上昇した」企業は約3割(29.9%)であった。半年後の借入金利の変化見込みは、「上昇する」見込みの企業が4割強(42.5%)で最多となった。 今後緩やかに金利が上昇すると仮定した場合、半年後の自社業況への影響は、「マイナスの影響」が5割強(51.4%)で最多となった。 為替水準について尋ねたところ、「120円台」が3割弱(27.8%)で最多。3社に2社(64.5%)が「130円台より円高」を望むと回答した。 調査は8月22~29日、大阪府内に事業所がある企業を対象に実施し、562社から回答を得た。 【問合せ】企画広報室TEL6944・6304 |
SDGsカフェ |
10月16~17日、オープン |
大阪商工会議所は10月16~17日、「SDGsカフェ」を開く。これは、企業の協力を得て、食べられるチョコストローや段ボール製の机と椅子などSDGsの概念を体現した製品のみで運営する。両日、マイドームおおさかで実施する「カーボンニュートラル・チャレンジフェア2024」の一環。 2回目の今回は、新たな協力ラインナップとして6商品が加わるほか、昨年度の協力企業が連携し、来場者特典付きの企画を実施するなど内容を拡充。「SDGs万博」といわれる大阪・関西万博まで半年を切る中、来場者のSDGsに関するマインド向上を狙う。 【問合せ】産業・技術振興担当TEL6944・6300 |
【学校×企業】外国人留学生採用のための情報交換会 |
大阪商工会議所は11月13日、「【学校×企業】外国人留学生採用のための情報交換会」を開催する。 同催事では、関西の11校の大学・専門学校が出展し、中小企業の経営者・採用担当者と留学生採用に関する情報を交換する。大阪で働きたい留学生を在阪中小企業が採用できるきっかけ作りを目指す。面談は、事前予約制で1社15分。留学生採用に関する個別相談ができる大阪出入国在留管理局などが出展する相談ブースも設置予定。 11月13日午後2~5時、大商で。参加無料。定員40社(1社1人まで)。大商会員企業または大阪府内事業者の中小企業限定。 【問合せ】研修・採用支援担当TEL6944・6499 |
販路開拓・PRに |
広告チラシを本紙に同封 |
大阪商工会議所は、本紙「大商ニュース」に、会員の皆様の広告チラシを同封するサービス(有料)を実施している。 本紙は大商の約3万の会員などに配布されており、企業・団体のPRに最適。新商品の案内やイベント、セミナー、展示会の案内などに利用できる。同封可能な形態は、原則A4サイズの紙製で20グラム以下。封入物の内容については事前審査がある。 【問合せ】編集担当TEL6944・6324 |
マクロミクロ――今後の金利と事業承継 |
日本銀行は今年3月に行われた金融政策決定会合において、マイナス金利を解除するなどの決定をし、金融正常化への一歩を踏み出した。7月に開催された政策決定会合では政策金利を0.25%程度とした。国内GDPや実質賃金、消費者物価指数などの経済データを見ながら今後の政策金利を決定していくものと思われる▼政策金利は一度動き出すとしばらくは同じ方向に動く。最近でも様々な金利が上昇しており、金利の今後の動向は、企業経営に大きなインパクトを与える▼大阪商工会議所は事業承継・引継ぎ支援センターを国から委託され運営している。2023年度は千件以上の事業承継の相談対応を行い、アドバイス・支援を行っている。相談企業の最近の傾向は小規模な企業、経営内容の厳しい企業が増えていることだ▼事業承継対策の一番のポイントは早期に専門家に相談し対策を進めることである。そうすれば、選択肢が増え事業承継に失敗する可能性が低くなる。今後の金利上昇のリスクを考えると、早期に事業承継対策に着手し、経営者としての最後の難局を乗り切りたいものである。(OZ) ◆個人情報の取り扱い 大阪商工会議所が主催するセミナーなどの参加申込書にご記入いただいた情報は、大商からの各種連絡・情報提供に利用するほか、講師には参加者名簿として提供します。 |
自社業況、プラス幅拡大 7~9月期 |
中小は10ポイント以上改善 |
大阪商工会議所は関西経済連合会と共同で四半期ごとに実施している「経営・経済動向調査」の結果をこのほど、発表した。足元7~9月期の自社業況は、BSI値(「上昇」と回答した割合から「下降」と回答した割合を引いた値)が10.2と、前回調査(1.5)からプラス幅が拡大。中小も2.7と前回調査(マイナス8.1)からプラスに転じ、今年初のプラス圏になった。 7~9月期の国内景気BSI値は11.0と、前回調査(12.1)に引き続きプラスを維持するも、その幅は縮小。自社業況の個別判断では、製・商品価格は16期連続の上昇超過、雇用判断は17期連続の不足超過となった。自社業況の総合判断で「上昇」と回答した中小企業からは、価格改定や業務効率化の効果が寄与したとの声が聞かれた。 上半期で自社に影響を与えた経営環境の変化について尋ねたところ、プラス面では「国内消費の動向」(27.4%)が、マイナス面では「原材料・エネルギー価格の動向」(52.3%)がそれぞれ最多となった(それぞれ3項目内複数回答)。 また、下半期に、上半期以上に大きな影響を受けると考えられるものとしては、プラス面では「国内消費の動向」(16.4%)や「国内設備投資の動向」(13.2%)、マイナス面では「人手不足」(19.5%)や「原材料、エネルギー価格の動向」(18.4%)が上位となった(単数回答)。 調査は8月19~30日、1530社を対象に実施し、365社から回答を得た。 【問合せ】企画広報室TEL6944・6304 |
府内から360者が出展 |
10月16、17日 大阪勧業展 |
大阪商工会議所と堺商工会議所、大阪府商工会連合会は、大阪府内全ての商工会議所・商工会と連携し、10月16、17日に、多業種型の総合展示商談会「大阪勧業展2024」を開く。 今回は19回目の開催。約360企業・団体が出展予定で、そのうち約4割が初出展。業種は金属、機械・器具・部品、化学・エネルギー、繊維、建設・建材、生活関連用品、環境・衛生、食品、紙・印刷、情報・通信、サービス、各種団体などの全12業種。 同展ホームページで事前登録し、当日は入場証を印刷・持参することで、受付に並ばずスムーズに入場できる。また登録により、自社の関心項目(複数可)に合致する出展企業がリストアップされ、開催前から直接コンタクトが取れるほか、当日も効率よくブースを巡り、成約可能性が高い商談ができる。 16日は午前10時~午後5時、17日は午前9時30分~午後4時、マイドームおおさかで(大阪市中央区)。入場無料。 【問合せ】運営事務局TEL6944・6242 |
脱炭素に資する製品を展示 |
カーボンニュートラル・チャレンジフェア |
大阪商工会議所は10月16、17日、「カーボンニュートラル・チャレンジフェア2024」を開く。大阪勧業展2024と同時開催。 同フェアは、カーボンニュートラル実現に資する製品やサービスを紹介する展示商談会で、今回で3回目となる。10社の展示に加え、来春に迫った大阪・関西万博に向けた特別展示として、万博の建設現場で活躍中の竹中工務店「モバイルハウス」、万博会場への移動手段として注目される岩谷産業「水素燃料電池船(模型)」も登場する。 マイドームおおさか(大阪市中央区)で。入場無料。 【問合せ】産業・技術振興担当TEL6944・6300 |
万博を機に街 盛り上げる |
10月4日 第2回交流会開催 |
大阪商工会議所が推進する「まちごと万博」では、自分たちの街をもうひとつの万博会場にして、万博をきっかけに生まれる面白いイベントやプロジェクトなどを「まちのパビリオン」に見立て、光を当てている。 8月29日には、「大阪まちごと万博交流会【第1回】」を大商で開催。まちなかでの取り組みが注目を集める梅田やなんば、北加賀屋における万博に向けた取り組みや活用方法を紹介。企業・団体から約90人が参加し、交流を深めた。参加者からは「場を持つ企業と交流でき、万博開催時にまちなかでイベントを実施するイメージを膨らますことができた」などの声が寄せられた。 10月4日には第2回交流会を開く。中之島、東横堀川、天王寺・あべのおよび登録文化財の取り組みや活用方法を紹介する。午後3~5時、β本町橋(大阪市中央区)で。無料。事前申込制。 【問合せ】万博協力推進室TEL6944・6323 |
台湾スタートアップ来阪 |
在阪企業と活発に交流 |
大阪商工会議所は7月2日、「GIFミートアップ」を大阪市内で開き、台湾のスタートアップ22社が来阪した。在阪企業の約50人の前でプレゼンを行ったり、在阪企業と活発に交流した。 大商は9月4~6日、台湾で開かれた「StartSphere Taipei 2024」で、来年に迫る大阪・関西万博をPRし、来阪を呼びかけた。 同イベントは、台湾政府関係機関が主催したもので、台湾や韓国、アセアンのスタートアップから約50人が参加。パネル討論では、大商や大阪観光局の溝畑宏理事長が登壇し、大阪のスタートアップ誘致などついて議論した。参加者に大阪の盛り上がりを強く印象付けた。 【問合せ】国際部TEL6944・6411 |
町工場から世界へ 大阪商工会議所×大阪信用金庫 大阪・関西万博に出展 <新連載> |
テーラーメイド3D人工骨by大阪冶金: 未来の医療技術を展示 |
「1970年大阪万博は、まだ関西大学の学生だった私にとって特別な体験だった」と話すのは、大阪冶金興業(大阪市)の寺内俊太郎社長。70年万博では、世界各国の最先端技術や文化が一堂に会し、日本の経済だけでなく、社会全体に変革をもたらした。2025年大阪・関西万博では、当時の寺内社長が感じたような感動を次世代に伝えたいと強く願っている。 同社が万博で展示するのは、3Dプリンターを活用して製造された金属製の人工骨。老化や事故による骨の損傷を補うための人工骨は、個々の患者に合わせてカスタマイズ可能で、医療現場での活用が期待される。特にチタンは、生体適合性が高く、医療用として広く用いられてきた。展示では骨格のあらゆる部位のモデルを紹介し、未来の医療技術を具体的に示すことで、クオリティオブライフの向上に寄与することを目指す。 寺内社長は、万博を「商売の場ではなく、一般の人々に感動を与える場である」と力を込める。訪れた人々が、思いもよらない未来の姿に驚き、感動するような展示を通じて、若い世代にも大きな刺激を与えたいという。この場を通じて、企業としての使命と技術力を世界にアピールし、社会に貢献する道を探ることが目標だ。 同社の未来像は、宇宙開発や新素材の研究にまで広がる。既存の金属だけでなく、未使用の元素を活用することで、生活を豊かにする新たな材料の可能性を探ることにある。 大阪冶金興業 寺内俊太郎社長。大阪市東淀川区。 ◇ 大阪・関西万博で大阪の町工場の実力と試作品・製品の有用性を発信する出展企業・グループを紹介する。 【問合せ】中小企業振興部TEL6944・6461 |
CHANGE FASHION チェンジファッション 大阪・関西万博に出展 <8> |
太洋商店:廃棄米由来の新素材を展示 |
近江商人の商売十訓のうちの一つ「資金の少なきを憂うなかれ、信用の足らざるを憂うべし」。どんな商売でも、まずは目の前の相手の信頼を勝ち得ることが大切である。 滋賀県・守山市と大阪市に本社を持つ太洋商店は祖業の生地卸のみならず、手袋、アイソレーションガウン、防災用簡易トイレと幅広く製品も扱っている。小規模の企業ながら得意先は約5百社と多い。社員一人ひとりがエキスパートとなり、顧客のどんなニーズにも細かく対応した結果、取扱品が増えていった。同社の東出達也社長は「お客さんのよろず相談屋になりたい。どんな要求にも応えている」と語る。コツコツと積み上げた信頼で、売り上げを先代と比べ3倍にしている。 新規市場開拓にも意欲的だ。同社が大阪・関西万博でアピールするのは、お米を使った日本発の合成皮革「お米っタン」。食用に適さない古米や東日本大震災での休耕地・耕作放棄地などを活用して栽培した資源米をアップサイクルして製造された植物由来の合成皮革で、環境保護の観点から注目されている。今回は、呉服屋やプリント生地の繊維卸と協業し、この合成皮革と着物やプリント加工との融合に取り組む。新素材を生み出し、新しいファッションを表現する。 すでに、万博での協業を機に、新たなビジネスも始めているという。東出氏は「万博は自分も成長できる機会。どんな人と会えるのか楽しみだ」と心待ちにしている。 【問合せ】流通・サービス産業部TEL6944・6493 |
会頭コメント |
関西国際空港 開港30周年について 関西国際空港(関空)が開港30周年を迎えたことを、心よりお祝い申し上げる。インバウンド需要が活況を呈し、バブル崩壊後の失われた30年から脱却しつつあるのも、関空あってこそであり、場所の選定から開港まで四半世紀にわたり官民挙げて取り組んだ先人の尽力に心からの敬意と謝意を表したい。 来年の大阪・関西万博、IRの開業、そして関西全体のグローバル化のため、関空の存在と役割は極めて大きい。来春に予定される新飛行経路導入などの更なる機能強化により、関空の一層の飛躍を期待している。 大阪商工会議所としても、ビジネス・観光両面で国内外の交流促進に努め、関空の成長を後押しして参りたい。(9月4日) |
大阪で実証実験を支援 |
雨量計 ソーラー光循環街灯 |
大阪商工会議所、大阪府、大阪市で構成する「実証事業推進チーム大阪(以下、「推進チーム」)」は、大阪で実証実験を希望する企業に対して実証フィールドの調整などの支援を行っている。このほどTSTジャパン(大阪市)とライトプラン(愛知県豊橋市)が取り組む実証実験プロジェクトの支援を開始した。 TSTジャパンの実証実験では、同社が開発中の安価かつ導入が容易な「新方式雨量計」を大阪府内の複数箇所に設置し、ゲリラ豪雨即時遠隔モニターの信頼性などを検証する。実施期間は、8月28日から10月末までを予定。 ライトプランは、同社が開発したLEDの光で発電する太陽光発電システムを搭載した「ソーラー光循環街灯」を大阪・咲洲の複合商業施設「アジア太平洋トレードセンター」に設置し、長期間点灯の実現可能性などを検証する。実施期間は、9月13日から11月末までを予定。 推進チームを活用した実証実験の実施に関して、ご関心の向きは担当まで問い合わせを。 【問合せ】産業・技術振興担当TEL6944・6300 |
次世代技術活用策など語る |
10月30日 プリファードの福田氏 |
大阪商工会議所は10月30日、「次世代テックフォーラム」のトータルコーディネート会議を開く。 基調講演では、プリファード・ネットワークスの福田昌昭VPが登壇。AI(人工知能)に関連するコア技術を応用し、交通・モビリティ、エネルギーなど様々な領域で事業開発を行う同社の取り組みを紹介し、分野横断による「クロスイノベーション」が持つ大きな可能性を考える。 パネルディスカッションでは、産業技術総合研究所の本村陽一首席研究員も加わり、国内企業が次世代技術を活用して事業を大きく伸ばしていくために取るべき方策などを議論する。午後3時~5時30分、大商で。無料。事前申込制。 【問合せ】産業・技術振興担当TEL6944・6300 |
「親」を超えたスピンオフ事例 |
日立、トヨタなど分析 |
大阪企業家ミュージアムは11月20日、企業家研究フォーラムと連携し、講座・企業家学「スピンオフで『親』を超えた企業家たち~事業・産業創造の一世紀~」を開く。 既存企業から外部へ切り出された「子」が成長を遂げて、「親」を超えることもある。「子」を率いた企業家はいかなる活躍を見せたのか――。日立製作所、ブリヂストン、トヨタ自動車などの事例を分析する。講師は関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科の吉村典久教授。 午後6時30分~8時、同ミュージアムで。受講料2,000円。定員30人。事前申込制。 【問合せ】大阪企業家ミュージアムTEL4964・7601 |
渋沢栄一と関西企業のつながり |
大阪企業家ミュージアムは大阪取引所と共催で11月8日、講演会「渋沢栄一とレガシーを受け継ぐ関西企業~東洋紡、京阪電気鉄道、大阪ガスなどを中心に~」を開く。 7月に新紙幣の顔となった渋沢栄一。近代日本資本主義の父と称される渋沢が設立や経営に携わった企業が関西にも多くある。 講師は、公益財団法人渋沢栄一記念財団の元研究部部長・木村昌人氏。午後3時~4時30分、同ミュージアムで。参加費は入館料のみ。定員40人。事前申込制。 【問合せ】大阪企業家ミュージアムTEL4964・7601 |
創立記念日の週 会員限定無料 |
企業家ミュージアム |
大阪企業家ミュージアムは、大阪商工会議所の会員企業を対象に、各社の創立・創業記念日の週に、社員をはじめOB、ご家族まで入館料が無料となる「創立・創業記念無料ウィーク」を実施している。 周年記念事業や社員研修に加え、秋開催の社員・家族向けイベントなどの福利厚生活動にご活用を。事前申込制。 【問合せ】大阪企業家ミュージアムTEL4964・7601 |
タイのスタートアップ事情 |
政府主導で成長支援 |
タイ大阪総領事館が8月5~9日にタイのバンコクで実施した「タイ・関西連携イノベーション促進事業」に、大阪商工会議所などの在阪経済団体やベンチャーキャピタルらが参加した。同事業はタイと日本のビジネス連携の強化を目的とするもので、タイの外務省やスタートアップ支援機関、タイ投資委員会(BOI)、タイ国家イノベーション庁(NIA)などを訪ねた。 タイは、東南アジア諸国連合(ASEAN)で第2の経済規模を誇り、自動車産業や観光業を中心に成長が進んでいるほか、国内のイノベーション促進に向けて、政府主導でスタートアップ支援策が拡充されている。 例えば、NIAなどスタートアップ支援組織は、デジタル技術やバイオテクノロジーなどの分野でネットワーキングや資金調達の支援を強化しており、国内外の企業や投資家にビジネス連携を呼びかけている。 日本とタイの投資関係ついては、2007年の日タイ経済連携協定締結以降、約6千社の日系企業がタイに進出。23年度のタイへの外国直接投資(FDI)のうち、金額ベースで約11%を日本が占めている。こうした背景には、BOIによる投資促進政策がある。BOIは、企業の進出地域や業種に応じて様々な税制優遇策を設けており、労働許可証・ビザの取得なども支援している。 今後は、バイオテクノロジーや医療機器、次世代自動車などの高付加価値産業を中心に、タイ進出の奨励策の拡充の検討が進められるとともに、タイ政府によるビザ免除や日系企業への支援策を通じてタイへのさらなる投資促進が期待されている。 【問合せ】国際部TEL6944・6400 |
サイバー攻撃対策セミナー |
個別相談会や訪問指導も実施 |
万博などの国際イベントの開催前・開催期間中は、サイバー攻撃への警戒を高める必要がある。 大阪商工会議所は10月17日、「サイバー攻撃対策セミナー」を開く。大商が提供する「商工会議所サイバーセキュリティお助け隊サービス」の詳細な解説も行う。午前10時~11時30分。大商で。無料。事前申込制。 また、10月24日と11月18日は、独立行政法人情報処理推進機構と共催してサイバーセキュリティ講演会と個別相談会を開催。専門家(情報処理安全確保支援士)がアドバイスを行い、希望する企業には訪問指導も可能。 相談員の多くは中小企業診断士の資格も併せ持つ「経営のことも分かるセキュリティ専門家」。技術的な事項だけでなく、経営的な観点からも対応できる。①情報セキュリティ規程の整備②情報資産の洗い出しとリスク分析③クラウドサービスの安全利用④セキュリティインシデント対応⑤従業員向けセキュリティ教育――などがある。 各日とも午後1~4時、大商で。無料。事前申込制。 【問合せ】経営情報センターTEL6944・6353 |
事業連携に向け 関西SU5社 広島でピッチ |
大阪商工会議所は10月11日、広島県などと協力し、地域間連携による「スタートアップマッチングピッチ~広島×大阪・関西」を開く。 広島県の主要産業である製造業や建設業などの事業課題を解決する関西のスタートアップ5社が登壇。建機レンタル作業のDX化を図るArch(大阪)、3Dプリンター住宅を開発するセレンディクス(兵庫)、ワイヤレス給電技術を有するSpace Power Technologies(京都)などがピッチを行い、事業会社などとの事業連携を図る。午後3~5時、イノベーション・ハブ・ひろしまCamps(広島市)で。無料。 大阪からはオンラインでの参加も可能。 【問合せ】産業・技術振興担当TEL6944・6300 |
国際OEM契約書作成 基本実務セミナー |
大阪商工会議所は「国際OEM契約書作成の基本実務セミナー(受託編)(委託編)」を開く。 海外企業への生産委託や海外企業からの生産受託は、それぞれの当事者の立場、利害、リスクの所在が異なるため、契約交渉の準備、契約書の作成が欠かせない。 日本企業がOEM契約の交渉や契約書の作成で留意しておくべき基礎知識、OEM契約の主要な条項、紛争解決条項について、国際取引契約、国際仲裁、調停の専門家であるGBC(ジービック)大貫研究所の大貫雅晴代表が事例と英文条項例を交えて解説する。10月29日(受託編)、12月6日(委託編)各回とも午後2~5時、大商で。会員9,000円、一般13,000円。2回とも受講の場合、割引あり。定員40人。事前申込制。 【問合せ】国際部TEL6944・6400 |
温室効果ガス排出量 |
10月24日 算定方法を解説 |
大阪商工会議所は10月24日、「GHG(温室効果ガス)排出量算定」セミナーをオンラインで開く。 大企業でサプライチェーンも含めた二酸化炭素(CO2)排出量の開示が進み、その影響から中小企業でもCO2排出量の開示を求められるケースが増えている。 国際的に推奨されている「GHGプロトコル」に沿って、特に複雑なScope3に的を絞って、実務に即した具体的な算出方法を解説する。参加者から毎回多くの質問が寄せられるセミナーで、「疑問点の解消に役立つ」「他社の質問が参考になる」と好評。講師はオンドの川崎亘事業開発本部長。午後1時30分~5時。参加費は会員2万円、一般3万円。同じ企業から2人目以降の参加は5,000円割り引く。 【問合せ】産業・技術振興担当TEL6944・6300 |
大商のがんばる会員さんを紹介します! |
■中小企業経営のナビゲーターとして「南船場」で歩み続けて半世紀~ 堀会計事務所(中央区、堀裕彦所長、https://www.holy-kaikei.com/ )は1972年7月に先代が南船場で創業し、今年で52年目を迎えた。 従来、小規模企業経営者の「伴走者」を心掛けてきたが、今回、中小企業庁の補助事業採択を契機に、以下の方々を念頭に置いて一冊の「小冊子」をまとめ上げた。 ・本気で健全経営に取り組みたい方 ・相性の合う専門家を探している方 ・昨今のデジタル化に不安のある方 ・経営改善には何が必要か不明な方 ・経営活動により自己実現したい方 ※送付希望の方は「小冊子希望」と明記のうえ、①住所②氏名(名称)③電話番号を記載し、メールまたはFAXでお申し込みください。 メール:info@holy-kaikei.com FAX:06・6244・0029 ■木材店が、「作業効率化 動線設計」のリノベーションを展開 1948年創業のいたや木材(生野区、https://www.i-itaya.com )は、大塚典子代表取締役が建築設計事務所勤務の経験を活かし、住宅・店舗・事務所のリノベーション事業を展開している。 大塚代表の得意分野は、作業効率化のために顧客の求めるものを一緒に探る動線設計。作業の流れを細かくヒアリングして事務所の業務効率化を図り、従業員が時間短縮できる動きやすい店づくり、家族の家事の流れに沿ったストレスのない家づくりを行う。テレビ番組の「ビフォーアフター」を想定してほしい。 月1回、無料相談会や事例発表会も実施。無料相談は、電話(06・6731・1269)またはEメール(info@i-itaya.com)で受け付ける。住宅の相談ももちろんOK。 |
特集 TDMトライアル実施 |
万博会期中の交通混雑回避に向け 2024. 9.30(月)~10.4(金) |
2025年大阪・関西万博 交通円滑化推進会議(大阪商工会議所、大阪府、大阪市、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会などで構成)は9月30日(月)~10月4日(金)、万博会期中の交通混雑緩和に向けたトライアルを実施する。現在、このTDMトライアルに参加し、交通混雑の回避に協力する企業を募集している。 TDMトライアルでは、万博会場周辺や大阪メトロ中央線周辺を重点エリアとして、行政関係機関や企業において、交通円滑化に向けた①移動量・配送量の削減②オフピーク時期・時間帯への変更③交通混雑を避けた場所・ルートへの変更──などに取り組む。 具体的には、TDMパートナーに登録した上で、テレワーク、在宅勤務、時差出勤、配送時間・通勤経路・配送経路の変更などの中から、自社で可能なメニューに取り組み、その実績をアンケート調査で回答する。 TDMトライアルへの参加企業には、参加証が付与されるほか、好事例は専用ホームページで広く公表される。 ■TDMって何? 万博に向け登録受け付け 2025年大阪・関西万博 交通円滑化推進会議は、万博来場者の円滑な移動と都市活動の両立を目指すため、一般交通の抑制や分散、平準化に取り組む企業「TDMパートナー」を募集している。 TDMとは、Transportation Demand Management(交通需要マネジメント)の略称。鉄道や道路の利用者に時間・経路の変更などを促し、交通需要を調整することで、交通混雑を緩和していく取り組み。 万博会期中の会場来場者は、非常に混雑する時期には、1日当たり約22.7万人。特に、会期終盤(10月1~13日)や、平日朝のピーク時(午前8~10時台)は、万博会場周辺や大阪メトロ中央線周辺、大阪市内主要ターミナル周辺で混雑が予想される。こうした混雑時期・時間帯、エリアにメリハリを付けて、TDMを実施する。 TDMパートナー専用ホームページ( https://www.city.osaka.lg.jp/banpakusuishin/page/0000618137.html )から登録可能。登録企業には、会期中の交通情報や他の登録企業の取り組み事例がプッシュ型で情報提供される。また、登録企業名が専用ホームページに公表され、登録証も発行される。 《TDMパートナーの事例: 日立造船》 所在地 大阪市住之江区南港北1-7-89 最寄り駅 大阪メトロ「コスモスクエア」 週4回利用可能な在宅勤務制度を継続するほか、リモートウイークや出勤率の設定も検討中で、オフピーク出勤やオンライン会議の活用も奨励します。また、営業車の使用については、頻度削減や時間変更を実施するほか、宅配便やその他車両(廃棄物回収・自販機配送など)の配送回数も削減します。 《TDMパートナーの事例: ミズノ》 所在地 大阪市住之江区南港北1-12-35 最寄り駅 大阪メトロ「コスモスクエア」「トレードセンター前」 コロナ禍以降に制度化したテレワークを通じて出社率50~60%を継続維持するほか、コアタイムを設定しないフレックス制度も活用して時差出勤を促進します。社内インフォメーションには迂回通勤経路を掲示し、混雑回避を誘導します。また、自社で開催する展示受注会を事前予約制とし、来社人数を制限します。 《TDMパートナーの事例: リーガロイヤルホテル(大阪)》 所在地 大阪市北区中之島5-3-68 最寄り駅 京阪電車「中之島」 在宅勤務、時差出勤、オンライン会議を推進し、営業車や混雑経路の利用を抑制します。物流対策として、設備工事の抑制や納品経路・時間・回数の見直しを行うほか、客室清掃回数を減らすエコプランを推進します。混雑緩和に向けて交通情報をお客さまにも提供します。こうしたTDMへの協力を業界や取引先にも呼びかけます。 【問合せ】万博協力推進室TEL6944・6323 |
特集 繊維・ファッション産業の未来 見てみよう |
ファッション合同展示会&セミナー「チラミエEXPO-チェンジ ファッション!!」 |
万博出展17社 展示物の「今」を紹介 10月22日 大阪商工会議所は10月22日、大阪・関西万博に出展する17社などが万博での展示物の現状を「チラッと」紹介する合同展示会&セミナー「チラミエEXPO―チェンジ ファッション!!」を関西ファッション連合と共に実施する。 大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオン「展示・出展ゾーン」出展企業17社は現在、繊維・ファッション産業の未来をテーマに万博での展示物を企業同士で話し合いながら共創。今回は、17社などが自慢の製品・技術を出展するとともに、万博での展示物の現状を「チラッと」紹介する。 セミナーでは、社会人類学者でありながら自身もアパレル企業を創業した経験を持つ小野瀬慶子氏と、西陣織を軸にボーダレスな革新を起こし続ける細尾の細尾真孝社長が協業に焦点を当て対談形式で基調講演。トークセッションもある。せんば適塾(大阪府、関西ファッション連合)主催の「ビジネスマッチングフォーラムVol.13」を同時開催。午前10時30分~午後6時、綿業会館(大阪市中央区)で。事前申込制。無料。 《セミナー》 基調講演「これからのものづくりと、創造、新しい価値」 10:45~11:45 ・社会人類学者、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程、 合同会社EVOKE81 共同代表 小野瀬慶子氏 ・細尾 社長 細尾真孝氏 トークセッション「共創からうまれるファッションの未来」 14:00~15:00 <ファシリテーター> ・デザインラボ 代表取締役 深沢光氏 <パネリスト> ・学校法人ミクニ学園大阪文化服装学院 副校長 加藤圭太氏 ・東紀繊維 専務取締役 大下喜昭氏 ・桃谷順天館桃谷総合文化研究所 所長 杉野哲造氏 ・ブローレンヂ 代表 冨岡智世氏 ■“BillyBilly(ビリビリ)” zone 大阪のデザインのインパクトを全身でビリビリ感じる×ビリケン ◎環境に配慮したお米由来の合成皮革を提案 太洋商店 繊維生地、化成品卸を主な商材として製品・販売まで手掛けている。廃棄米を使った日本発の合成皮革「お米っタン」を提供。その他、生地素材(織物ニット)合皮、フロッキーなど取り扱い中。 ◎サステナブルな素材や加工を組み合わせた多種多様なプリント生地を提案 北高 プリント生地取扱量は日本トップクラスのテキスタイル商社。多種多様なプリントデザインを素材と加工を組み合わせて提案。船場の同業各社と連携を進め、「ビリケン」をシンボルとした地域ブランディング「船場テキスタイル」を始動。 ◎3DやAR技術を使用したPR方法を提案 ロイスエンタテインメント AR技術が得意な3Dデザイン会社。等身大フィギュアなどの立体造形物製作のほか、AR、メタバースなどのデジタルコンテンツ製作も手掛けている。ファッションをARで表現するPR方法に関心のある方はぜひお立ち寄りを。 ◎日本の絹織物と伝統技法を世界にPRします 丸十 東大阪市を中心に地域密着型で呉服の販売やレンタルを手掛ける創業約120年の呉服屋。「着物」を現代にマッチさせた新たな価値をうみだし、織物や染めなど日本の技術を発信することで日本の和文化ファッションを次世代につなぎたい。 ■“KiraKira(キラキラ)” zone 未来を美守る、光合成の輝き、透明服をはじめとする美しい衣服をまとう意の“綺羅”。「光合成する服」などを共創中。 ◎アパレル企画だけではなく、糸や生地の開発から空間まで一括してプロデュース マツオインターナショナル 日本製生地にこだわり独自のデザインが特徴のドメスティックブランドを多ブランドで展開。百貨店やSCなど販路も多く、アパレルのプラットフォーマーとしての展開も模索。ECや駅ビルなど新販路を共に構築できる企業を探し中。 ◎モイストファイバー配合商品「美衣」 東紀繊維 自社の製造拠点で、環境に配慮した高品質な生地の企画・製造・販売を行う。布地「美衣」は、「モイストファイバー」を配合し、機能性を持ちながら、土に還る環境負荷の少ない素材。「モイストファイバー」の製品化に関心のある方はぜひ。 ◎レーヨンに化粧水成分を練り込みした「モイストファイバー」の素材紹介 オーミケンシ 異素材をレーヨンに練り込む技術を持つ繊維原料製造企業。お肌へのやさしさを目的とした肌の水分量を上げ美肌に導く素材「モイストファイバー」を紹介。実際に生地や製品を手に取ることが可能。繊維に化粧水成分を配合したいなどの企業はぜひお立ち寄りを。 ◎化粧水成分を練り込みしたモイストファイバーの紹介とテクノロジー体験 桃谷順天館 創業1885年の化粧品メーカー。繊維型化粧品開発や美容×ファッションでの新しい取り組みを進行中。美と健康の新しい提案を検討されている方はお立ち寄りを。当日はスタートアップとコラボし、テクノロジーを活用した展示も検討中! ■“KuruKuru(クルクル)” zone 丸編み機のくるくる×黒染めのクロクロが紡ぎ出す新しい世界観 ◎ファッション感性×デジタルスキルの教育を紹介 学校法人ミクニ学園 大阪文化服装学院 全国初となる「3Dモデリスト」育成コースを設置して以来、学会などでの研究発表や様々な企業との協業を通じて進化し続けている。デジタルスキルとファッション感性を合わせ持つ「希少人材」を生み出す教育内容や学生作品を紹介。 ◎日本初の製品GOTS認証を取得したオーガニック100%国産Tシャツとスウェット 三恵メリヤス 日本で初の国際オーガニック認証「GOTS」の製品認証を取得した、100%オーガニックコットン使用の国産Tシャツ・吊り編みスウェット。「GOTS」認証のプリントも可能。デザインとSDGsの社会的責任も満たせる製品を紹介。 ◎深黒の染色技術と衣類アップサイクルサービス 京都紋付 黒紋付の黒色だけを100年以上染めてきた染色会社。独自の深黒加工(黒をより黒くする加工)による黒染や、衣類を黒染するアップサイクルを行うサービス【K】の提案。様々な企業、団体との取り組みが可能。 ◎自動車エアバッグ・シートベルトのアパレル品 吉村解体 使用済み自動車の引き取り、解体、適正処理、リユース、リビルト部品販売を手掛ける。活用先が無く資源化が進まないエアバッグやシートベルトを、他企業と連携し、価値ある新たなファッションへのアップサイクルを構想中。 ■“WalkWalk(ワクワク)” zone 未来を感じる、変化を感じる、なりたい自分になれるWakuWaku×靴のWalk ◎「おしりスルッとパンツ」片手でも引き上げやすくズレ落ちにくい、 身体的機能低下をサポートするパンツ ケアファッション 高齢者の身体的機能低下に伴い日常生活の質を高めるため、デザイン性にもこだわった「ユニバーサルファッション」、要介護の高齢者をサポートする「介護用衣料品」を、独自の物流システムを通じて提供。 ◎世界で愛用されている、石灰石と菜の花由来の複合特殊ゴム素材・製品 山本化学工業 60年以上の経験と世界トップシェアを誇るウェットスーツ素材のパイオニアメーカー。ウェットスーツ・競泳用ゴム素材や医療機器・健康増進機器品など、機能性が高く環境負荷が少ない自社開発の複合特殊ゴム素材を紹介。 ◎ジェンダーフリーファッションー男性向けの可愛いお洋服 ブローレンヂ 「性別や体型に縛られず誰もが自由にファッションを楽しめる世の中」を理念に、認知心理学の錯視(目の錯覚)をデザインに取り入れ、男性でも着るだけで美しくみえるお洋服を提供。ゆったりサイズなので大柄な女性などにも大好評。 ◎柔軟性や断熱性にも優れたラバー素材を使用した、持続可能なオリジナル帽子 ヨシダ 大阪府の本社、熊本県の自社工場で高い技術と情熱をもった職人たちとともに、日本では珍しい編立から染色まで帽子を社内一貫生産。ベレー帽は国内トップクラスの生産力。七色に輝く高機能ゴム素材を使用した帽子を構想中。 ◎浮遊力を備えた靴(宙に浮く靴) リゲッタ 「Re:getA(リゲッタ)」は下駄に着想を得て、現代人に合わせて再設計したフットウェアブランド。介護分野など新市場を視野に、磁力による反発を応用した浮遊力で「宙に浮く靴」を構想中。磁気浮上技術を持つ企業を探し中。 |
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