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大商ニュース   2023/7/25号



万博発注支援サイト運営開始 中小企業の取引活性化へ
 

 大阪商工会議所は大阪府と連携し、2025年大阪・関西万博に関連する商取引を促進するため、万博関連受発注支援サイトの運営を開始した。全国556の商工会議所・商工会が共同運営する中小企業の販路開拓支援サイト「ザ・ビジネスモール」内に特設ページ「BM万博商談」(開設・運営=大阪商工会議所)を設けるほか、ザ・ビジネスモールの仕組みを活用し、「万博商談もずやんモール」(開設=大阪府、運営=大阪商工会議所)を新たに開設。両サイトを自動連携し、取引の活性化を目指す。
 「BM万博商談」と「万博商談もずやんモール」はともに、万博への参画に関心がある売り手(受注者)企業のリスト、仕入れ・外注先を探している買い手(発注者)企業による万博関連発注案件を掲載。買い手と売り手が商談できる機能を備え、万博に関するさまざまな商品、資材、役務提供などの取引を支援する。
 両サイトとも、6月22日にオープンし、大商が運営する。利用料・成約手数料は全て無料。売り手側の利用対象は、「BM万博商談」は全国の商工会議所・商工会会員企業(約29万社)、「万博商談もずやんモール」は大阪府内の中小企業。
 それぞれのサイトに掲載された買い手による発注案件は、自動連携により、もう一方のサイトにも掲載。「会場内レストランで使うオリジナルのペーパーナプキンを作ってほしい」「自社パビリオンで配布するノベルティーを製造してほしい」「自社出展パビリオンの装飾をお願いできる事業者を募集」「まちなか万博で実施する大阪名物展で販売できる大阪産(もん)を募集」「商店街で行う万博500日前イベントの特設ホームページの制作依頼」などの案件登録が想定される。利用には、ユーザー登録が必要。

【問合せ】経営情報センターTEL6944・6353


大阪パビリオン推進委員会委員総会
大阪ヘルスケアパビリオン ロゴマーク発表

 大阪商工会議所、大阪府、大阪市などで構成する「2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会委員総会」が11日、大阪市内で開かれた。
 大商の鳥井信吾会頭は、大商と大阪産業局が共同で運営を担う「展示・出展ゾーン」の進捗や各リボーンチャレンジの募集状況について報告を行った。その上で、「万博をきっかけに中小企業・スタートアップが成長・発展し、イノベーションを創出できるよう、引き続き取り組みを進める」と述べた。
 公募による320作品から選考委員会の審査を経て決定された大阪ヘルスケアパビリオンのロゴマークや、ガンダムパビリオン(仮称)との連携協定締結、出展参加企業のテーマも発表された。

【問合せ】万博協力推進室TEL6944・6323


健康関連145社が交流 協業や万博出展に向け
 

 大阪商工会議所は12日、コクヨ梅田ショールーム(大阪市、グランフロント大阪 タワーC内)を会場に、「未来のウェルネス実装ネットワーキング」を開いた。同事業は、ヘルスケア(非医療分野)の製品やサービスを実装する具体的なシーンや空間を求めるスタートアップ・大企業新規事業部門と、自社が開発する空間やサービスの付加価値向上を狙う企業、ヘルスケアビジネスの拡張を目指す企業の3者が出会い、今後の協業や2025年大阪・関西万博への出展の可能性について探るもの。関西以外からの参加も多く、145社から328人が参加した。
 大商の山田邦雄スポーツ産業振興委員長(ロート製薬会長)の開会あいさつの後、「ユーザー起点で考えるウェルネスビジネスのオープンイノベーション」をテーマにしたキーノートセッションを展開。続くステージセッションでは、「workplace;幸福度と生産性を高める」などの4テーマについて異業種間による討論を実施。その他、スタートアップのピッチや、事前にアレンジされた350件以上に加え、当日調整された企業間の個別商談も実施された。
 大商の鳥井信吾会頭、黒田章裕副会頭らが未来のヘルスケアについて車座での議論に参画するとともに、会場を視察し、スタートアップと情報交換した。

【問合せ】ライフサイエンス振興担当TEL6944・6484


SeriesA;セレクション 中小・新興に万博参画の機会
第3期 「次世代テック」と「メタバース」

 大阪商工会議所は、2025年大阪・関西万博における大阪ヘルスケアパビリオン リボーンチャレンジ認定事業「Series A;セレクション~輝く未来社会の創り手ここにあり~」の第3期参加者募集をこのほど、開始した。同事業では、先端技術で創る未来社会の姿を、大阪・関西から世界に発信することを目指し、同パビリオンへの出展を希望する中小・スタートアップ企業を募集している。第3期は、「次世代テックフォーラム」、「メタバースビジネス創出プラットフォーム」の2つの事業で支援を行う。
 次世代テックフォーラムは、新興技術や次世代産業分野における新規事業開発、分野間のクロスイノベーションを促進するもの。大阪・関西万博に向けて、「AI(人工知能)」、「モビリティ/MaaS」、「グリーンテック/SDGs」に関連するサービス、テクノロジーを通じて人々の新たな体験の創出を目指す企業を募集する。テーマごとにクラスター(分科会)を設置し、最新情報の提供や、クラスター登録者のネットワーキングイベントを実施するほか、他企業とのビジネスマッチングや実証実験の支援なども必要に応じて行う。
 各クラスターには担当コーディネーターを設置。産業技術総合研究所人工知能研究センターの本村陽一首席研究員や、計量計画研究所の牧村和彦理事、日本エネルギー経済研究所次世代エネルギーグループの柴田善朗マネージャーが事業の価値向上や新規開発に向けた支援を行う。
 また、メタバースビジネス創出プラットフォームでは、メタバースの最新情報の提供やビジネスマッチングに加え、実際にメタバース関連のプロダクトやサービスに触れながら事業アイデアを創造する体験型ワークショップや実証などを通じて、未来社会に実装する新たなプロダクトやサービスの創出をめざす。大阪・関西万博に向けて、「メタバース」はもとより、「XR(VR/AR)」、「デジタルツイン」に関連するサービス、テクノロジーを開発、提供する企業を募集する。インフラやハードウエアを構築する要素技術や、空間の価値を向上させるコンテンツなど幅広い取り組みが対象。
 同プラットフォームにはMoguraの久保田瞬社長や、大阪大学の伊藤雄一招へい教授らがコーディネーターとして就任、活動を支援する。
 次世代テックフォーラム、メタバースビジネス創出プラットフォームとも、9月から来年2月まで大阪ヘルスケアパビリオンへの出展に向けた事業サポート期間と位置づけ、支援事業を展開する。来年2月に出展候補者の選考会となるプレゼンテーションイベントを開催する予定。

【問合せ】産業・技術振興担当TEL6944・6300


マクロミクロ――ブラボーは帰ってきたが

 新型コロナウイルス感染症の分類が5類になって2カ月半。クラシック音楽はコロナが2類でも普通に公演されていて、5類になっても大きな変化はないと思っていたのだが、久々に「ブラボー」の声を聴いて懐かしさを覚えた◆一方で、ブラボー発声自粛の代替として始まった「ブラボータオル」などの応援グッズは、あまり見なくなってしまった。一時は多くの人が客席で掲げ盛り上がっていただけに残念だ◆ブラボーにはマナーがあり、それを守った発声は大歓迎だが、誰にでも簡単にできるものではない。私を含め多くの聴衆には、グッズ応援やスタンディングオベーション(立ち上がっての喝采)の方が参加のハードルは低いだろう。それらを定着させるチャンスがブラボー発声自粛の時期だったのに、結局もとに戻ってしまったようだ◆もともと日本でのコンサートは、拍手やスタンディングオベーションが少ない傾向だという。そのことが、昨今の円安とあいまって、海外演奏家の来日が増えない原因になりはしないか懸念が募る。嘆くより、われわれ聴衆自身が拍手喝采を頑張ればよいだけのことなのだが。


販路拡大のためのAmazonビジネス活用術
販路拡大のためのデジタル活用セミナー&相談会

 大阪商工会議所は9月21日、「販路拡大のためのAmazonビジネス活用術~第2回販路拡大のためのデジタル活用セミナー&相談会」を開催する。
 ネット通販大手のAmazonが提供する法人・個人事業主向け通販サービス「Amazonビジネス」の活用方法をアマゾンジャパンの阪本芳史Account Managerが解説する。また、実際に「Amazonビジネス」を活用して販路拡大に成功した大都の山田岳人代表取締役が事例を発表する。
 セミナー後には、アマゾンジャパン担当者との個別相談会も設ける。
 セミナーは午後2~3時、個別相談会は午後3時10分~5時。いずれも大商で。参加無料。事前申込制。定員はセミナー80人、相談会は定員10社で1社15分、相談時間帯は事前指定制。セミナーのみ、相談会のみの参加も可能。

【問合せ】流通・サービス産業部TEL6944・6440

 

◆個人情報の取り扱い 大阪商工会議所が主催するセミナーなどの参加申込書にご記入いただいた情報は、大商からの各種連絡・情報提供に利用するほか、講師には参加者名簿として提供します。


インドネシア工業団地視察 オンラインでの生配信に約100人
 

 大阪商工会議所は今月11日、「日本アセアンビジネス促進プラットフォーム」事業として、「インドネシア オンライン視察会」を実施した。ジャカルタ郊外の工業団地MM2100や同団地内の東プラ・アバディジャヤ社第二工場を生中継し、約100人が視察した。
 オンライン視察会は、現地から生中継し、セミナーでは伝えきれない臨場感あふれる映像を配信するもの。昨年9月の「ベトナム南部地域オンライン視察会」に続き、大商としては2回目の開催。
 これに先立ち、6月28日に「インドネシア オンライン視察会プレセミナー」をオンラインで開催。大商の東和浩副会頭の開会あいさつに続き、りそなプルダニア銀行の平松一郎社長が現地の状況や日本企業を取り巻くトピックなどを解説した。全国各地から225人が参加し、「現地のビジネス環境が分かり有意義だった」などの感想が寄せられた。
 今月11日の視察会では、大商の冨田稔国際ビジネス委員長(丸紅執行役員大阪支社長)が冒頭であいさつ。続いて、ジャカルタ郊外にある工業団地MM2100や同団地内の東プラ・アバディジャヤ社第二工場の状況を生中継で配信した。現地ならではの工場内外の様子や、駐在員の軽快な解説を日本から視聴できる機会として、国内外から約100人が参加。「現地に足を運んでみたくなった」などの感想の他、「アセアンの他国の状況も見てみたい」と次回の視察会開催を期待する声も相次いだ。
 同プラットフォームでは今後もオンライン視察会を継続して開催する。

【問合せ】国際部TEL6944・6400


大阪ガスとLG Japan Labに技術提案 受け付け 8月18日まで

 大阪商工会議所は5日、「MoTTo OSAKA オープンイノベーションフォーラム~【2社登壇】大阪ガスとLG Japan Lab~技術ニーズ説明会」を開き、提案された技術ニーズに対する中堅・中小企業からのエントリー受け付けを翌6日から開始した。
 同フォーラムは、大企業の技術ニーズに対し、中堅・中小企業からの技術提案を募り、両者の連携による技術開発や製品・事業化を支援するビジネスマッチング事業。
 大阪ガスは、事業共創・用途開発・技術開発の3つのテーマで提案を募集し、LG Japan Labは、バイオマスプラスチックなど、同社製品の周辺技術に関するニーズを提示している。
 エントリーの受け付けは8月18日まで。エントリー方法や2社それぞれのニーズ項目の詳細はホームページに掲載。

【問合せ】産業・技術振興担当TEL6944・6300



医療・ヘルスケアの新興企業に向け 国際事業展開を支援
 

 大阪商工会議所は、日本貿易振興機構(ジェトロ)大阪本部、大阪産業局、一般社団法人うめきた未来イノベーション機構と合同で、豪州の「MedTech Actuator(以下、MTA)」と連携し、グローバル市場をターゲットとした事業展開を検討する医療・ヘルスケア分野のスタートアップや中小企業を対象とする国際エコシステム間連携事業「グローバル・ナビゲーター」を実施する。
 同事業は大商が採択を受けた国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の医工連携イノベーション推進事業の一環として実施する。
 MTAは、豪州で設立された医療・ヘルスケア分野に特化したアクセラレーター。グローバル・ナビゲーター事業は、昨年度に続き2度目の実施となる。現在、国際事業展開を目指す医療・ヘルスケアのスタートアップで、すでにプロトタイプなどの開発を終え、海外での事業戦略の立案を進めている企業が対象で、5社程度募集している。
 参加企業は、9月に大阪で実施する実践ワークショップを経て、11月22日から約10日間、シンガポールと豪・メルボルンを訪れ、現地の医療機関、政府機関、投資家などとのネットワークを深めるとともに、各参加者に合った企業や医療従事者などとのマッチングも行う。

【問合せ】ライフサイエンス振興担当TEL6944・6484


万博参画のメニュー 8月3日に説明会
 

 大阪商工会議所は8月3日、関西商工会議所連合会と共催で、大阪・関西万博において企業が参画できるメニューを紹介する説明会を開く。
 「テーマウィーク」「会場整備参加・運営参加」について公益社団法人2025年日本国際博覧会協会の担当者が紹介する。また、万博調達サイト「BM万博商談」「万博商談もずやんモール」の活用方法を大商の事務局が解説する。午後3時30分~4時30分、大商会場とオンライン配信の同時開催。無料。事前申込制。

【問合せ】万博協力推進室TEL6944・6323


万博会期の交通対策 混雑回避へ情報提供

 大阪商工会議所は8月8日、関西経済連合会と共催で「大阪・関西万博来場者輸送具体方針(アクションプラン)第2版および 働きかけTDMに関する説明会」を開く。
 万博来場者の安全かつ円滑な移動や社会経済活動を支える人流・物流への影響の最小化を図るための具体策について、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会と大阪府・大阪市万博推進局が情報提供を行う。午後3時30分~4時45分、関西経済連合会会場とオンライン配信の同時開催。無料。事前申込制。

【問合せ】万博協力推進室TEL6944・6323


次期2号議員 各部会で選任

 今年度、大阪商工会議所では、会員の代表である議員(定数150人)の改選が行われる。現在、大商は各部会で2号議員の選任を行っている。任期は2023年11月1日から26年10月末まで。6月27~28日に選任された2号議員は次のとおり。(敬称略、氏名五十音順。会社名・役職名は選任時点のもの)

◎金融部会(6月27日選任)工藤稔(大同生命保険代表取締役会長)、高井嘉津義(大阪信用金庫理事長)
◎化学・エネルギー部会(6月28日選任)黒川明(参天製薬代表取締役会長)、高下貞二(積水化学工業取締役会長)、相良暁(小野薬品工業代表取締役社長)、手代木功(塩野義製薬代表取締役会長兼社長CEO)、牧野明次(岩谷産業代表取締役会長兼CEO)


ブランディングに自社の強み活かす セミナーと交流会

 大阪商工会議所は中小事業者の「稼ぐ力」を強化するため、商品のブランディングや売り方のノウハウを提供し、独自で販路を切り開いていけるよう支援する。第1弾として8月25日、「地域×技術×デザイン 熱狂を生むブランディングセミナー&クリエイターとの交流会」を開く。
 全国の町工場支援で多数の実績を持つセメントプロデュースデザインの金谷勉代表が、強みを活かしたブランディング戦略について、これまでプロデュースしてきた実例を交えて講演する。
 また、池内友禅(京都市)、明月堂(石川県小松市)が、伝統的な技法を活かした新商品開発や地元に根差した商品・店舗のリブランディングなどを紹介。
 セミナーは午後3時~5時30分、無料。交流会は午後5時45分開始、参加費3000円。いずれも大商で。定員100人。事前申込制。

【問合せ】経営相談室TEL6944・6471


中小・新興企業の万博参画にリボーンチャレンジ参加募集

 2025年大阪・関西万博で、中小企業・スタートアップの「展示・出展ゾーン」が設置される大阪ヘルスケアパビリオン。26件の事業企画が同ゾーンへの出展を目指す企業を支援する「リボーンチャレンジ」として認定された。参加募集が始まった「リボーンチャレンジ」を順次、紹介する。詳細
はホームページ( https://osaka2025.site/ )に掲載。
◎実施主体 三菱UFJ銀行
事業名  みんなで創るミライ社会「認める。活かす。高めあう。」
募集対象 社会における様々なコミュニティ(自宅・職場など)や公共空間などで、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)の浸透や理解促進に資する技術・商品・サービスなどの開発に取り組む企業
募集期間 6月30日~9月15日


風 大阪の伝統芸能 文楽を楽しむ夏 仕事帰りにレイトショー

 大阪の伝統芸能・文楽の夏休み特別公演が7月22日~8月13日、国立文楽劇場(大阪市中央区)で開催される。大商会員は第3部サマーレイトショー(午後6時30分開演)のチケットが通常の3割引の3500円で購入可能。演目は「夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)」。同チケットの問い合わせは大商の地域振興担当(TEL6944・6323)まで。
 情を描く芸能といわれる文楽は、三味線の伴奏で太夫が語る義太夫節に合わせて人形を遣う演劇。1955年に国の重要無形文化財に指定。2003年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に指定された。


東淀川区の活性化 「まちゼミ」参加へ説明会
 

 大阪商工会議所北支部(支部長=寺内俊太郎・大阪冶金興業社長)は8月1日、「東淀川まちゼミ」説明会を開く。午後2~3時、北支部で。無料。事前申込制。別日程で個別説明も可能。
 「まちゼミ」は、店主や事業者が講師となり、各店でプロならではのコツなどを無料で紹介する講座を少人数で行う地域活性化事業。認知度アップや新規客を得る効果が高く、全国約415カ所の地域などで実施されている。
 北支部は東淀川区商店会連盟などと協働して実施する11月の「第6回東淀川まちゼミ」に向け、新規参加事業所、チラシ配布・ポスター掲示協力店を募集している。

【問合せ】北支部TEL6130・5112


第2回 #大阪ええやん知らんけど Instagram投稿キャンペーン
天下の台所 ものづくり 7月31日まで

 大阪商工会議所は、尾崎裕前会頭の顕彰事業として第2回「#大阪ええやん知らんけどInstagram投稿キャンペーン」を7月3日から実施しており、現在、投稿を受け付けている。第2回の応募締め切りは7月31日。
 今回のテーマは「天下の台所」と「ものづくり」。どちらかのテーマにちなんだ大阪の魅力を動画や静止画で撮影し、インスタグラムに投稿してもらい、テーマごとに入賞者を選定する。
 特別審査員は、お笑い芸人「ミルクボーイ」と人気VTuber樋口楓」。
 入賞者(最優秀賞2人、優秀賞40人の計42人)にはコンラッド大阪のアフタヌーンティー券など大阪を満喫できる豪華賞品を贈呈する。
 同キャンペーンは、インスタグラムのアカウントを保有している方であれば参加できる。応募には、①大阪商工会議所インスタグラムアカウント「@osaka_cci」をフォローする②投稿に「#大阪ええやん知らんけど」のハッシュタグと「@osaka_cci」のメンションの両方をつける――ことが必要。
 同事業を通じて大阪の魅力を新しい視点から再発掘してPRすることで2025年大阪・関西万博の集客につなげることが狙い。
 今年3月に実施した第1回キャンペーンでは、「地元」と「推し」をテーマに投稿を募集し、両テーマを合わせて4497点の応募があった。

【問合せ】地域振興担当TEL6944・6323


食のまち・大阪発 フードロス解決に向けて廃棄食材使ったイベント
 

 大阪商工会議所は7日、フードロスについて食べ手と作り手がともに考える「HAJIKKO RESTAURANT」(はじっこレストラン)を大阪市内で開いた。同イベントは大商が実施する若手料理人の相互研鑽の場「シェフズアカデミー」で出た意見をもとに、大阪・関西万博でめざすSDGs(持続可能な開発目標)達成に向けた具体的実践として企画したもの。
 第1部は飲食業界関係者とメディアを対象に実施した。大阪府の原田行司環境農林水産部長らが大阪府産農林水産品「大阪産(もん)」の魅力や新品種のブドウをはじめとする食味改善の取り組みを紹介。地産地消は食料の輸送距離削減を通じて環境負荷低減につながると訴えた。また、大阪の人気シェフやバーテンダーがこの日のために創作した、通常は廃棄される「食材の端」や流通にのらない「規格外食材」を使った9種類の料理や飲み物を紹介し、参加者が試食した。続いて、同イベントをプロデュースしたOffice musubiの鈴木裕子代表取締役が中心となり、フードロス解決をはじめ、サステナブルな食の在り方について議論した。
 第2部では、一般来場者が特別メニューを堪能した。

【問合せ】地域振興担当TEL6944・6323


10月、大阪で総合観光イベント 「大商特別ブースに来場を」

 10月26~29日にインテックス大阪(大阪市住之江区)で開催される世界最大級の総合観光イベント「ツーリズムEXPOジャパン2023大阪・関西」の開催概要発表会見が6日、大阪市内で開かれた。大阪商工会議所は、同イベントの開催地連絡協議会のメンバーとして参画しており、大商からは中野亮一理事が会見に出席した。
 大商は、同イベントを観光産業がコロナ禍から本格的な復活を果たす絶好の機会として、観光分野で新たなビジネス展開や販路拡大を目指す事業者を集めた「大阪商工会議所特別ブース」を設置。同ブースには、菓子やサンダル、福祉用具・介護用品、電動キックボードのメーカー、バス会社、タクシー会社、印刷会社など幅広い業種の事業者が出展する。
 大商の中野理事は記者会見で「ぜひ大商特別ブースを訪れて商談や情報交換を行っていただきたい」と述べた。

【問合せ】地域振興担当TEL6944・6323


百貨店催事に出展し消費者の声聞く機会 11月、クリエイトフェア

 大阪商工会議所は11月8~14日、あべのハルカス近鉄本店(大阪市阿倍野区)で開催予定の「大阪クリエイトフェア」の出展者を8月9日まで募集している。
 接客を通じて消費者の生の声を聞くことができる百貨店催事として実施し、大阪にゆかりのあるプロダクトデザイナーやクリエイター、在阪の生活雑貨製造・卸売・小売・食品製造業者などの販路開拓、企業成長を支援する。昨年度は28者が出展。「お客様から直接話を聞くことができ、今後の商品戦略の参考となった」「百貨店での販売が初めてだったが、ノウハウを得ることができた」「バイヤーからイベント出店について声掛けがあり、商談がまとまった」といった声が寄せられた。
 大阪発のデザイン性の高いリビング製品や服飾雑貨、味わいのある食品(その場で調理を必要とするものを除く)などが対象。書類選考・実物選考を経て出展者を決定。

【問合せ】流通・サービス産業部TEL6944・6493


大手約60社からバイヤー 直接売り込む商談会
 

 大阪商工会議所は11月16日、「第27回買いまっせ!売れ筋商品発掘市」を大阪府立体育会館(大阪市浪速区)で開く。
 百貨店やスーパー、通販などの大手流通業のバイヤーが買い手企業としてブースを構え、そこに全国の中小製造業、卸売業が売り手企業として直接売り込みをかける形式の商談会。商談分野は、食品、食材(1次産品含む)、住・生活雑貨、衣料、家具、地域特産品などで、売り込み型の商談会としては日本最大規模を誇る。今回は60社程度の買い手企業が参加する予定。買い手企業の詳細や、仕入れ希望などはホームページで順次公開。
 売り手企業の参加申し込みはホームページで受け付け、10月27日に締め切る。定員800人(先着順)。参加費は会員1人8000円、一般同1万6000円。

【問合せ】流通・サービス産業部TEL6944・6440


総合通信販売事業への販路開拓のチャンス
ザ・ベストバイヤーズ ディノス 時間予約制の個別商談会 美容健康商品を希望

 大阪商工会議所は9月29日、DINOS CORPORATIONから仕入れ担当者を招き、商談会「ザ・ベストバイヤーズ」を開く。
 初参加となる今回は、カタログやインターネットで販売するインナー、オーラル、シェイプ・フィットネス、ウエルネスフーズ、ヘアケア、美顔器、健康ケアなどの美容健康商品を希望。
 化粧品、シューズ、サプリメント(プロテイン飲料含む)は対象外。希望小売価格帯は3000円以上。専門商社要。

■バイヤーから一言 美容健康 担当者  
当社は、カタログ・テレビ・インターネットなどによるファッション、家具・インテリア、美容健康、食品などの分野における商品販売をしている総合通信販売事業の会社です。
どのカテゴリーにおいても、お客様が共感してくださる付加価値のある商品・サービスを提供し、暮らしに寄り添うことを目指しています。
DINOS CORPORATION

【日 時】9月29日(金)10:00~17:00
【場 所】大阪商工会議所
【参加費】会員8,000円、一般16,000円(1社2人まで参加可能)
【定 員】36社
【申込期限】8月29日(火)
【問合せ】流通・サービス産業部TEL6944・6440


あべの天王寺サマーキャンパス2023
親子向けイベントで地域を盛り上げる! リアルとオンラインのフェスティバル

 大阪商工会議所南支部(支部長=高松啓二・近鉄百貨店相談役)は8月19~20日、「あべの天王寺・サマーキャンパス2023」を開催する。職業体験やワークショップなど親子を対象とした様々なイベントを通じて地域の活性化を図る。
 この事業は、子どもたちに体験や学びの場を提供するとともに、地元店舗の集客・販売促進を支援し、地域ににぎわいを創出することを目的として、2014年から開催。阿倍野・天王寺ターミナル周辺エリアの主要な商業施設や商店街・商店会が一致協力して開く夏の恒例事業として定着している。
 「ECOなホームラン兜をつくろう」「駅の普段見られない所を見せちゃいます」「合唱体験 みんなとハモッてみよう」など、地元のお店や企業のスタッフが専門知識を活かして企画したユニークな「体験プログラム」をリアルとオンラインで開催する。そのほか(「ゆかた着付け教室」などのオンライン体験プログラムは8月11日から実施)、エリア内の設置ポイントを巡る「スタンプラリー」や270店を超える対象店舗で飲食や買い物をすると参加できる「抽選会」を実施する。
 今年度は「可愛いラテアートを描いてみよう」など、大人向けの「大人のサマキャン」も新たに実施。

【問合せ】南支部TEL6771・2211


ビジネス総合保険に新特約 貸倒れリスクを包括カバー

 事業活動リスクを総合的に補償する大阪商工会議所の会員向け制度「ビジネス総合保険」に、取引先の貸倒れリスクに備えるための「あんしん取引・マスター特約」(通称=トリマス)が7月から新たに加わった(特約付保できるのは損害保険ジャパンのビジネス総合保険に加入の場合のみ)。
 トリマスを付保すれば、国内取引先の破産手続き開始などの倒産事故、または弁済期日から1カ月を経過した入金遅延事故が発生した場合、損害額に対し支払限度額まで100%保険金が支払われる。
 契約時の取引先情報などの告知は不要で全取引先の売掛債権を補償する。保険期間中に増えた新規取引先も無審査で自動的に対象になり、全取引先が包括補償される。
 これらにより、スピード感ある営業活動と与信管理業務の効率化が実現可能になり、安心して新規開拓ができる。
 保険料は売上高と業種で算出する。支払限度額は①1債務者(取引先)当たり100万円(1契約 保険期間中1000万円)②同200万円(同2000万円)③同300万円(同3000万円)から選択可。
 現在、加入申し込みを受け付けている。

【問合せ】共済事業室TEL6944・6352


優良商工従業員表彰 被表彰者の推薦受け付け 8月25日まで
 

 大阪商工会議所は、「2023年度優良商工従業員表彰」被表彰者の推薦を8月25日まで受け付けている。
 同表彰は1970年に創設され、被表彰者は累計2万1133人(前年度218人)に上る。多数の利用企業から、社員の「励みになる」「定着につながる」と好評を得ている。
 表彰は「永年勤続優良従業員表彰」(勤続満25年以上対象)、「中堅優良従業員表彰」(同10年以上対象)、「年度最優秀従業員表彰」(同3年以上対象)の3種類。
 表彰式典は11月9日午前に大商国際会議ホールで開催。大商ホームページから申し込み可能。大商会員限定。

【問合せ】研修・採用支援担当TEL6944・6421


シャワーヘッド「ミラブル」が人気
サイエンスHDの青山恭明会長が講演

 大阪企業家ミュージアムは8月23日、企業家研究フォーラム(会長=岡室博之・一橋大学教授)と連携し、講演会「企業家に聞く」(第1回)を開く。
 ウルトラファインバブルのシャワーヘッド「ミラブル」が人気のサイエンスホールディングスの青山恭明会長が「ミラブルのファインバブル技術が生み出す新たな価値~大阪・関西万博でさらなる飛躍を目指す」をテーマに講演する。インタビュアーは武蔵大学経済学部の鈴木正明教授が務める。
 午後2時~3時45分、大阪企業家ミュージアムで。参加費500円(入館料を含む)。事前申込制。
 ミラブルシャワーの体験もある。

【問合せ】大阪企業家ミュージアムTEL4964・7601


大商と大阪弁護士会連携 法律相談が初回無料
 

 大阪商工会議所と大阪弁護士会は、中小企業支援に関する連携協定の締結を機に、大商会員を対象とした経営に関する法律相談が初回30分間無料となるキャンペーンを来年3月末まで実施する。
 対象は、事業承継、事業再生、知的財産、海外展開、ハラスメント対応、創業支援の6分野。それぞれの分野に精通した弁護士が自身の事務所で会員企業の相談に応じる。各分野初回30分間無料で、それを超えると15分ごとに2750円必要。必ず会員証を持参。事前予約制。
 申し込みは大阪弁護士会中小企業支援センター(TEL6364・7661)まで。受付時間・キャンペーンの詳細はホームページ( https://www.osaka.cci.or.jp/ddr2023.pdf )に掲載。

【問合せ】経営相談室TEL6944・6451


チェンバーカレンダー2024 早期割引の申し込み締め切り迫る 8月10日まで
 

 大阪商工会議所は、大阪市博物館機構と連携し、大阪市立美術館と大阪歴史博物館が所蔵する名画12点を掲載した「チェンバーカレンダー2024」を販売している。
 「壁掛型」と「卓上型」の2種類があり、各種50部以上から会社名の名入れ印刷が可能。
 8月10日までに申し込むと早期割引が適用され、さらに新規購入者には、名入れ価格から5500円を割り引く。本体価格は壁掛型760円、卓上型510円(税・送料込み、会員価格。50~199部注文の場合)。

【問合せ】会員組織担当TEL6944・6277


新事業創出につなげる 経営革新計画の作り方 9月27日にセミナー

 大阪商工会議所は9月27日、大阪府内の中小企業や個人事業者を対象に「新規事業・補助金活用に役立つ経営革新計画の作り方」を開催する。
 経営革新計画はアイデアを自社の強みや経営資源、ニーズに合った売り上げ・利益計画へ落とし込むのに有効。大阪府の経営革新計画に承認された事業は、ものづくり補助金審査時の加点対象となるほか、低利融資・信用保証枠の拡充など(利用時に個別審査有)の優遇措置が受けられる。
 セミナーでは新規事業の進め方や計画書策定のポイントなどを解説。また、経営革新計画の承認を受けた無人店舗の展開事例をラディアンヌの小泉和男社長が紹介する。午後2~4時、大商で。無料。定員80人。事前申込制。

【問合せ】経営相談室TEL6944・6451


カーボンニュートラルはビジネスチャンス! 産学連携セミナー

 大阪商工会議所と大阪府などは8月9日、大学や研究機関、企業における「カーボンニュートラル」に資する先進的な研究内容や取り組みを紹介する産学連携セミナー「カーボンニュートラルはビジネスチャンス!」を開く。
 大阪公立大学の天尾豊・人工光合成研究センター所長が「人工光合成技術の社会実装への可能性」をテーマに基調講演。また、大阪公立大学と大阪産業技術研究所がカーボンニュートラルに関連する研究内容などを紹介する。
 さらに、タイガー魔法瓶とマイクロ波化学が自社の開発技術、取り組み事例を発表する。
 午後3時~5時10分、大商会場とオンライン配信の同時開催。無料。定員は会場80人、オンライン100人。事前申込制。

【問合せ】産業・技術振興担当TEL6944・6300


簿記検定事業 功労者に感謝状を贈呈
 大阪商工会議所は1日、長年、簿記検定試験において試験委員などをお務めいただくなど多大なご尽力を頂戴した方々に対して、大商会頭名の感謝状を贈呈した。
 対象者は次の4人(敬称略)。
 家山栄市、植野菊三、渋谷昌重、明神信夫

2023.08.3
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