2022/4/10号 |
会頭に鳥井信吾氏 |
第4回通常議員総会 満場一致で選出 |
大阪商工会議所は3月29日、第4回通常議員総会を大商・国際会議ホールで開催し、第27代会頭に鳥井信吾氏(サントリーホールディングス代表取締役副会長)を選任した。同総会では、2015年12月から6年3カ月にわたって会頭を務めてきた尾崎裕会頭(大阪ガス相談役)が退任を表明し、後任には鳥井信吾副会頭を推薦。複数の議員から鳥井信吾氏を会頭に推す意見があり、総会で諮ったところ、満場一致で選任された。任期は、尾崎前会頭の残任期間である来年10月31日まで。また、副会頭には手代木功氏(塩野義製薬代表取締役社長)、立野純三氏(ユニオン代表取締役社長)、東和浩氏(りそな銀行取締役会長)、吉田昌功氏(近鉄グループホールディングス顧問)、黒田章裕氏(コクヨ会長)、廣瀬恭子氏(広瀬製作所代表取締役社長)の6人の留任が承認された。その他、同総会では、中小企業・小規模事業者への機動的な経営支援などを柱とする2022年度事業計画案と、それに伴う予算51億4429万円が計上された収支予算案が原案通り承認された。 |
万博の大阪パビリオン 出展基本計画 決まる |
大阪府、大阪市、大阪商工会議所などで構成する2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会の委員総会が3月24日、オンラインで開催され、大商からは尾崎裕会頭が出席した。 |
「大阪に恩返しを」 鳥井新会頭が決意表明 |
「大阪に育てられた者として、今後できる限り大阪への恩返しをしていきたいという思いだ」――議員総会終了後の記者会見で、鳥井信吾新会頭は会頭就任にあたっての決意を述べた。 |
大阪・関西万博 公式キャラクターデザイン決定 |
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は3月22日、大阪・関西万博の公式キャラクターデザインの最終選考委員会を開催し、最優秀作品を決定した。 |
鳥井会頭 就任あいさつ(要旨)―議員総会― |
「やってみなはれ」の精神で 大阪経済発展に全力尽くす |
ただ今、役員・議員の皆様方からのご承認をいただき、大阪商工会議所第27代会頭に選任されました。身に余る光栄であり、その責務の重大さを痛感し、身の引き締まる思いでございます。 |
会費などご納入のお願い |
大阪商工会議所は4月1日、会員の皆様に2022年度の会員証とあわせて、会費請求書・口座振替通知書をお送りいたしました。 |
チェンバーカレッジ |
◆第2回「あたらしい幸せ」を発明する老舗百貨店―”女性に寄り添う”売場に込めた思い |
◆お知らせ |
マクロミクロ――大商と日商 |
日本商工会議所が今年創立100周年を迎える。鳥井信吾大商会頭が共同委員長となり、記念式典が9月東京で開催される◆思いがけないが、日商は大商がつくったと言っても過言ではない。1890(明治23)年商業会議所条例が制定され会議所の設立が相次いだ。大阪、京都、神戸など有志会議所は、相互協調を図るため、92(明治25)年6月大商で会議を開催し、大商提案の全国商業会議所聯合会の組織化が採択された。この組織が日商の前身となる。同年9月第1回会合が開かれたが、東商は積極的ではなく、正式加入を見送った。東京ではなく、大阪など関西の会議所の連携により日商の歴史が始まったのである。この後全国の会議所は相携えて近代産業の飛躍へと歩み始めることとなる◆大阪・関西万博は、関西、日本の新しい成長の原動力となる。その成功へと大商はもとより、京商は支援協議会を設け、寄附、開催支援にオール京都で取り組み、神商は逸早く高い目標の寄附活動を展開した。関西は一つひとつと言われるが、京阪神の会議所は発足当時から連携し、大きな問題に立ち向かってきた。それは現在、頻繁に開かれる京阪神会頭会合と様々な事業連携に現れている。(十七代) |
たんと繁盛 大阪へ 尾崎裕会頭の足跡 |
2015年12月に大阪商工会議所会頭に就任してから6年間、大阪・関西の発展に尽力し、卓越したリーダーシップを発揮してきた尾崎裕会頭。16年12月には中期計画「たんと繁盛 大阪アクション」を発表し、これを旗印に中堅・中小企業の事業基盤強化と新たな展開の支援を中心に取り組んだ。2025年大阪・関西万博には、16年から6年にわたり誘致と、その開催に向けた準備に注力。新型コロナウイルス感染拡大で厳しい状況にある中小企業・小規模事業者の事業継続・再生や需要回復を支援するなど、多方面で足跡を残した。 |
国際金融都市OSAKAへ 戦略を策定 |
大阪府、大阪市、大阪商工会議所などは3月25日、「国際金融都市OSAKA推進委員会」総会を大阪市内で開き、行政機関、経済界、各種団体などが協力して大阪における国際金融都市の実現に向けた取り組みを推進する戦略をとりまとめた。 |
万博 生かした成長戦略など 府・市・経済3団体首脳が懇談 |
大阪商工会議所は3月25日、大阪府、大阪市、関西経済連合会、関西経済同友会などとともに、「大阪観光局(DMO)の推進に関するトップ会議」「第13回水と光のまちづくり推進会議」「大阪府・大阪市・経済3団体首脳による意見交換会」を大商で開催。行政と経済界が一体となった観光やまちづくり、万博のインパクトを生かした大阪の成長戦略などについて意見交換した。 |
水と光の首都実現に向け会合 「水辺のにぎわい 面的に拡大を」 |
水辺の利活用や街のライトアップなどにより「水と光の首都大阪」の実現を公民連携で目指す「水と光のまちづくり推進会議」(会長=尾崎裕・大阪商工会議所会頭)は3月25日、大商で第13回会合を開いた。 |
ウィズコロナ・アフターコロナに向け 大阪の観光戦略を議論 |
大阪商工会議所などで構成する「大阪観光局(DMO)の推進に関するトップ会議」が3月25日、大商で開かれ、ウィズコロナ・アフターコロナに向け、国内観光マーケティングの強化や、量から質への転換の必要性が確認されたほか、MICE推進戦略の強化などについて話し合われた。 |
トルコの経済情勢を紹介 ビジネスセミナーに100人超 |
大阪商工会議所は3月9日、駐日トルコ大使館と共催でトルコの最新経済情勢や日本企業のビジネス機会を紹介する「トルコビジネスセミナー」をオンラインで開催した。 |
大阪検定客員研究員 1年間の成果発表 |
大阪商工会議所は3月26日、大阪府立大学研究推進機構21世紀科学研究センター観光産業戦略研究所と共催で同機構大阪検定客員研究員告会を大商で開催した。 |
春の訪れ祝う 川開き 八軒家浜で |
水都大阪コンソーシアム(構成=大阪商工会議所、大阪府、大阪市など)や大阪シティクルーズ推進協議会は3月26日、春の訪れを祝う「水都大阪川開き」を天満橋の八軒家浜で開催した。 |
オンラインの活用術を学ぶ 5コース用意 |
大阪商工会議所南支部は5月12日~6月6日、「ビジネスで使えるオンライン活用セミナー」を開催する。 |
無料の専門相談 経営課題解決をアドバイス |
大阪商工会議所は大阪府内の中小企業や創業志望者を対象に、弁護士、社会保険労務士、税理士など専門家による無料専門相談を実施している。今年度の体制は表の通り。 |
人事異動 |
大阪商工会議所は1日付で人事異動を行った。管理職の異動は次の通り。( )は前職。 |
先端技術や最新動向紹介 環境・エネルギービジネス研究会 |
大阪商工会議所は、2022年度の「環境・エネルギービジネス研究会」メンバーを募集している。
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紙面で自社PR 会員情報プラザ 大商会員限定 |
「会員情報プラザ」は、「大商ニュース」に設けている、新製品・新サービスやイベント・セミナーの案内、社風・社訓・社長の紹介などを掲載する自社PRコーナーです。 |
企業家インタビュー映像 ダイジェスト版を公開中 大阪企業家ミュージアム |
大阪企業家ミュージアムは、企業家たちがそれぞれの事業にかけた思いを自らの声で語るインタビュービデオ「関西企業家映像ライブラリー」を所蔵し、来館者の閲覧希望に対応してきた。 |
講座・企業家学 6月テーマ「企業家学の論点」 |
大阪企業家ミュージアムは、企業家について総合的・学際的に研究する学会である企業家研究フォーラム(会長=岡室博之・一橋大学教授)との連携事業「講座・企業家学」6月講座(全4回)を開く。 |
2022.04.11 Copyright(C) 1996-2022大阪商工会議所 |