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大商ニュース 9月25日号

●83社の新製品が一堂に〜11月4・5日業界注目の展示・商談〜  【中小企業フェスタ】  大商は、中小企業の相互交流とビジネスチャンスの拡大をはかるため「いきいきお おさか・中小企業フェスタ’98」を11月4・5の2日間、マイドームおおさかで 開催する。同フェスタは、業種を問わず在阪中小企業のユニークな新製品・新商品・ 新サービスを集めた展示・商談会。四回目を迎える今回は、83社・団体が出展に名 乗りを上げている。会場では経営に役立つ講演会やセミナーも予定している。  同フェスタは、大阪の中小企業が開発した新製品・新商品・新サービスの市場デビ ューを支援するために開く展示・商談会で、昨年は4,900人が来場し、合計1, 000件近い商談が繰り広げられた。  今回は83企業・団体によるアイデアと工夫をこらした力作・自信作が勢ぞろいす る。  出展業種も金属、機械、化学、建設・建材、生活関連用品、環境・衛生、食品、紙・ 印刷、情報・通信、サービス、インターネット、各種団体と多岐にわたる。  独自の高い技術をアピールする企業群からは、CCDカメラを搭載した眼球が自在 に動くロボットヘッドシステム、起動センサー・制御回路などを全て内蔵したリニア モーター駆動の室内用自動ドア、電磁加熱方式による食品加工機械など、ハイテク製 品が披露される。  一方、普段の生活に役立つ製品を提案する企業群からは、自然木の色調をデザイン に取り入れたアタッシュケース、ワインボトルなどのガラス素材にエッチング加工を 施した製品などが出展、中小企業ならではのユニークな発想力をアピールしている。  同フェスタは、こうした出展企業の多様さにより、さまざまな業界のトレンドをつ ぶさに把握できるのが特徴。特に今回は、高齢者・障害者用の生活用品や福祉用品な どを提案する介護・バリアフリーのコーナーを設け、話題のビジネスを展開する。  また、会場内では両日左上表の内容で講演会やセミナーを実施。いずれのプログラ ムも企業経営者や起業家にとって有益な内容となっている。定員は200人、申込み はファクシミリまたは電話で。展示会、講演会とも参加は無料。 <会期>11月4日午前10時〜午後5時、5日午前9時30分〜午後4時。  なお、会場の一階では期間中、東大阪産業展「テクノメッセ東大阪’98」(東大 阪商工会議所主催)が開催され、中小企業フェスタとの相乗効果が期待されている。 【問合せ】中小企業相談所TEL:944−6460、FAX:944−6565
●15カ国の投資環境を紹介〜国際M&Aの手法も〜【G−BOC】  世界ビジネス・コンベンション(G−BOC)開催協議会(会長=大西正文・大商 会頭)は、10月19〜21の3日間、大商ビルとマイドームおおさかで個別商談会 と併行して実施するセミナーや国際投資交流プラザの内容をこのほど明らかにした。  今回のG−BOCでは、参加者のニーズに応じたセミナーを準備している。「国際 M&Aセミナー」では、一橋大学商学部の中谷巌教授が「大競争時代の日本経済」と 題し、生き残りをはかる企業の合理化策や今後の日本経済の行方について語るほか、 日本M&Aセンターの分林靖博社長が「経営戦略とM&A」のテーマで講演。企業の 新分野進出戦略や体力強化策として注目を集めている「友好的M&A」の具体的な手 法を解説する。  また「国別ビジネス・チャンス・セミナー」では、中国、米国、オーストラリアな ど15カ国の投資環境や最新の現地経済状況を紹介する。  「国際投資交流プラザ」は、世界各国のビジネス・投資情報を提供するもので、労 務管理や人材育成、リスク管理、取引契約などの個別相談にも応じる。  各セミナーの内容照会や参加申し込み、同プラザの出展者に関する詳細な資料請求 は、G−BOC事務局(TEL:944−6404)へ。
●『所得補償共済でキャンペーン』病気・けがでも安心〜掛金の20%割引が魅力〜  大商は10・11月の2カ月間、「所得補償共済制度推進キャンペーン」を実施し ます。  期間中、共済推進損害保険会社の各代理店が、会員企業を訪問し、本共済制度につ いて詳しく説明いたしますので、よろしくご面談いただきますようお願いします。  所得補償共済制度とは、仕事中、私用中の病気やけがで、入院または自宅療養で働 けなくなったとき、所得補償保険金と見舞金をお支払いするものです。対象は、会員 事業所の経営者および従業員です。入院中はもちろん自宅療養による休業も対象とな りますので、安心して治療にご専念いただけます。  掛金は、職種、年齢、保険金月額により決定しますが、本共済制度には最高の団体 割引20%が適用されていますので、非常に割安です。例えば、一般事務職で40歳 の方が保険金月額20万円のコース(傷害特約なし)に加入した場合の掛金月額は、 3,310円となります。 【問合せ】会員サービス課・井上TEL:944−6253
●関空2期推進サミットで要望〜大商・府・市など〜  大商や大阪府・市などで構成する関西国際空港全体構想促進協議会の代表らは18 日、関係省庁を訪問し、関空2期事業の必要性を訴えるとともに、その円滑な推進の ための予算要望を行った。大商からは小池俊二副会頭が参加。  政府側からは、2期事業の重要性におおむね理解が示され、とくに川崎二郎運輸大 臣から「関空の中長期の需要はしっかりしており、着実に整備を進める方針で臨みた い」とのコメントを得た。  また大阪府・市・関西経済5団体で構成する2000年サミット大阪誘致推進協議 会も同日、総理府と首相官邸を訪問し、新しい大阪サミット開催プランを披露し、大 阪の優位性をアピールした。  これに対し総理府では、「外務省での開催地選定のための調査がすでに始まってお り、実地に見聞して決めたい」と答えた。
●官公需対策で説明会〜公的融資情報も提供〜【10月12日】  大商の中堅・中小企業委員会(委員長=和田亮介・和田哲社長)は、10月12日 午後1時30分から大商で「中小企業のための官公需・金融フェア〜受注と資金を得 るために」を開催する。  同フェアは、現在の中小企業を取り巻く環境が売上げ・受注不振に加え、銀行の貸 し渋りなどにより極めて厳しい状況にあることから、中小企業の経営安定を目的に、 官公庁からの中小企業向けの工事、役務を含む物品発注(官公需)と経済対策として 創設された公的融資機関による貸付制度(貸し渋り対策)などについての最新情報を 提供するもの。  主な内容は、小池俊二・サンリット産業社長(大商副会頭)による「官公需と中小 企業金融〜わが社の体験から」と題して講演するほか、中小企業が官公需を受注する ための手続きなどについて近畿通産局が説明する。他の発注機関については資料配布 のみ。  また国民金融公庫をはじめとする政府系金融機関や、大阪府・市の信用保証協会な どから、最新の貸し渋り対策に関する説明を行う予定。参加費は会員2,000円、 一般3,000円。定員200人。 【問合せ・申込み】中小企業相談所・根来TEL:944−6460
●マクロミクロ 『美しき未来を』  男女ともに晩婚化が進み、出生率も低下傾向に歯止めがかからない。職場でも「結 婚するつもりはない」とはばからない連中がいる。女性の未婚率の上昇は結婚による 経済的利益の減少が原因と言われる▼確かに生活に支障がなければ、1人暮らしの方 が、自由で気楽である。さ細なことで生じる夫婦げんかや子供の夜泣きとも無縁だ。 一生独身で通すことも、その人の生き方として否定するつもりはない。しかし、結婚 や出産を「デメリットだから」と片づけてもいいものなのか▼私は妻と言い争いなが らも、女性の立場、考え方をある程度理解し、世の中を以前より客観的にとらえられ るようになったと思う。また、息子の誕生を見るにあたり、自分の死を素直に受け入 れられるようになった。わが魂死すとも、志継ぐものここにありと▼宇宙物理学者、 フリーマン・ダイソンは映画『地球交響曲第三番』の中でこう語っている。「雌雄が 違った遺伝子を交換し、組み合わせることによって新しい生命を作るという仕組みは 進化を速め、新しい種の誕生する可能性を大いに高めた。地球上の生命がこれほど長 く生きながらえたのは、極めてバラエティに富んだ種を作ってきたからで、もし多様 化していなければ、一度の大災害で全生命が絶滅していた。地球がこんなに美しいの は、生命の多様性のおかげである」                                    (Q)
●10月5日に「会員大会」〜参加申込みはお急ぎ下さい〜  大商は、今年で創立120周年を迎えるのを記念して10月5日午後2時〜4時1 0分、大阪厚生年金会館で「会員大会」を開催する。同大会では、会員に対してさら なる企業家精神の発揮を呼びかけるとともに、会員企業との交流を深め、連携を強化 することで、21世紀への新たな礎を築くことがねらい。  大会のプログラムは、永年会員表彰のほか、『大商宣言』の採択、記念講演、ミニ コンサートなどを実施。  まず永年会員表彰では、任意加入による会員制度となった昭和21年から現在まで、 50年以上継続加入している約600会員を顕彰する。  『大商宣言』は、大阪のさらなる飛躍に向けて、大商が果たす役割と事業活動の方 向性を示すもの。会員の理解と協力を求め、かつ今後の大商運営の基本的指針として 採択する。  記念講演では「21世紀への提言〜今こそ企業家精神の発揮を」をテーマに、経済 評論家で21世紀政策研究所理事長の田中直毅氏を迎えて実施する。  また、大阪を本拠地にバロック音楽の普及・啓発活動を展開するテレマン室内管弦 楽団を招き演奏会を開く。  参加ご希望の方は、参加される方の氏名、会社名、役職名、電話番号、FAX番号 を明記のうえ、10月2日までにFAXでお申し込みを(入場無料、一社複数名の参 加も可)。 【問合せ】会員組織課TEL:944−6252、FAX:944−6527
●会員大会 記念講演−入場無料− ◆と き 10月5日(月)午後2時〜4時10分 ◆会 場 大阪厚生年金会館大ホール ◆テーマ 『21世紀への提言〜今こそ企業家精神の発揮を〜』      経済評論家 田中直毅氏 【講師紹介】昭和20年愛知県生まれ。東京大学法学部卒業後、国民経済研究協会主 任研究員を経て59年から評論活動を始め現在に至る。現場に出向き情報収集を行う 新しいタイプのエコノミスト。平成9年4月から21世紀政策研究所理事長、5月か ら政府税制調査会委員に就任。著書に「グローバル・エコノミー」「最後の10年  日本経済の構想」「新しい産業社会の構想」「アジアの時代」「ビッグバン後の日本 経済」など多数。 【問合せ】会員部TEL:944−6255 ※申込みが必要です。2面の申込書に所定の事項をご記入のうえ、9月25日までに FAX(944−6527)でお送り下さい。
●部会ご案内 ◆貿易 日 時:10月12日(月)午後2〜4時 場 所:大商402号会議室 講 演:「金融ビッグバンと今後の経済・貿易の展望」 講 師:国際経営法務コンサルタント代表 中矢一虎氏 問合せ:国際部・阿部TEL:944−6412 ◆繊維部会見学会 日 時:10月13日(火)午前9時10分〜午後7時 見学先:土井志ば漬本舗、川島織物中央技術・文化センター、西陣織物館、鶴屋吉信 参加費:7,000円(バス代など含む) 問合せ:産業部・川端TEL:944−6493
●(GVF)ハイテクVBがプラン発表〜10月22・23日参加の聴衆募集〜  グローバル・ベンチャー・フォーラム(GVF)98では、日米欧のハイテクベン チャー企業との提携や協力関係構築を希望する国内企業を募集している。参加企業は、 関心のあるベンチャー企業のビジネスプランの発表を聴き、個別に商談することがで きる。  参加申込み企業は、各ベンチャー企業のビジネスプランの詳細や連絡先などの情報 をGVFホームページを通じて得ることができる。昨年開催したAPV97の商談成 果も掲載中。早期申込み締切りは9月29日まで。 【問合せ】国際部GVF担当、槙山・辻TEL:944−6403、Eメール=gv f@osaka.cci.or.jp、 URL=http://www.osak a.cci.or.jp/gvf/
●P&R参加者、大阪府が募集  大阪府はパークアンドライド(P&R)システムへの参加者を募集している。  P&Rシステムとは、自宅から駅までを車で移動した後、最寄りの駐車場に車を停 め、電車に乗り換えて目的地に向かうもので、市内の交通量を抑制し交通渋滞などを 緩和する効果が期待される。  現在、大阪市内にマイカー通勤されている方が対象で、P&R駐車場として府内7 カ所(千里中央、枚方市駅周辺、くずはモール、門真南、新石切、泉北センター、岸 和田駅)を利用できる。詳細は、大阪府交通政策室駐車場推進係TEL:944−6 779まで。
●「環境」「新素材」で情報交換【カレッジフェア】  大商は17・18の両日、産学官の技術交流事業「カレッジフェア」を開催した。 同フェアは産学官の出会いの場を提供し、中堅・中小企業の技術力強化や新事業分野 への参入支援を目的に、大商が大阪府とともに実施しているもの。4回目となった今 年は、39の大学・研究機関の研究室が「新素材」と「環境」の研究成果をわかりや すく紹介。集まった約300人の企業関係者との間で活発な意見・情報交換が行われ た。  同フェアは、今年から日程を2日間に拡大。各研究室が、OHP・ビデオを使って 今後事業化が期待できる研究成果を参加企業の技術開発責任者らに紹介。これに関心 を持った企業参加者が、「ポスターセッション」会場内に設置された各研究室のブー スを訪問。事業化や新製品の開発に向けての活用などについて、熱のこもった面談が 行われた。  「産学官交流斡旋コーナー」では、13の大学・研究機関がPRブースを設置。産 学共同研究を行うための具体的な方法の説明や、企業からの相談に応じ、研究者の紹 介も行われた。  また、実際に産学官の交流を通して事業開発を進めてきた夕電舎の秋山千尋社長と ダンの越智直正社長から、体験談の報告があり、公的補助金の活用策など、ノウハウ の一端が聴衆に披露された。
●投資環境整備すすむ〜比国セミナーで次官が説明〜  大商は17日、フィリピン総領事館との共催で『フィリピン投資セミナー』を開催 した。  同セミナーでフィリピン貿易産業省次官兼投資局長官のメリト・サラザール氏が同 国の投資環境について「アジアが経済危機にあるなか、わが国経済は比較的良好な状 態にある」とし、98年度の第一・四半期にかなりの落ち込みを見せた投資も、製造 業の集まる経済特区(エコゾーン)における日本からの投資残高は、引き続き高い数 字を記録していると語った。  さらに、次官はエストラーダ新政権は100%海外資本による参入を可能とし、法 人税の優遇措置を設け、さらに企業の競争力を高めるために民営化、自由化を進める 方針であると付け加えた。
●会頭コメント 【西岡さんの訃報に接して】  大阪・船場商人の「顔」であり、文字どおり今世紀における大阪の生き証人であっ た西岡さんの訃報に接し、本当に寂しい限りだ。  西岡さんは、生涯を通じて「商い」の神髄を身をもって実践される一方で、経営者 の責任はもとより経済団体の役割の重要性を指摘され、その任にある者の自己規律を 強く訴えられた。本会議所では、45年にもわたって役員、議員を務められ、会議所 運営全般にわたってご指導をいただいた。西岡さんの一言、一言には「中小企業の発 展こそが大阪繁栄の源泉であり、会議所はその先頭に立つべきだ」との自らの体験を 通しての強い信念があった。  大阪のみならずわが国全体が一大転換期に直面している今日、西岡さんのような時 代の節目に何度も立ち会われ、いかに試練に対峙すべきかを体得されている方を失っ たことは、返す返すも残念である。謹んでご冥福をお祈りする。                                  (21日)
●経営相談Q&A 『CSによる改善の手順』 (専門指導センター 伊東鉄男TEL:944−6472) 【Q】当社はリフォーム、注文住宅の建築販売を行っている従業員20人の会社です。 顧客満足度(CS)活動を2年前から始め、お客様アンケートを建物引き渡し時に実 施しています。その結果を全従業員に知らせたり、営業員の成績評価の一部に組み入 れています。しかし、クレームによる手直しや手戻り工事が多発しており、今後、こ れらの不具合点を無くしたく、改善活動を実施する上でのポイントや手順を教えて下 さい。 【A】顧客満足度(CS=customer satisfac−tion)活動で は顧客の生の声を聞くことから第一歩が始まります。貴社ではアンケートの調査結果 を営業員の査定に反映されています。このことは営業員が顧客満足を意識して日常の 仕事を行うことになり大切なことです。さらに、もう一歩進めて貴重な顧客データを 活用して経営改善に反映できるような仕組みを創る必要があります。顧客の声を経営 改善に落とし込むためのポイントは次の3点です。 (1)CS担当者を任命する。もちろん日常の仕事と兼務となります。 (2)改善を行うチームを7人程で編成する。チームリーダは社長か専務が望ましい。 (3)顧客の声を反映させる具体的な改善活動を行います。その手順は、次のとおり。 (1)改善課題の抽出…顧客の生の声から活動テーマを絞り込む。例えば、「仕様不 備によるクレームの低減」 (2)改善目標の設定…活動のゴールを明確にするためにも具体的な数値目標が大切 です。例えば「仕様不備によるクレーム率を1%以下にする」 (3)原因の追求…クレーム発生原因を突き止める。この場合、現象、現場、現物で の確認が必要となります。 (4)対策と実施…原因に合った対策を案出し有効と思われる対策を実施します。 (5)成果の確認…目標値との比較を行い、目標が達成していればその対策を文書に 残し、全従業員にその対策を周知徹底させるために教育を実施します。  改善活動には(1)〜(5)の手順が重要となります。
●緑化貢献者の表彰申込締切り迫る  大商は緑あふれるオフィスなどの実現に努めた企業・団体を「緑化貢献者」として 表彰するため、候補者を募集している。【応募・推薦方法】自薦、他薦可。所定の申 請書に必要事項を記入。【締切】9月30日【選考】大商緑化推進委員会選考。【表 彰式】12月会頭表彰。記念楯を贈呈。【問合せ】プロジェクト推進部・宮浦TEL: 944−6333
●西岡義憲氏が逝去  大商の監事で西彦会長の西岡義憲(にしおか・よしのり)氏が20日逝去された。 93歳。  西岡氏は昭和29年11月から平成2年10月までと5年2月から同年10月まで 議員、昭和41年11月から62年10月まで常議員。以後、監事を務められていた。
●利便性向上が普及のカギ経済システムに変化も  電子マネーの大規模な実験が各地で相次いでいる。数年前から都市銀行などが単独 で取り組んできた実験は、大学構内などの限られた範囲の中で行われていた。しかし このところ行われている実験は、多くの企業が連合を組んで参加し、一定の地域全体 を巻き込んだ大規模なものに変わってきている。「実験」から「実用」の段階へ一歩 を踏み出した電子マネーの現状をまとめた。 【利用実験相次ぐ】  「電子マネー」とは電子データに置き換えた現金情報を、お札や硬貨の代わりに使 用する仕組みのことをさす。電子マネーには、(1)ネットワーク型(ネットワーク 上で現金決済や資金移動を行う)と、(2)ICカード型(実在の店舗でも利用でき るようICカードに貨幣情報を記憶させプリペイドカードのように使用する)がある。 またICカード型には既存の銀行決済を介在させるクローズドタイプと、電子マネー 同士で直接取引できるオープンタイプがある。  このところ各地で導入実験が相次いでいるのがクローズドタイプのIC型電子マネ ーだ。その代表的なものが、ビザ・インターナショナル社の『ビザキャッシュ』。9 7年から神戸で、また今年8月から東京・渋谷で実験を進め、実用化へ向けて一歩リ ードしている。仕組みはこうだ。まずICカードの所有者が、預金口座から希望金額 を引き出してカードのメモリ部に記憶させ、買い物の都度小売店のコンピュータに購 入金額分の電子データを移す。店ではその電子データを銀行に送り、現金と交換する。  これに対し、お客から受け取ったデジタル信号を、小売店が給料や仕入代金の支払 いにそのまま利用したり、個人間で受け渡しができるような、現金に近い流通性を持 たせたものが、オープンタイプのIC型電子マネー。欧米などで先行導入されている マスターカード陣営の「モンデックス」がよく知られている。この世界2大カード会 社は、クレジットカードを安全性の高いICカードに切り換えていく方針だが、その 際ICの機能を生かし、従来あまり扱われなかった小額取引も、電子マネーで扱える ようにするのがねらい。さらに両社は同じ規格のICカードを導入する予定で、将来 ビザキャッシュとモンデックスが同一の端末で処理できるようになり、世界中で一気 に両社の電子マネーが普及する可能性も出てきた。 【日本でも開発進む】  日本独自の電子マネーも開発が進んでいる。なかでも注目されるのが、NTTが中 心となって開発した『スーパーキャッシュ』だ。最大の特徴は、実際の小売店だけで なく、インターネット上のバーチャル・モールでも利用できること。セキュリティー の確保にも定評がある。将来的には現金に近い流通性を持たせることも技術的に可能。 来年4月から東京・新宿で、地元の商店街や百貨店、コンビニ、ガソリンスタンドな どの小売店と、インターネット上のバーチャル店舗をあわせ、約1,000店舗が参 加して実験を始める予定だ。  現在はこのほかにも多くの電子マネーが乱立しており、今後どれが主導権を握るの かは予断を許さない。 【実用化には多くの課題】  電子マネーは、経済システムの効率化やコストダウンをもたらすといわれる。しか し実用化には、新しい仕組みやルールが必要だ。  例えば流通性の高い電子マネーが普及すれば、企業間取引の決裁に銀行が関与しな くなり、決済業務のシステムが大きく変わる可能性がある。また電子マネー発行企業 の経営が破たんすれば、決済業務に支障が出て金融システム自体に影響が出ることも 予想される。そこで大蔵省は、電子マネーの信用を裏付けるため、発行企業に対し、 発行額分の資金積み立てを義務づけることを検討中だ。  また法整備の問題も大きい。電子マネーを通貨として認め、民間レベルでの発行を 可能にし、国境を超えて自由自在に流通させるためには、現行法では難しい。  このほかセキュリティーの確保に課題があることや、専用端末の普及には巨額の投 資が必要なため、完全な実用化にはまだ相当な時間が必要との見方が強い。 【デビットカードが急浮上】  電子マネーとは異なるが、ここにきて実用化に向けて計画が急速に具体化してきた のがデビットカードだ。これは既に普及しているキャッシュカードに、買い物代金を 利用者の預金口座から即時に引き落とす機能を加えたもの。銀行や郵便局など900 以上の金融機関が参加し、来年1月からの導入が決まっている。すでに京都市内では 四条繁栄商店街などで、9月から先行導入された。デビットカードは84年ごろ『銀 行POS』の名称で一部実用化したことがある。しかし、利用登録手続きの煩雑さや、 個別銀行ごとの提携店でなければ使えないなど汎用性の低さから普及しなかった。今 回の新デビットカードでは、利用者は手持ちのキャッシュカードをそのまま利用でき るうえ、汎用性を高めるため、銀行と小売店との契約もオープンにする見込み。  問題は日本独自の規格を採用したため、海外との互換性がないこと。将来欧米系の カードが日本に進出した場合、日本版デビットカードの行方がどうなるかは不透明だ。  電子マネーにせよデビットカードにせよ、利用者の利便性向上が普及のカギを握る。 そのための環境整備に十分配慮したものが、今後のスタンダードに近づくだろう。                                   (森松)
●商店街へいらっしゃ〜い 『中央区松屋町筋商店街振興組合』  玩具、人形、花火、結納品、菓子などの卸売店がひしめく松屋町筋。最近では他の 商品まで幅広く安価に買える街といったイメージも浸透しつつある。  さらに平成8年12月には地下鉄・長堀鶴見緑地線が開通し「松屋町駅」ができた ことで、改めて松屋町筋界わいの存在がクローズアップされてきた。これを機に、通 り沿いの商店街では、より多くの買い物客を呼び込み、活性化への弾みにしたい考え だ。  松屋町筋に面する「松屋町商店会」では、アーケードの新築や、歩道のカラー舗装 に着手し、ともに完成済みだ。その一方で同商店会の北側、町名でいえば松屋町住吉 付近では、アーケードやカラー舗装が手つかずのままであったため、整備が立ち遅れ ているとの印象が強まっていた。危機感を募らせた付近の商店は、「中央区松屋町筋 商店街振興組合」を結成。昨年12月に認可されると、早速歩道のカラー舗装化に着 手し、今年8月に完成にこぎつけた。今度はアーケードの設置だ。工事着手を前に、 同商店街理事長でアベ・ラベリング社長の阿部奎一郎氏は、社業に専念する余裕もな いほど多忙を極める。「個店の看板や建物自体が歩道にはみ出しているような場合は、 個別に足を運んで撤去や改修をお願いするしかないんです」と日々の苦労は絶えない。 和風のアーケードは来年3月までに完工させたい意向だ。こうしたハード面の整備が 完了すれば、松屋町筋が一大商店街として生まれ変わり、通り全体のイメージが大き く変わることになりそう。  加えて同商店街では、イベントなどソフト面の充実にも力を注いでいる。注目され るのが同商店街の若手経営者や後継者らでつくる「7日会」の活動だ。なかでも中央 東支部との共催で毎年開催している『あきないウオークラリー』は、町おこしイベン トとして定着してきた。これは松屋町筋から天神橋筋、谷町筋周辺の名所・旧跡を巡 り、主要地点のチェックポイントを通過してゴールすれば、記念品が贈られるという もの。例年400人前後が参加し好評を得ている。7回目となる今年は10月25日 に開催の予定だ。こうした町全体の活性化への取り組みを通して、住民に商店街に対 する支持を得ていこうとの試みは、長期的には商店街自体の活性化へつながるものと 思われる。                                   (森松) <メモ>中央区松屋町筋商店街振興組合、理事長=阿部奎一郎(TEL:762−8 171)
●チャレンジする中小企業 『時代の流れに応じたブランド戦略展開』  石田商事は、現社長の石田原隆氏の祖父が大正3年にテーラーとして創業したのが 始まり。その後、より川上に近づき毛織物商となり、昭和30年前後から現在のよう な服地・プレタポルテ・服飾の輸入専門商社となった。  「しかし、婦人服地はこの春でやめました。オートクチュール向けの服地を取り扱 っていたのですが、いわゆる先生といわれる方々や縫い子さんたち、それに顧客も高 齢化しましたからね。プレタのマーケットもバブル以降大きく変わりました。当社も 5年ぐらい前にブランドを見直しました」と石田原社長は当時を振り返る。  バブルのころはアルマーニやヴェルサーチと、値段が高ければ、有名ブランドであ れば、何でも売れた時代。景気が冷え込んだ今、バブルで目の肥えた消費者には、そ れだけでは売れなくなった。一時は価格破壊という言葉がはんらんし、安い商品がも てはやされたが、石田商事はその道には進まなかった。  「今後日本で生き残っていけるブランドということで、篩(ふるい)にかけました。 基準はまず、品質の良さ。それでいて、高感度の商品。最後に、それに見合ったプラ イスであるかということ。輸入品というだけでは、売れませんから、国産品と競合し ても十分戦える値段を設定しました」  そこから選ばれたのが、婦人物では現在主力の「PF(ピーエッフェ)」、40代 向けで応用範囲の広い「ZAPA」、エスニック調の「OZBEK」など。紳士物で は、エルメスやランバンなどの縫製を手掛けるクラシコ・イタリアの雄「ベルベス ト」、30代からのカジュアル衣料「メッソーリ」など。  「ブランド選考と並行して、得意先の入れ替えも徹底的に行いました。支払いの悪 い店、返品の多い店、利益の低い店とは取引をやめました。地方の専門店の力がなく なりましてね。限られた顧客だけを大事にしてきた店ですから、常連さんが減ってし まうと、新しい客には敷居が高くて入りにくいし、衰退する一方なんですよ。今は独 自のコンセプトで趣味の良い商品をそろえたバーニーズやユナイテッド・アローズな ど、大型のセレクト・ショップが人気です」  同社はまた、長年の事業を通じて広げてきた海外とのネットワークを生かし、新し い商品の開発にも力を入れている。若者向け紳士衣料の「オズワルド・ボーテング」 がそのいい例。ロンドンのサヴィル・ロウで芽生えたニュー・ビスポークという流れ にいち早く目を付け、他社に先駆け日本に紹介。  「私も着るのをためらうぐらいざん新なデザインの服ですから、数字的にはまだま だですが、こういう新しい商品、偉そうに言えば『文化』を紹介していくのも私ども の仕事です」  「今後は私と同年代の50代向け商品の開発を考えています。まだまだオジン臭い 格好はしたくないし、かと言って息子と同世代の若者と同じ格好はできませんからね。 年齢とステイタスにふさわしい、気品あるファッションを提供していきたいですね」 と、昭和23年生まれの4代目社長はにこやかに次なる戦略を語った。                                   (中川) <メモ>▽所在地=中央区淡路町三−六−十三▽TEL:232−2661▽代表=  石田原隆▽事業内容=紳士服地、紳士・婦人既製服及び服飾卸売▽従業員数=七十二  人▽資本金=五千万円                             
●お知らせ ◆大阪府中小企業設備近代化資金申請の受付  中小企業の近代化を図るため、府内の中小企業者を対象に機械設備の設置に必要な 資金の貸付を行います。受付期間は10月19〜23日、11月16〜20日。 ◎大阪府商工部TEL:941−0351 ◆大阪市シルバー人材センターのご利用を  60歳以上の市民に仕事を請負または委任する方式で仕事を承っている。 ◎同センターTEL:931−0221 ◆韓国投資環境セミナー  韓国産業資源部主催。10月9日午前10時〜午後6時、ホテルニューオータニで。 無料。 ◎韓国貿易センターTEL:262−3831 ◆「正しい外国人の受け入れと技能実習制度の活用」キャンペーン説明会  入管協会主催。10月9日午後1時30分〜4時30分、大阪府農林会館で。無料。 定員300人。 ◎同協会TEL:03−3291−8059 ◆新技術フェア  特許にかかわる事業・業務の紹介や企業化が期待される研究成果を説明。10月1 5日午前10時〜午後5時、マイドームおおさかで。無料。 ◎大阪科学技術センターTEL:443−5322 ◆第6回空港展  来年5月26〜29日インテックス大阪で開催される同展の出展企業を募集してい る。出展料は通常小間315,000円〜。 ◎大阪国際見本市委員会TEL:612−3883 ●新幹線・ホテル  大商では、会員の皆さまに新幹線チケットの販売や提携ホテルでの宿泊を、会員優 待料金で提供していますのでぜひご利用ください。 【問合せ】会員サービス課TEL:944−6253 ●一般健診&人間ドック  大商は会員サービス事業の一環として、医療法人崇孝会・長堀分院と提携し、一般 健康診断(法定項目)や成人病総合健診、2時間人間ドックを実施しています。受診 申込は随時受け付けていますので、疾病予防のためにもぜひご受診下さい。なお希望 により、一般健康診断は40人以上、成人病総合健診は20人以上まとまって受診さ れる場合は、検診車による事業所訪問も行っています。 【料金】一般健康診断(法定項目)2,000円〜、成人病総合健診13,000円 〜、2時間人間ドック27,000円〜 【診断日】毎週月〜土曜日【診断場所】崇孝会・長堀分院(中央区島之内)TEL: 252−6750 【問合せ】会員サービス課TEL:944−6253
●大商セミナー ▼以下の問い合わせは企業研修部 研修 担当TEL:944−6422へ。 【大商パソコンカレッジ】 ○パソコン入門2日間講座 開催日=10月6・8日、11月11・12日、12月9・10日 受講料=会員24,000円/人(税込)、一般36,000円/人(税込)。 ○インターネットと電子メール入門講座(1日間) 開催日=9月17日、10月14日 受講料=会員12,000円/人(税込)、一般18,000円/人(税込)。 ○パソコン土日完習講座〜2人に1人が付き指導〜 開催日=10月17・18日 受講料=会員40,000円/人(税込)、一般60,000円/人(税込)。 (注)定員=各18人、時間=各日とも10〜17時    会場=エールカレントカレッジ(難波駅近く) 【仕事のできる”いきいき”社員育成講座  A:ビジネス・センスアップ編、B:ビジネス・スキルアップ編】  入社1〜3年目の若手社員を対象に、接遇応対のマナーや効率的に仕事をこなす実 践スキルの強化を図る。A:9月29日、B:10月8日。いずれも午前10時〜午 後5時、大商会議室で。受講料=【A・B共】会員40,000円、一般60,00 0円、【A・Bいずれか一方】会員24,000円、一般36,000円。定員各6 0人。 【経営者・経営幹部のためのビジネス法務講座】  現在最も直面しやすい法律問題を取り上げ、どうすればトラブルを回避できるかを 学ぶ。10月6・27日、11月5・17・25日(計5回)いずれも午後1時30 分〜4時30分、大商会議室で。講師は弁護士の種村泰一氏ほか。受講料=【5回全 て】会員63,000円、一般94,500円、【1回】会員15,000円、一般 22,500円。定員各40人。 【不況を乗り切る新規開拓セールス講座】  新規開拓のテクニックについて、トップセールスマンの極意を紹介。10月8日午 前10時〜午後5時、大商会議室で。講師はマネジメントコンサルタントの植田光明 氏。受講料=会員24,000円、一般36,000円。定員80人。 【ISO9000シリーズ認証取得講座】  中小企業が短期間で、効率よくISO9000を取得するための具体的なノウハウ、 コツをコンサルタント、認証機関、取得企業のそれぞれの観点から解説。10月13 日午前10時〜午後4時45分、大商会議室で。講師はソーケンマネジメント常務の 杉村光二氏、ビュロー・ベリタス・クォリティー・インターナショナル部長の原田信 夫氏ほか。受講料=会員24,000円、一般36,000円。定員80人。 【セールスマナー講座】  顧客の満足度や信頼を高める方法を実践的に指導。10月14日午前10時〜午後 5時、大商会議室で。講師はKOVA人材開発センター社長の小林隆夫氏。受講料= 会員24,000円、一般36,000円。定員80人。 【中小企業のためのスムーズな事業承継実務講座】  どうすればトラブルを回避し、スムーズで有利な事業承継が行えるかに焦点を絞っ た対応策を5週連続で解説。10月21日〜11月18日(毎週水曜日)いずれも午 後1時30分から4時30分、大商会議室(1回目は大阪コクサイホテル)で。講師 は天理大学教授の井戸和男氏、弁護士の友添郁夫氏ほか。受講料=会員90,000 円、一般135,000円。定員40人。 【物流コストダウン即実践講座】  具体的な事例や演習を交えながら物流効率化のポイントや経費削減のノウハウを分 かりやすく解説。10月26日午前10時〜午後5時、大商会議室で。講師はカサイ 経営社長の河西健次氏ほか。受講料=会員24,000円、一般36,000円。定 員80人。 ▼以下の問い合わせは企業研修部 検定担当TEL:944−6430へ。 【2・3級カラーコーディネーター検定試験直前対策講座】 【3級】10月6〜15日(全6日間)午後6時30分〜同8時30分、大商会議室 で。講師はCGクリエーターの上村明美氏ほか。受講料=会員・学生27,000円、 一般32,000円。定員90人。【2級】10月21日〜11月5日(全6日間) 午後6時30分〜同8時30分、大商会議室とマイドームおおさか会議室で。講師は 日本カラーテクノロジー研究所専務の渡辺康人氏ほか。受講料=会員・学生30,0 00円、一般35,000円。定員60人。 【英文ビジネスレター2日間集中基礎講座】  実践的な英文ビジネスレター作成能力の習得を目指す。商業英語検定試験B・Cク ラス英作文対策にも。10月26日、11月2日午後1〜6時、大商会議室で。講師 は大阪明浄女子短期大学の亀山和夫教授。受講料=会員・学生28,000円、一般 33,000円。定員60人。 【大阪販売士協会創立20周年記念 第6回特別公開セミナー】  「日本の常識は世界の非常識だ〜閉塞日本の打開策は華僑商法を身につけたこの男 から学べ」をテーマに宮川香港有限公司社長の石井次郎氏が講演。10月15日午後 1時30分〜3時30分、大商会議室で。無料。 【1級カラーコーディネーター検定ポイントチェック講座】  ハイレベルな1級検定試験のなかで、重要な点をピックアップして解説。11月2 1日午前10時〜午後5時、大商会議室で。講師はスタジオ・クリエーション主宰の 高木美智子氏ほか。受講料=会員・学生28,000円、一般33,000円。定員 30人。 【3級ビジネス実務法務検定試験直前対策講座】  12月6日に実施される同検定試験に先立って、実務法務を分かりやすく解説。1 0月26日〜11月12日(計6回)いずれも午後6時30分〜8時30分、大商会 議室で。講師は大商法律専門相談員で弁護士の花垣厚實氏と山川高史氏。受講料=会 員・学生27,000円、一般32,000円。定員60人。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【デフレ時代を勝ち抜く経営戦略セミナー】  自由・ユニークな発想で業績を伸ばしている企業の事例を学ぶ。10月9日午後1 時30分〜4時45分、大商会議室で。講師はパーク24社長の西川清氏とミスミ取 締役の猪熊洋文氏。参加費6,000円。定員120人。 ◎中小企業相談所・根来TEL:944−6460 【専門図書館スタッフのための情報化セミナー】  著作権を含む知的財産権の問題点や最近の動向、インターネット時代の図書情報部 門のあり方を考える。10月9日午後1時30分〜4時30分、NTT大阪内本町会 館で。講師は弁護士の松村信夫氏ほか。受講料3,000円。 ◎専門図書館関西地区協議会TEL:944−6312 【ENGLISH PRESENTATION講座】  海外企業との交渉での効果的なプレゼンテーションを少人数で徹底指導。10月2 7日〜12月15日(計8回)午前9時〜正午、大商会議室で。講師はクディラアン ドアソシエイトのロン・リード氏。受講料=会員80,000円、一般100,00 0円。定員10人。 ◎国際部・阿部TEL:944−6412
●支部セミナー ◆役に立つ接遇のための初歩実用英会話講座  淀川支部主催。10月1・8・22日(計3回)いずれも午後3〜5時、同支部で。 講師は佐藤ソフィエ氏。受講料2,000円。定員20人。TEL:302−5977 ◆やさしい複式簿記  旭支部主催。10月2日〜11月6日(全10回)いずれも午後6〜8時、同支部 で。講師は税理士の坂口正則氏ほか。受講料5,000円。定員20人。TEL:9 23−7112 ◆初級パソコン講座  中央南支部主催。ワープロ(Word97)は10月6・7日、表計算(Excel 97)は10月13・14日いずれも午後1時〜4時30分、同支部で。講師はPS Cコンサルタントの小羽田正孝氏。受講料=各6,000円。定員20人。TEL: 768−7448 ◆POP広告の制作実技〜さらに販促をめざして  中央南支部主催。10月6・16日(全2回)いずれも午後6時30分〜8時30 分、同支部で。講師はグラフィックデザイナーの町野洋子氏。受講料1,000円。 定員30人。TEL:768−7448 ◆簿記短期速成講座  中央東支部主催。10月7〜23日(全6回)いずれも午後2時〜4時30分、N TT大阪内本町会館で。講師は経営指導員の溝口清孝。受講料4,000円。定員3 0人。TEL:944−6475 ◆地域振興セミナー  淀川・東淀川・西淀川・都島・旭支部主催。「ネットワーク社会の情報化戦略〜イ ンターネットが広げるビジネスチャンス」をテーマに日本電信電話関西支社の白子匡 博氏が講演。10月8日午後2時〜3時30分、プラザ・オーサカで。無料。定員1 00人。TEL:473−9211 ◆販売促進に役立つPOP広告の制作(実習)  港支部主催。10月8・12・15日午後6時30分〜8時30分、同支部で。講 師はグラフィックデザイナーの町野洋子氏。受講料3,000円。定員20人。TE L:574−2231 ◆ISO9000・14000セミナー  西淀川支部主催。10月12日午後1時30分〜4時30分、同支部で。講師は関 西テクノマネジメントの森友三郎氏。受講料1,000円。定員20人。TEL:4 73−9211 ◆中級簿記講習会(日商2級、商業簿記)  浪速支部、浪速納税協会共催。10月12日〜11月18日(計12回)いずれも 午後6〜8時、浪速納税協会で。講師は大商簿記検定委員の井上賢二氏。受講料3, 000円。定員50人。TEL:649−5252 ◆社会保険の実務基礎  淀川支部主催。10月13・14日午後2〜4時、同支部で。講師は社会保険労務 士の中田谷博文氏。受講料2,000円。定員40人。TEL:302−5977 ◆改正男女雇用機会均等法〜11年4月から均等法が変わります  阿倍野支部主催。10月13日午後1時30分〜3時30分、同支部で。講師は労 働省大阪女性少年室の中島則子氏。無料。定員50人。TEL:629−2121 ◆地域振興セミナー 「デフレ時代を勝ち取る戦略〜自社体質の見直しと収益拡大を図る秘訣」  平野・生野・東成・城東鶴見支部、大阪市中小企業指導センター共催。10月13 日午後2〜4時、寺田町のフェイセス月華殿で。講師はハーモニーコンサルティング 代表の藤川具憲氏。無料。定員80人。TEL:797−1155 ◆資産評価と贈与税・相続税のしくみ講座  住吉支部主催。10月13・14日午後1〜3時、同支部で。講師は経営指導員で 税理士の橋本善弘。無料。定員30人。TEL:674−1125 ◆社会保険事務手続等実務講座  平野支部主催。10月14・16・19日(全3回)いずれも午後1時30分〜3 時30分、同支部で。講師は社会保険労務士の小野裕氏。受講料3,000円。定員 30人。TEL:797−1155 ◆ニューリーダー・パワーアップセミナー  中央南支部主催。10月19・20・22日午後2時〜4時30分(19日は午後 1時から)、同支部で。講師は中小企業診断士の上田実千代氏。受講料5,000円。 定員30人。TEL:768−7448 ◆ISOシリーズと中小企業経営〜品質・環境を配慮した事業活動  大正支部主催。10月21・28日午後6〜8時、同支部で。講師は関西環境管理 技術センターの佐川直史氏ほか。受講料3,000円。定員20人。TEL:553− 8110 ◆営業マン養成セミナー〜不良債権の発生防止・回収のために  西支部主催。10月22・23・27日(全3回)いずれも午後6〜8時、同支部 で。講師は中小企業診断士の中川三樹氏。受講料3,000円。定員25人。TEL: 582−7070 ◆初心者のためのやさしい法人税確定申告書の書き方講座  中央南支部主催。10月26日〜12月7日(全6回)午後6時30分〜8時30 分、同支部で。講師は経営指導員の井筒敦司。受講料8,000円。定員30人。T EL:768−7448
●人材情報交流会、11月19日に開催  大商は11月19日、大商会議室で「第2回人材情報交流会」を開く。これは中高 年を中心に大企業が保有する技術者など即戦力となる人材を、中小企業に橋渡しする のが目的。  今回は資本金3億円以上の人材保有企業と従業員20人以上200人未満の求人企 業に参加を呼びかけている(人材紹介・あっせん業は不可)。参加費は、人材保有企 業が1社30,000円、求人企業が1社10,000円(ブース出展料含む)。 【問合せ】中小企業相談所TEL:944−6473
●めざそう!オンリーワン(27) 『東西都市軸再生し感性豊かな街に』  大阪大学大学院助教授 加藤(かとう)晃規(あきのり)(建築家)
●どう取り組む?環境(6) 『初期環境調査での洗い出し』  関西環境管理技術センター 計画部次長 佐川 直史
●”時代を拓く”永年会員企業訪問<新連載> 文:安達 史典 『元禄時代から誠実な商売を貫く』山中大仏堂 山中 文和社長
●商店経営のかんどころ(5) 『パブリシティの活用〜信頼される情報を発信しよう〜』  田阪経営研究所 代表 田阪 薫(中小企業診断士)


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