
| 2026年1月1日 |
新年あけましておめでとうございます。
皆様にはお健やかに新しい年をお迎えのことと、お慶び申し上げます。
本年の干支は「丙(ひのえ)午(うま)」年です。「丙(ひのえ)」も「午(うま)」も易経や陰陽五行説によると、「陽」と「火」を象徴しています。すなわち丙午(ひのえうま)は、太陽のように明るく、前へと進む力を意味します。馬のように前向きに駆ける、エネルギー溢れる年にしたいものです。
昨年2025年は日本国際博覧会、「大阪・関西万博の年」でありました。
何よりも無事に安全・安心に閉幕できた事に、深く感謝申し上げます。
万博の成功は、大阪商工会議所の会員企業の皆様をはじめ、多くの関係者の多大なるご協力とご支援の賜物であり、改めて厚く御礼申し上げます。
万博も閉幕し、年が明け、2026年を迎えました。
重要なことは、このユニークなアイデア、技術革新、イノベーションの気風、そして共創の流れを次の成長へとつなげることです。
そこで、大阪商工会議所は、神戸商工会議所、京都商工会議所とも協力し、新たな『共創』の仕組みを本格的に動かしてまいります。
万博のリボーンチャレンジで披露された432社の中小企業、町工場、スタートアップ、さらに垣根を越えた多くの企業と共にイノベーション、技術革新を支援したいと考えています。
一人では何もできない。一人の力はたかが知れている。
確かに、たった一人のひらめきが、大きな飛躍を創造する発明発見やイノベーションを生むことはあります。
しかし、一人だけの世界に留まっていては、前に道が開けない。
それを役に立つ価値へと高めるには、多くの人々の協力が必要です。
その力を結び、前に進める協力の形が「共創」です。
目的・目標を立て、内部思考に固まらず、外からの意見を自由に取り入れ、出し入れできる。その開かれたネットワーク、人々が共に乗る船のことを「共創プラットフォーム」と呼び、大阪商工会議所全体で推進してまいりたいと考えています。
「共創プラットフォーム」は、その仕事の内容、関わる人々の個性によって、様々な形があると思われます。
「なにわ八百八橋」に代表されるように、大阪では江戸時代から、町人自らが橋をかけ、公共施設を整備して、人の往来が盛んになる経済の活性化に取り組んできました。「自分たちのまちは自分たちでつくる」、「双方向の密なコミュニケーション」、「共助の精神」、「自ら率先して始めることで相手の心をつかむ」こういった気質は、現代に生きる大阪の人々に、大いに引き継がれています。
大阪商工会議所は、1878年(明治11年)、若き頃、明治維新の志士として国事に奔走した五代友厚によって設立されました。以来、会員企業同士や、会員企業と行政や大学等々をつなぎ、国内外の人と人の間に「橋」を架け続けてきました。
2026年は、万博後の新たな時代に向けて改めてこの役割を強く意識し、
「理想・夢と現実を繋ぐ、現代の橋づくり」に力を注いでまいります。
| 以上 |