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令和7年12月26日


令和8年度政府予算案に関するコメント
大阪商工会議所 会頭 鳥 井 信 吾


高市政権が掲げる「責任ある積極財政」の考え方に基づき、過去最大規模の予算が編成された。AI・半導体等の産業競争力を高める分野に重点的・戦略的に予算配分されるとともに、中小企業の持続的な賃上げのため、生産性向上等の支援策が講じられたことを評価したい。日本の産業全体に様々なイノベーションが生み出されるよう、政府の舵取りに期待したい。
   
一方、北陸新幹線の敦賀・新大阪間の延伸工事に必要な建設費の計上が2年連続で見送られたことは非常に残念だ。ルートの科学的な再検証を早急に行い、一日も早い全線開業につなげなければならない。
   
これ以上の円安を抑え、円への信認を取り戻すためにも、中長期的な財政の健全化を見据え、ワイズスペンディングの徹底に配慮されたい。
   
以上


2025.12.26更新
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