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令和6年12月27日


令和7年度政府予算案 に関するコメント
大阪商工会議所 会頭 鳥 井 信 吾


成長と分配の好循環、そのベースとなる中小企業等の持続的な賃上げの実現に向け、労務費を含む価格転嫁の円滑化、人手不足、生産性向上、従業員のリスキリング等の支援策が講じられたことは心強い。また売上高100億円以上をめざす中小企業の成長を後押しする補助金も評価したい。
   
成長型経済への確実な移行のためには、各地域の担い手である産学官民の共創によるイノベーションの推進が不可欠であり、地方創生予算が大幅に拡充されたことを歓迎する。
   
2025年大阪・関西万博関連の予算も措置された。確実な成功とともに、「未来社会の実験場」として大阪・関西の活性化につなげられるよう、官民一体となって取り組みたい。
   
北陸新幹線の敦賀・新大阪間の延伸工事着工に必要な予算が計上されなかったことは非常に残念だ。小浜〜京都ルートによる詳細な駅位置とルートの早期決定、そして一日も早い全線開業を切望する。
   
今後、国会における十分な審議を経て、遅滞なく政策が実行されることを強く要望する。
   
以上

2024.12.27更新
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