令和3年2月26日
大阪府の緊急事態宣言の解除が決定され、社会・経済の再始動に向け活動が可能となった。医療従事者をはじめとする社会活動の基盤維持を担う方々はもちろん、府民や事業者が一丸となって取り組んだ成果であり、感染拡大防止に尽力されたすべての方々に改めて敬意を表する。
三回目の緊急事態宣言が発出されることのないよう、引き続き感染リスクを高める行動は厳に慎まなければならず、経済活動の抑制が求められる状況は続く。国、大阪府、大阪市は、困難を強いられる事業者への補助を継続するとともに、今後の対応にあたっては、できる限り前広に方策を明示し、事業者が準備できるようにしていただきたい。
ワクチン接種が広く国民に行き渡るまでは、感染拡大防止と経済活動の両立を図る難しい舵取りが求められる。経済活動の正常化に向けて、需要回復の支援や、事業者の新たなチャレンジへの支援についても、政府や自治体においてより一層議論がなされ、速やかに実行されることを望む。