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平成16年5月28日

スーパー中枢港湾の指定に向けた夢洲コンテナターミナル株式会社(仮称)設立発起人会開催に関するコメント
大阪商工会議所 会頭  野 村 明 雄


 本日の設立発起人会を経て、大阪港はスーパー中枢港湾指定に向け大きく前進することとなった。港湾機能強化を図るべく、地元が一丸となって新会社設立に漕ぎ着けられた意義は大きいと考える。大阪市・大阪港運協会はじめ関係者各位に敬意を表する。

 スーパー中枢港湾の指定を受けることにより、荷主企業にとって物流コストの大幅な圧縮が期待される。同時に、大阪港・神戸港がアジアの主要港湾との競争力を回復し、集荷機能を向上させる大きなステップとなるものと考えられる。

 大阪・神戸両港は、スーパー中枢港湾への指定を、本格的な港湾機能効率化のスタートと位置づけ、危機感を持って港湾利用料金の低減やリードタイムの短縮などに精力的に取り組んでいただきたい。
 さらには、大阪・神戸両港の諸手続きの一体的運用やトン税の一元化など、港湾利用者の立場に立った港湾改革が進められるよう、ご関係者のさらなるご尽力に期待している。

以上

※国土交通省より、スーパー中枢港湾の指定に際しては、「夢洲地区におけるターミナルオペレーター設立に係る所要の手続きの完了」が条件とされている。


2004.5.31更新
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