突然の訃報に驚いている。巽さんは大阪の証券取引市場の生き残りをかけて、日夜奔走されていたが、心労が重なったのだろう。 巽さんは、不祥事が発覚した大阪証券取引所の内部改革を進めるとともに、取引所の株式会社化や新興市場「ヘラクレス」の振興など、大阪の直接金融市場の活性化のために力を尽くされた。 大阪の証券界にとって得がたい人を失い、誠に残念でなりません。ここに謹んでご冥福をお祈り申し上げます。