大阪の金融機能を担う証券取引所に、強制捜査の手が入ったことに大きなショックを受けている。 この際、一刻も早く全容を解明し、膿を出し切ることが必要だ。
かねてから取引の東京集中が進む中にあって、このままでは、大阪の金融機能の低下に歯止めがかからなくなる。 今後は、相当の覚悟をもって、透明でクリーンな市場運営と新商品の開発を進め、多くの上場企業や投資家から幅広い支持を得られる取引所として再出発されるよう切望している。