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平成13年12月18日

特殊法人等の整理合理化計画についてのコメント


大阪商工会議所
会頭 田代  和

○ 一挙に17法人を廃止、45法人を民営化するとの方向が打ち出されたが、従来ではとても考えられなかったことであり、小泉首相の改革にかける強いリーダーシップの現れであると評価したい。この上は、これらの法人について確実に実行に移すとともに、今後とも「民間にできることは民間に委ねる」との原則に立って手を緩めずに改革を進めてもらいたい。

○ 民間金融機関による資金仲介機能の不安定化が懸念される中で、その補完的役割を担うものとして要望してきた中小企業政策金融機関の存続については、今後の検討に待つとされているものの、少なくとも当分の間セーフティネットとしての機能が確保され、ホッとしている。

○ 関西国際空港については、結論が先送りになったが、わが国の国際拠点空港である関空の整備として上下分離方式が唯一の具体例として盛られており、そうした方向で議論が進められることを期待している。

以 上


2003.4.1更新
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