平成13年8月14日
日銀による金融緩和措置についてのコメント
大阪商工会議所
会頭 田代 和
○ 景気の悪化が進み、株価ならびに物価の下落が続く中で、金融緩和による景気下支えの姿勢が一段と鮮明になり、市場心理にも一定の効果を及ぼすとともに、今後本格化する構造調整に伴うデフレ圧力を和らげる役割を担うことも期待される。
○ 今後わが国経済が再生に向かっていくためには、適時適切な金融緩和措置を受けて、不良債権処理をはじめとした構造改革を着実に進めていくことしかない。政府においても、一段と厳しさを増すとみられる中小企業や雇用などに対するセーフティネットの整備に万全を期してもらいたい。
以上