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- 平成15年度は終了いたしました。 -
「日本アクティブシニアビジネス振興フォーラム」ページはこちらをご覧下さい。

「アクティブシニア市場開拓研究会」開催のご案内

 団塊の世代が高齢期を迎える2015年には、国民の4人に1人が65歳以上となります。これまでシニア市場と言えば、介護関連ビジネスに焦点が当てられてきましたが、高齢者の4人に3人は健康な日常生活を送り、高い社会参加意欲を持っています。また、1,400兆円に上る個人資産の大半を保有しているのもシニア層です。
 この魅力溢れる元気なシニア層を対象とした市場に、今、多くの企業が注目しています。しかし、既に同市場に参入し、一定の成果を挙げているとされる企業でさえ、依然としてビジネスの展開方法を模索しているのが実情です。その理由としては、(1)シニア特有のニーズ・嗜好性を把握した商品開発が難しいこと、(2)消費行動が多様で所属集団も特定し難いシニア層には、既存のマス・マーケティングが通用しにくいこと、などが考えられます。
 そこで本研究会では、健康で意欲的なシニア層を「アクティブシニア」と呼び、その効果的な商品開発やマーケティング手法について最新の動向をご提示するとともに、先進企業の事例発表を交えた情報交換を行なって参ります。
 さらに、シニア市場の掘り起こしに有効とされる、各種参加型コミュニティネットワークを、企業・大学のアライアンスにより構築することを目指します。
 皆様のご参加をお待ちしております。

<座  長>
加護野 忠男 氏(神戸大学大学院経営学研究科 教授)
<開催時期> 平成15年6月〜平成16年3月 2時間程度(計8回)
<開催場所> 大阪商工会議所 会議室
<大阪商工会議所の所在地・地図をご覧ください。>
<募集対象> アクティブシニア市場に関心のある企業、大学 約40社
<内  容> 下記ご参照
<参加費> 大阪商工会議所 会員企業 8万円、非会員企業 16万円
1社につき3名まで出席可能です。ご連絡代表者をご登録ください。
<大阪商工会議所の会員になるには、入会の手引きをご覧ください。>
<申込方法> 申込用紙に必要事項をご記入の上、FAXにてご送信ください。
お申込みいただいた方には、後日、詳細なご連絡をお送りいたします。
 ※申込用紙はこちらをクリックしてください。(PDFファイル:13KB)
 ※PDFファイルをご覧になるにはAcrobat Readerが必要です。
  Acrobat Readerの無料ダウンロードはこちらをクリックしてください。
<お問合せ> 大阪商工会議所 経済産業部 上尾 e-mail keizaih@osaka.cci.or.jp
TEL 06-6944-6304 FAX 6944-6249

<内 容> テーマ・講師候補案(適宜参加企業によるプレゼンテーションの機会も設けます)
開催 内  容
第1回
(6/23)
「はじめに−シニア市場の重要性と将来性」
   神戸大学大学院経営学研究科 教授 加護野 忠男 氏
*今後の経営戦略上、一層重要になるシニア市場の展望について講演。
「シニアマーケット(50+市場)を捉える視点」
   (株)電通 APソリューション局 主務 和田 有子 氏
*『シニア・マーケティング』の著者から、シニアを捉える視点、アプローチについて説明。
<交流会>
第2回
(7/25)
「シニアの消費行動の特徴とコミュニティネットワークの可能性」
   (株)ディービーシー 代表取締役社長 佐藤 忠孝 氏
*5,000名のシニア会員組織「おせわ倶楽部」経営者から、シニア市場の攻略法について提案。
第3回
(9/24)
「シニア向け商品開発のポイント」
   東京都老人総合研究所 副所長 鈴木 隆雄 氏
*シニア特有のニーズ、嗜好性を把握した商品開発のポイントを解説。
事例発表「中高年女性インナー市場の開拓」
   (株)ワコール グッドエイジ営業部 プロデューサー 駒谷 安美 氏
*データ実証に基づき、実年齢と自己認識年齢のギャップを埋める商品開発の事例紹介。
第4回
(10/23)
事例発表「拡大するシニア雑誌市場への挑戦」
   (株)日経BP 「日経マスターズ」編集長 加藤 栄 氏
*日経グループが考えるシニア市場の攻略法、情報提供と読者交流の取り組みについて紹介。
事例発表 「シニアが望む住環境創造への取り組み」
   総合地所(株) マンション事業部門 部長 太田 康男 氏
*シニア向けのライフサポートサービスを付与したマンションの企画・販売の事例紹介。
<参加企業による共同事業提案>
第5回
(11/21)
「シニアを動かす共創の顧客マネジメント」
   経営戦略コンサルタント 桑原 寿 氏
*既存のマス・マーケティングが通用しにくいシニアの信頼を勝ち取るマーケティング方法について解説。
事例発表「健康エコナの商品開発とマーケティング戦略」
   花王(株) エコナ事業部ブランドマネージャー 嶋田 宏明 氏
*行政の認可、学会推薦を取り付け、シニアの信頼を醸成したヒット商品の広報戦略事例。
<参加企業による共同事業提案> <交流会>
第6回
(1/15)
事例発表「旅のクラブ活動が拡げる新市場」
   近畿日本ツーリスト梶@企画室 THE CHIE HOUSE部長 西島 保 氏
*シニア中心の「旅の友」会員500万人の同好サークルを核に、数々のヒット企画を生み出す事例。
事例発表「日本ウォーキング協会との連携による商品開発・販売戦略」
   月星化成梶@マーケティング部ブランドチーフマネージャー 吉竹 秀一郎 氏
*シニア愛好家が集うウォーキング団体との共同商品開発、イベント実施を拡販に繋げる事例。
<参加企業による共同事業提案>
第7回
(2/20)
事例発表「高齢者派遣事業に見るシニアの就労実態」
   横河ヒューマン・クリエイト梶@エルダー事業部長 松原 一敏 氏
*拡大するシニア人材派遣におけるニーズとシーズ、シニアの就労意欲などについて事例紹介。
「シニア向け学習市場の可能性」
   関西学院大学 経済学部教授 村田 治 氏
*シニア向け学習市場の現状と今後の可能性について解説。
<参加企業による共同事業提案>
第8回
(3/16)
「こんなサービスにシニアが"その気"になる
−米国の先進事例に学ぶシニアビジネスのヒント」
   村田アソシエイツ 代表 村田 裕之 氏
*シニアビジネス先進国・米国の事例から注目のビジネス分野、事業成功のポイントについて講演。
「おわりに−シニアビジネス成功のポイント」
   神戸大学大学院経営学研究科 教授 加護野 忠男 氏
*これまでを振り返り、シニアビジネスを成功させるための新たなアプローチについて提案。
<交流会>


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2004.4.13更新(2003.5.15〜)

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