夜の大阪 観光情報 体験レポート

夜のアメリカ村 大阪のストリートカルチャーの中心

最先端ファッションの中心地である心斎橋(地下鉄の駅は「心斎橋」と「難波」)とトレンディーな北堀江(地下鉄「四ツ橋」駅)の間にあって、流行に敏感な人たちが集うのが、大阪のストリートカルチャーの発祥の地「アメリカ村」です。
1970年代に安い賃料と市内中心部であることに魅せられた若いデザイナーやクリエイターが三角公園近くにやってきて、カフェ、ビンデージ・ジーンズやTシャツのショップ、レコードショップを開きました。80年代にはアメリカ文化が日本を席巻し、しばしば「アメ村」と呼ばれるこの地域のショップも、その名前に従って、アメリカのグッズを売り始めました。この地域は今、地元のブランドも世界的に有名なブランドも見つかる、大阪のストリートとクラブ文化の中枢となっています。
この地域には輸入もののヒップホップから、地元でデザインされたゴシック、クラブ・ファッションまで、多数のファッション関係の店が軒を連ねています。数店舗だけ覗くだけなら、よい店や掘り出し物は見つけられないので、あえて特定のお店の名前は書きません。多くのお店は地下や2階、3階にあるので、ためらわずに探してみてください。
同じことがこの地域の無数のレコードショップにもあてはまります。レコードはまじめな人やDJに依然として人気がありますが、多くのショップではCDを売っています。中古も新品も両方を取り扱っています。特定のお店を推奨するのはばかげていますが、わかりにくい場所だけお知らせします。「キングコング」(全ジャンル)、「Time Bomb」(60年代のロックとハードコア)、「Boon Coon」(ヒップホップ、)R&B、クラブ)、「Rockers Island」(レゲエ)なら初めていく場所としてどこもお勧めですし、「Vinyl Chamber」はターンテーブリストのバラダイスです。HPは主に日本語ですので、ショップ情報や、アクセスマップをクリックしてみてください。目印は三角公園やアップルストア、ビッグステップやOPAです。
後で踊りたければ、まずはレコードショップで買い物するのがよいでしょう。アメ村や近隣(多くは近所の心斎橋)の無数のバーやクラブで行われるパーティやイベントのチラシをあちこちで目にすることができます。人気は「Club Joule」、「Grand Café」、「Triangle」、「Cafe Absinthe & Wormwood」、「Onzieme」、「Life」、 「Giraffe」.などです。他にも「Kansai Scene」(印刷物は大きい書店やバーにおいてあり、地図も掲載されています。)や「Oasis Radio」、「WhyNotJapan」などのサイトを参照するとよいでしょう。

多くのクラブは午前1時で閉店しますのでご注意ください。時代遅れの日本の法律によって規制されているからです。このためイベントでは早い時間帯から「ダンス禁止」という警告がなされます。いずれにせよ、この地域の数百のバーやクラブ、カラオケ店にいけば、夜遊びが楽しめる場所がきっと見つけられます。

By Jean-Yves Terreault