2017年05月25日 14:03

企業家ミュージアム ★ メールマガジン ★ 第101号

>>2017年5月6日(土)発行<<

 皆さん、こんにちは!
 さて、今回の「企業家ミュージアム メールマガジン」は、毎日新聞月曜日夕刊
 に2012年4月9日から2014年1月27日まで掲載していた、企業家の名
 言や座右の銘をコンパクトにまとめた『大阪の道標』の第47回です。
 ミュージアムで紹介している企業家たちの珠玉の名言、座右の銘をお楽しみください!

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 ★今月の名言!(第47回)★

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 社会的責任の自覚

   西山磐(にしやまいわお)大阪ガス 元社長(1903~1999)
 
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 「花は清香、人は赤心」という言葉を愛し、「人間の生き方の原点は誠実である
 こと」を生涯貫いたのが西山磐である。

 1903(明治36)年、高知県生まれ。28(昭和3)年、東京帝国大学を卒
 業し、阪神電気鉄道に入社。甲子園開発の一環としてテニスコートの造営などに
 携わった。44年、同テニスクラブの会長であった片岡直方・大阪ガス社長に請
 われ、移籍。地方部長や人事部長などを経て、69年から73年まで社長を務め
 た。

 地方部長時代は、近畿のガス会社14社が合併した後の広域供給体制の確立に大
 きな役割を果たした。また、人事部長の時は、信頼を基盤とした健全な労使関係
 の確立こそがガスの安定供給、安全確保につながるとみて、労使間の信頼関係構
 築に心血を注いだ。福利厚生施設の充実や社内研修制度の整備なども進めた。

 社長時代には、将来の都市ガス需要の増加や環境問題を見通し、クリーンで経済
 性に優れたLNG(液化天然ガス)の導入を決断。今日の安定した都市ガス供給
 の基盤となる天然ガス路線へと大きく舵を切った。

 1970年の天六ガス爆発事故では、ガス供給者としての社会的責任のもと、犠
 牲者最優先で対応に当たった。名言は、公共事業に携わる者としてのまさに「赤
 心」を表す言葉である。
                      <毎日新聞 2013年9月9日 夕刊>

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 西山磐については、企業家ミュージアム<第3ブロック:エネルギーで経済成長
 と生活の豊かさを支える>エネルギーに夢とロマンを託した男たちのお一人とし
 て展示しています。

 ▼大阪企業家ミュージアムで展示している企業家についてはこちら。
  http://www.kigyoka.jp/exh/ent/index.html

(ご参考)
 <大阪ガス ガス科学館>
 http://www.osakagas.co.jp/company/efforts/gasscience/index.html
 〒592-0001 高石市高砂3丁目1番地
 
 <大阪ガス ハグミュージアム>
 http://www.osakagas.co.jp/company/efforts/hugmuseum/index.html
 〒550-0023 大阪市西区千代崎3丁目南2番59号

 <大阪ガス 姫路ガスエネルギー館>
 http://www.osakagas.co.jp/company/efforts/himeji/index.html
 〒672-8024 姫路市白浜町灘浜1番地

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■編集後記■

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 まち歩きに良い季節になりました。大阪企業家ミュージアムでは、今年も水辺の
 まちe-よこ逍遥のイベントに参加します!ぜひ、ご来館ください。
(e-よこ逍遥2017:http://e-yokobori.jp/
 
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投稿者 museum | 2017年05月25日 14:03