2016年09月21日 08:48

「ゆかりの品」新たに1点追加しました!!

こんにちは、あか吉です。

今週は台風の到来で幕開けとなりました。昨日の台風16号は今年6個目の日本上陸だそうで、1951年の観測開始以来、2004年の10個に次ぎ2位タイとうことです。本当に今年は台風が多いです。被害を受けられた皆さま、心よりお見舞い申し上げます。

 

さて、9月に入り、ミュージアムでは全国からの修学旅行生の皆さんをお迎えしています。中学生の皆さんの元気なお声をお聞きすると、こちらも元気倍増!それぞれの御国なまりが耳にとても心地よいです。

 

生徒さんたちは、「大阪企業家ミュージアム」という名前を聞いて、展示されている企業家全員が大阪出身だと思っておられるのですが、実は105名の展示企業家のうち大阪出身者は、たった20名です。明治以降、「大阪に行けば何か新しいことができる」「大阪で新しいことにチャレンジしよう!」「大阪で事業を興そう!」。そう思って全国各地からたくさんの人たちが大阪をめざし、そして自らの夢を実現されたのです。大阪はそんなチャレンジとイノベーションの憧れの場だったのですね。

 

さて、そんな大阪で活躍したイギリス(北アイルランド)ご出身の方がいらっしゃいます。明治14(1881)年、大阪市の安治川に「大阪鉄工所」(現在の日立造船)を設立したE.H.ハンターさんです。神戸の異人館「旧ハンター住宅」(現在、神戸市王子動物公園に移築)でも有名なハンターさんですね。

 

そのハンターさんが、このたび企業家ミュージアムに来られました!(パチパチ) 身の丈65センチのハンターさんです(笑)。

 

皆さんご存知のとおり、ミュージアムでは展示企業家にゆかりのある品物や書籍をそれぞれの企業家のパネル前に展示しています。

 日立造船さんからE.H.ハンター像(昭和44年6月、築港工場製作)をご寄贈いただきました。現在、第2ブロック「大衆社会の形成―重工業発展の基礎を築く―」のE.H.ハンターさんとご子息の範多竜太郎さんのパネルの横に立っておられます。背筋の伸びたとても凛々しい御姿です。

前に出された右手は、未来の何かをつかもうとしているようにあか吉には見えます。

 

とても素敵な銅像です。一見の価値ありです。

展示エリアの入り口では五代友厚さんの胸像も皆さまをお迎えしております。

ぜひこういったゆかりの品もご見学にお越しください。皆さまのご来館をお待ちしております!

投稿者 museum | 2016年09月21日 08:48