2016年08月20日 15:29

11月開講「講座・企業家学」受講者募集中!

こんにちは、りょく吉です。まだまだ残暑厳しい今日この頃ですが、皆さん、いかがお過ごしですか。

まずは、りょく吉の家庭菜園の紹介からです。お盆も過ぎると、トマトやキュウリなどの夏野菜のシーズンはおわり、そろそろ秋蒔き野菜の準備となります。そんな中でも「オクラ」はまだたくさん収穫できています。ご承知のように、オクラには独特の「ねばり」があり、この「ねばり」成分が疲労回復に効果がありますから、たくさん食べて残暑を元気に過ごしたいと思っています。ちなみにオクラのほか、納豆、山芋、モロヘイヤといった「ねばり」のある食材は身体に良いので、皆さんも好きなねばり食材を十分に摂取し、夏の疲れを吹き飛ばしてください(写真は8月18日撮影)。

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「ねばり」といえば、わがミュージアムの展示企業家に共通するキーワードでもあります。企業家は皆、どんな困難な場面であってもあきらめず、常に「ねばり」強さを発揮し、新製品づくりや販路開拓に挑戦されました。その軌跡はミュージアムでいつでもご覧いただけますので、ぜひご来館ください。『ねばり』強さ――これは食材だけでなく、われわれ人間にとっても、いつの時代、どんな状況にあっても発揮し続ければならない必要なものですね。

 

さて、ミュージアムでは11月5日(土)から秋の「講座・企業家学」が始まります。この講座は、企業家たちがいかに今日の基盤と繁栄を築いてきたかを企業家研究フォーラム(企業家活動を総合的・学際的に研究する学会 http://www.kigyoka-forum.jp)の先生方が解説するもので、毎年、6月と11月にテーマに沿った5回シリーズで開催しています。今年度の6月講座のテーマは「国境をこえる欧州企業家」で、フォルクスワーゲンやIKEA創業者など、普段なかなか聞く機会の少ない欧州の企業家について分かりやすく解説していただき、好評を博しました(写真は6月11日開催の講座の様子)。

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そして、11月講座で取り上げるテーマは「関西に根ざした企業家」。大阪の世界最古の企業・金剛組や京都の月桂冠、滋賀の近江兄弟社などの関西各地の老舗企業の企業家について、その活動・事績などを中心に考察します。このような専門的な講座は「企業家研究フォーラム」の事務局を担っているミュージアムならではのものですから、ぜひ多くの方にご参加いただきたいと思っています。ただ、現在、大分席が埋まってきておりますので、ご関心のある方は至急お問い合わせ、お申し込みください。http://www.osaka.cci.or.jp/event/seminar/201603/D25161105012.html

 

なお、勝手ながら、今号をもって二代目りょく吉のブログは終了させていただきます。昨年の4月以降、20回にわたりお読みいただきましたことにお礼申しあげます。

投稿者 museum | 2016年08月20日 15:29