2013年05月15日 21:13

開講迫る!2013年度『講座・企業家学』

 こんにちは、あか吉です。
 あっという間にゴールデンウィークが終わってしまい、次の休みを指折り数えている
あか吉です(笑)。

 桜が終わり、チューリップが終わり、ゴールデンウィーク中に満開となったツツジも終
わり、今はバラの季節がやってきました。

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 企業家ミュージアムの住人であるあか吉にとって「バラ」といえば、髙島屋さん!
バラのマークの髙島屋♪♪(企業家ミュージアム「第2ブロック大衆社会の形成~消費
社会の幕開け~」で第4代・飯田新七氏を展示しています)

 デパートの包装紙はそれぞれのイメージに合った素敵なデザインが多く、街ゆく人が
手にもつ紙袋をみるとすぐにどこのデパートでお買い物されたかが分かりますね。
 その中でも、髙島屋さんはすぐに分かります!  
 今はゴージャスなバラのリースのデザインですが、最初のころは一輪のバラがお行儀
よく整列していた図柄だったそうです。
 その後、バラとリボンの組み合わせとなり、そして今のリース状のものになりました。
どれをとっても可憐でとても品があるデザインですね。

 このバラのデザインですが、今から61年前の昭和27年、飯田慶三社長のもとで、シンボ
ルフラワーとしてバラを採用したことに始まります。
 包装紙をはじめ、カレンダーや年賀状にも使われ、店内放送や、高島屋提供のラジオ番
組のバックミュージックに『ラビアンローズ』という曲が使われたそうです(『髙島屋百五十
年史』より)。

 バラの花は世界の人々に愛され親しまれる気高き花。企業イメージがそんな素敵な花
とだぶるというのは素晴らしいですね。

 社名、ロゴマークなど、会社の象徴となるものは、経営者それぞれの思いが込められて
いることが良くわかります。
 そういう背景を知ると、包装紙ひとつをとっても、今までと違ったように見えるのは不思議
ですね。

 さて、4月にご案内した企業家について深く知る連続講座・2013年度『講座・企業家学』
の開講が近づいてきました!
 
 6月は「飲食品関係」。
日本の食の世界で活躍した企業家の熱い想いに触れる絶好の機会です!
6月1日はサントリー、8日は日清食品と明星食品、15日は日本ハムとマクドナルド、22日
はキリンビールとアサヒビール、そして最後は28日の江崎記念館の見学です。
最終回以外は土曜日の午後3時からと、参加しやすい日時です。

 まだ残席があります!
社会人の方はもちろん、経営学、経済史を専攻する大学生、大学院生の皆さんにもぜひ
聴いていただきたい講座です。多くの皆様にご参加いただきたいと思います。
 詳しくはHP(http://www.osaka.cci.or.jp/b/pdf13/kgk2013.pdf)か、事務局06-4964-
7601にお問い合わせください。皆さんのご参加を心よりお待ちしています!

投稿者 museum | 2013年05月15日 21:13