2012年07月11日 17:50

財界人に会いに行こう!

こんにちは、あか吉です。

これまで意識して見たことがなかったのですが、夏の早朝に可憐な花を咲かせる「睡蓮」
と「蓮」の違いを皆さんご存知ですか?
あか吉は聞かれてすぐに答えられなかったのですが、咲いている光景を思い出すと簡単
明瞭!
水面近くに浮かぶように咲いているのが睡蓮、水面から高く咲いているのが蓮。
葉っぱに切れ込みがあるのが睡蓮、切れ込みがないのが蓮。

そこで、紫陽花に続いて今回もあか吉提供のお花の写真を一枚。
これ「睡蓮」かな「蓮」かな?(ちょっとみにくいですが、睡蓮です)

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さて、先日ブログでご紹介した「企業家研究フォーラム」の年次大会を7月7日と8日、大阪
大学中之島センターで開催しました。

企業家や企業家の事績について研究されている研究者や大学院生の皆さんから、同フォー
ラムの特色である経済史(経営史)と経営学にまたがる学際的なテーマの報告が23件あり、
活発な意見交換がありました。

特に、最終日に開催される「共通論題」は年次大会の目玉です。
毎年、時宜に合ったテーマが設定され、2010年度は「地域産業の新陳代謝と企業家育成の
国際比較」、2011年度は「女性企業家の多様性と可能性~伝統産業からハイテクまで」、そ
して本年度は「リーダーシップのあり方~財界の機能をめぐって」。

リーマンショックに起因する世界同時不況、そして欧州での金融危機、国内では東日本大震
災以降の危機的状況など、国内外で閉塞感が漂う中、「財界が果たすべき役割は何なのか」
について熱い議論が交わされました。

大阪企業家ミュージアムで展示する105名の中にも、財界人として活躍された人たちがたくさ
んおられます。
特に、第3ブロック「現代大阪の再生に力を尽くす」で展示をしている杉道助、佐伯勇氏らは財
界人として関西の経済・社会基盤の整備に尽力したリーダーたちです。
往時に活躍した財界人の足跡や気概を振り返り、未来につなげる作業が、今、必要ではない
でしょうか。

大阪・関西、そして日本を元気にするためにも、ぜひ力強いリーダーたちに会いにミュージアム
にお越しください。

投稿者 museum | 2012年07月11日 17:50