2009年02月28日 10:58
小さな企画展「企業家の名言に見る不況を突破する知恵」
企業家たちは、いかにして不況を乗り越えたのか――
不況またよし。
不況は改善、発展への好機である。
景気の悪い年はものを考えさせられる年。
だから、心の革新が行われ、将来の発展の基礎になる。
松下幸之助氏(パナソニック創業者)
不況時こそ、腕を試す最良の時である。
人間、苦労するたびに、いくらかいい考えが出てくるものである。
早川徳次氏(シャープ創業者)
不況は、新しい種まきをする絶好の機会である。
大社義規(日本ハム創業者)
大阪企業家ミュージアムでは、2月28日より小さな企画展「企業家の名言に見る不況を突破する知恵」を開催しています。
ピンチをチャンスに変え、不況を乗り越えた企業家たちの言葉を展示しています。
偉大な先人たちが、今を生きる私たちに語りかけてくださるような、そんな感じさえ覚えます。
皆様のご来館をお待ちしています!
投稿者 museum | 10:58
就活生@企業家ライブラリー
「●●株式会社に関する図書を見せてください!」
先日、来館された大学生から、こんなリクエストを受けました。
聞くと、「就職活動に際して、志望する企業の歴史や創業者の想い、経営理念を知りたい」とのこと。
蔵書の中から、その企業の「100周年記念誌」、創業者の執筆した「私の履歴書」(日本経済新聞社刊)のほか関連する書籍を紹介しました。
それにしても、熱心に企業研究をされているなーと感心することしきり。
あお吉が就職活動をしていたン年前を思い出し、少し恥ずかしくなってしまいました。
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大阪企業家ミュージアムでは、このたび2冊の書籍を購入し、企業家ライブラリーに開架しました!
「明治・大正家庭史年表 1868-1925」(下川耿史・家庭総合研究会編)
「大阪人物辞典」(三善貞司編)
▲読み応え十分!ちなみに16,000円(左)と4,900円(右)
あお吉、さっそく「明治・大正家庭史年表 1868-1925」を読んでみます。
今から100年前(1909年〔明治42年〕)はどんな世の中だったのか――
・警視庁が自動車のスピードを市内12.8km、郡部16kmに制限
・井上貞次郎氏(大阪企業家ミュージアム展示企業家)がボール紙に波形をつけたものを「段ボール」と名づけて発売
・大相撲の優勝パレードが始まる(ちなみに人力車)
・坪井玄道氏が日本に初めてドッジボールを紹介(当時は円形ドッジボールといった)
企業家が活躍した時代の暮らしを知ることで、あらためて、偉大な先達が社会に与えたインパクトの大きさを感じるあお吉でした。
あお吉
投稿者 museum | 09:49
2009年02月26日 14:28
祝!近代化産業遺産認定
【その1 猫3匹宴会す!】
りょく吉:大阪企業家ミュージアムが、経済産業省の「近代化産業遺産」に登録されたぞー!
すごいだろう!
あお吉:それなーに?
りょく吉:遺産だぞ!すごいもんなんだよ
あお吉:どう、すごいの?
りょく吉:えーーと・・・・・
あか吉:解説します
『幕末から昭和初期にかけての産業近代化の過程を物語る存在として、全国各地には、数多くの建造物、機械、文書などが今日まで継承されています。しかしながら、このような遺産が持つ価値は、個々の遺産の単位では伝わりにくいものです。そこで、地域活性化に役立てることを目的として、産業史や地域史のストーリーを軸に、相互に関連する複数の遺産により構成される「近代化産業遺産群」が取りまとめられたのです。』
りょく吉・あお吉:へー、そうだったんだ。
あお吉:大阪企業家ミュージアムの入っているお話ってどんなの・・・?
りょく吉:知らん!
あか吉:お答えします
『商都から近代経済都市へ』産業近代化と先進的都市計画による大阪発展の歩みを物語る近代化産業遺産群、というストーリーの中で五代友厚など【近代大阪の企業家に関する展示】として紹介されています。
また、展示物の一つ、「ヤンマー小形横形水冷ディーゼルエンジンHB形」も同じく近代化産業遺産に登録されています。
また、他のストーリーの中でも大阪企業家ミュージアムの展示企業家のことがたくさんでてきます。
詳しくは、経済産業省のホームページをどうぞ。
あお吉:あか吉はよく知っているね。それに比べて、りょく吉は・・・・
りょく吉:うるさい!ちゃんと素早く情報を教えてあげただろ。魚も情報も鮮度が大事なんだよ。
あお吉:・・・・(ふーー)
りょく吉:まあ、というわけで、お祝いだ!宴会だー!
そんなこんなで、大阪企業家ミュージアムに棲息する猫3匹による「近代化産業遺産登録」祝の会は
夜通し続いたのでした。
【その2 不景気】
りょく吉:不景気だにゃー
気分転換においしいものでも食べよーか
あか吉:節約の最初は外メシ!これ主婦の基本
りょく吉:みんなが節約節約したら、お店がつぶれちゃうよ。
あお吉:「不景気には時を待つ」
りょく吉:なに、それ
あお吉:松下幸之助という偉い企業家の方のことばをまとめた「経営心得帖・抄」に書いてあった。
引用すると
「不況になるとうろたえて、いらざることに手をひろげ、かえって大きな損をして会社の破綻を招く結果になってしまう場合がある。不況時にはムリをせず、休養して時を待つという心境も大事である。」
「不景気はみんなの心がつくり出すもの。だから、発想の転換によってなくすことができる。」
りょく吉:不景気はみんなの心がつくり出すもの。そのとおりだよなー。
ということで、食べに行こう!
あか吉・あお吉:ようは、宴会がしたいのね。・・・・(フーーー)
りょく吉
投稿者 museum | 14:28
2009年02月13日 15:01
大阪企業家ミュージアムと「なにわなんでも大阪検定」
大阪企業家ミュージアムを運営する大阪商工会議所は、2009年6月21日に第1回「なにわなんでも大阪検定」を開催いたします。
近畿地方では、「京都・観光文化検定(京都検定)」をはじめ「奈良まほろばソムリエ検定(奈良検定)」、「神戸学検定(神戸検定)」など、各地の商工会議所でご当地検定が実施されています。
日本商工会議所の「ご当地検定情報」のページでは、ほんとにたくさんの検定試験が紹介されています!
さて、この「なにわなんでも大阪検定」は、「歴史」、「文化・芸能」、「産業」、「食」、「観光」、「ことば」、「自然」、「地理」、「スポーツ」などの分野から出題されるとのこと。
「歴史」、「産業」が出題分野ということは・・・
大阪企業家ミュージアムの見学が、即、大阪検定の予習になるではありませんか。
とても素敵ですね♪♪
大阪を舞台に活躍した企業家の事績はもちろんのこと、企業家ライブラリー収蔵の資料から、企業家たちが活躍した当時の大阪の様子をご覧いただくことができます。
本日はその一部をご紹介!
▲「写真集おおさか100年」(左・産経新聞社刊)と「写真集なにわ今昔」(右・毎日新聞社刊)
明治期から昭和にかけての大阪の写真が満載。一日読んでいても飽きないです!
▲「大阪ことば事典」や「上方(全11巻)」「大阪市史(全10巻)」なんかもいかがでしょう。
大阪検定を受験予定の皆様!
そして、大阪検定の問題作成担当者の皆様!
スタッフ一同、ご来館をお待ち申し上げております。
個人でお越しの皆様には、無料で音声ガイドをお貸ししております。
また、団体でご来館いただいたお客様には、事前のご予約によりスタッフがご案内いたします。
あお吉
投稿者 museum | 15:01
2009年02月05日 14:39
三洋電機さん、ミュージアムへいらっしゃ~い!
大阪企業家ミュージアムでは、『創立・創業記念無料ウィーク』に取り組んでいます。
『創立・創業記念無料ウィーク』とは、大阪商工会議所の会員サービス事業の一環として、会員企業の創立・創業・設立など記念日の週に、役員・社員・OBおよびご家族の方が大阪企業家ミュージアムに無料でご入館いただける制度(事前申込要)。
当ミュージアムのテーマである「企業家精神」にふれていただくことで、社員の皆様にあらためて自社の沿革や創業者、創業時の志や理念・精神を思い起こしてもらい、今後のご活躍の契機にしていただくことをねらいとしています。
目下、三洋電機さん(1947年2月1日創業)の『創立・創業記念無料ウィーク』を好評開催中!(2月7日土曜日まで)
3兄弟きっての博識・りょく吉くんが創業者・井植歳男さんをはじめ、三洋電機さんに関する書籍を集めたミニコーナーも作ってくれました。
三洋電機ご関係の皆様、是非、この機会に大阪企業家ミュージムにお立ち寄りください。
あか吉
投稿者 museum | 14:39