会社の譲渡をお考えの方へ

会社の譲渡は、タイミングが大事

今このページをご覧の方の中には、熟考された上で気持ちを固め、これからM&A(譲渡)に向けて着手しようという方もいれば、M&Aに少し関心を持ち始めたばかりの方や、将来的にそうする可能性はあるが、まだまだ先の話という方もいることでしょう。

それぞれの方で状況・気持ちは異なるにしても、ここで申し上げたいのは、会社の譲渡は「なるべく早い時期に、余裕のあるうちに」検討・着手することがとても大事ということです。なぜかと言えば、1つはM&Aは相手がいる話であり、自分の意思だけで決め切る(実行する)ことはできないため、自分が適切と思ったタイミング・期間で必ず成立するとは限らないからです。あと1年くらいで引退を考えている社長が、そろそろと思いM&Aに着手したものの、お互いのニーズ・条件がしっくり合う相手がなかなか見つからず、やがて1年経ち、1年半が経ち…というケースも少なくありません。

2つ目は、まだ先の話と思って先送りしているうちに会社の業績が悪くなってしまい、そこからあわててM&A(譲渡)しようとしても、できなくなってしまう危険性があるからです。「当社は業績堅調だし、そんなことはまず起こらない」とお考えの方もいるかもしれませんが、業績悪化の原因は、突然外から降ってくることもあります。後継者不在でM&Aを考えていたものの、あと何年か経ってからと考えていたら、売上の大半を占めていた主要取引先(中堅企業)がM&Aで大企業に買収されてしまい、それを機に取引が打ち切られて急激に業績が悪化してしまった…。これは実際にあったケースですが、今はこんなことも起こり得る時代なのです。

後継者不在、自社の先行き不安、業界内の競争過多、不採算事業の切り離し、オーナーの体調不良など、理由・事情はさまざまあれ、今後の選択肢として「会社の譲渡」が頭の片隅に浮かぶようになったら、できるだけ早めに準備・検討をした上で、時間的に余裕のあるうちに着手することが大事です。早めに着手していれば、途中でM&A以外の選択肢を再度模索することもできますが、タイミングを逃してしまった後で「もっと早くに(M&Aを)決断していたら…」と後悔しても、残念ながらどうすることもできないのですから。

どこに相談・依頼すればよいのか

M&A(譲渡)は、ほとんどの経営者にとって一生に一回あるかどうかのきわめて重大な決断事です。だからこそ、M&Aに向けて具体的な一歩を踏み出そうとする時、どこに相談・依頼すればよいのかというのは、とても重要な問題となります。

すでにご存じの方も多いでしょうが、今やインターネットで検索すれば、大都市圏を中心として、M&A仲介やコンサルティングを行っている所(M&A仲介機関)は数多く出てきます。金融機関、M&A専門会社、会計事務所、コンサルタント…大企業から個人の専門家に至るまで業種・規模も様々ですが、その中にはきっちりした組織体制があり、M&Aの経験・スキルのある人材を多く揃えている所もある一方、残念ながら、M&A実務に関する体制・スキルが十分には整っておらず、ここに依頼して大丈夫だろうか、と訝しく思える所もあるのが実情です。M&A仲介・コンサルティングは、国の許認可や公的な資格を必要としないため、極端に言えば「M&A仲介は当社にお任せください」とHPや会社案内を作れば、誰でもすぐにこの業務を始めることができます。この業界になじみのないほとんどの方にとって、一部の限られた情報(HPなど)だけで、多くの仲介機関の中からどこに相談すればよいのかを判断するのは、なかなか難しいかもしれません。

また、どこに相談するかを検討するにあたり、もし正式依頼をした場合に、着手金や成功報酬などの料金(フィー)がどれくらいかかるのかという点も、大きな判断要素でしょう。M&Aの場合、売買金額自体がかなり大きくなることが多いため、仲介機関が取る着手金やフィーもどうしても高額になりがちです。依頼する側からすれば、もちろんフィーは少しでも安い方が嬉しいに決まっていますが、高い安いをきちんと判断するには、一見してわかる着手金の額、成功報酬の料金テーブルだけでなく、ミニマム・フィー(成功報酬の最低金額)がいくらかや、成功報酬の分母は何か(何に対して料率を掛けるのか)まで吟味しないと比較できません。HPで料金体系全体をわかりやすく開示している仲介機関もあれば、HPでは詳細まではわからない仲介機関もあるため、あとになって「思っていたより高いフィーになってしまった」とならないよう、留意が必要です。

大阪商工会議所のM&A市場

ご自身で色々探したり、実際に初期相談したりする中で、「あ、この仲介機関は信頼できて、料金も納得できるものだ」という所がうまく見つかれば、そこに依頼されればよいでしょう。ただ、先に述べたように、この業界に不案内な方がどこまでM&A仲介機関の信頼性・良し悪しを判断できるか、また、料金体系をきちんと理解した上でどこが高い・安いと見分けられるか、というのは結構難しいのではないでしょうか。

その点、大阪商工会議所運営の「M&A市場」は、公的機関である商工会議所が十分吟味した上で、実績があり信頼のおけるM&A仲介機関としか提携していません。料金面においても、どの仲介機関が実務を担当することになっても、商工会議所が定めた一律の料金体系(中小企業向けの割安なもの)が適用されますので、安心してご利用頂くことができます。

また、譲渡をお考えの方の中には、M&Aのことは全くわからないため、正式依頼後、M&A仲介機関と直接やりとりを進めることに不安感を抱く方もおられますが、こういう時、私どものM&A市場であれば、事務局担当者にご連絡頂ければ、いつでも不安点・疑問点などの問合せ・ご相談に乗らせて頂いています。事務局担当者は、この事業を長く担当している経験豊富なベテラン職員で、M&A実務についても基礎的なことは一通り理解していますので、安心してご相談ください。

公的機関である商工会議所と専門家であるM&A仲介機関が密に連携しながら、二人三脚で中小企業のM&Aをお手伝いする、必要があれば実務段階以降も事務局が側面サポートする、このような特長を持っているのが大阪商工会議所運営の「M&A市場」です。

会社の譲渡をお考えになられた時は、どうぞ大阪商工会議所にご相談ください。

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