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企業や研究機関が集積する「大阪」
 【ターゲットを絞った戦略的な企業・研究機関・大学等の誘致】
1 大阪経済活性化の一環として、成長著しい新産業分野や経済・雇用面での波及効果の 高い企業等にターゲットを絞った国内外からの企業や大学・研究機関などの誘致を進めることを目的に、大阪府・市・経済界で、企業誘致のあり方や効率的な誘致組織、インセンティブ等を一体的に検討するため、「企業誘致戦略の調査研究」を行い、オール大阪の企業誘致戦略を立案するとともに、これまで以上に「大阪外国企業誘致センター(O-BIC)」の活動を強化する。また、必要に応じて、「企業誘致に向けた各種インセンティブ」に関する提言・要望活動を行う。
2 戦略的な企業・研究機関の誘致を進める観点から、大阪・関西地域のバイオやIT分野 のポテンシャルをバイオ関連の国際連携事業(「BIO2005視察団」、「バイオビジネスコンペJAPAN」等)や「先進的投資モデル推進事業」を通じて、国際的な企業・機関との相互連携を促進する。
   
起業家に選ばれる「大阪」
 【有望ベンチャー企業の成功事例づくりと 円滑な資金供給の仕組みづくりへの取り組み】
1 「大商EVEシステム(有望ベンチャー成長加速支援)」を構築し、ベンチャーキャピタル 等と協同で対象企業を選定し、各企業に見合った支援策など、有望ベンチャー企業の成功事例づくりに取り組む。
2 有望なベンチャー企業への投資や資金援助を促進するため、認定投資家制度の創設、 並びにネット上での双方の出会いの場とマッチングシステムを構築するため、「起業家・エンジェルネットワーク(TCN)」の設置促進に向けた活動を展開する。また、「知的財産 立国に向けた支援制度の充実」についての要望活動を引き続き精力的に行う。
3 株式公開や上場などを目指す企業経営者同士の交流・研鑽の場として、大阪証券取引 所と共同で「だいしょうベンチャークラブ」を継続開催するとともに、バイオ・IT関連分野の新たなベンチャービジネスの発掘・育成を図るため、国内外の有望企業・関係者らが集う、「グローバル・ベンチャー・フォーラム(GVF)05」を実施する。
   
地域商工業に活力が溢れる「大阪」 
 【気概ある地域商工業者の経営革新と地域活性化の取り組みを支援】
1 第二創業や経営革新などに必要な専門知識、IT化、新分野進出、販路開拓等のニー ズに最適に支援できる「ワンストップによる相談機能(ビジネス・ホームドクター)」の体制を強化する。
2 「商業まちづくり特区」設定・支援事業や、「まちづくり活動を推進する商業者の人材 育成と支援事業」を通じて、まちづくりと一体になった魅力的な商業集積を形成する、新たな中心市街地活性化策を創出する。
3 今後、健康で活動的なシニア世代(アクティブシニア)の社会参画を促進するとともに、 シニア層を対象としたマーケティングの機会を提供する新たな社会インフラを構築する「アクティブシニアのコミュニティネットワーク」を創設する。
4 若手クリエーターの発掘・育成をはじめ、大阪のファッション関連産業の一体的振興 などを目指した「新生・大阪コレクション」を企画・開催する。
5 新たな商談モールをひろく中小企業に対して広報・PRし、「ザ・ビジネスモール」の利 用を促進させることにより、新市場や販路開拓などを支援するとともに、「電子自治体活用支援事業」を通じて、中小企業におけるIT化推進への取り組みをサポートする。
   
都市のプレゼンスと求心力の高い「大阪」
 【地域資源のブランド化と都市の新たな魅力づくり、プロモーション強化】
1 大阪の『食』に関連するブランドを確立し、その普及を図るためのプロモーション等に より、大阪の食文化を内外に向けて発信する「大阪“食彩”ブランド事業」を展開する。
2 大阪の文化魅力と都市イメージ向上、映像・コンテンツ関連産業の振興のために、「大 阪ロケーションサービス協議会」事業を展開するとともに、大阪を題材・舞台にした映画の制作を促進・支援するため、映像制作に向けた資金調達方法の検討などに取り組む。
3 「関西国際空港全体構想」の推進や、同空港の利用促進のための関空プロモーション 活動を展開するとともに、「大阪駅北地区開発」促進への参画、「重点地域(御堂筋周辺等)の整備・活性化」を通じて、大阪の核となる都市整備と魅力づくりに取り組む。 美しいまち、安全・安心して過ごせる「大阪」
   
美しいまち、安全・安心して過ごせる「大阪」
 【都市問題解決への取り組みと花・緑・光溢れる水都・大阪の実現】
1 「まち再生ワーキングループ」の活動により、NPOや商店街等のまちづくり団体をネットワーク化し、違法駐輪など様々な都市問題の解決方策を共有化し、大阪の治安向上に結びつける。また、活力あるまちづくりをめざす個人・団体・NPOによるコミュニティ・ビジネスを支援し、街おこしや地域の活性化を進める。
2 市内の「水の回廊」(堂島川、東横堀川、道頓堀川等)において、行政と地域の企業・ 住民等が協働し、川から見た景観の向上方策を研究するために「大阪・水辺のランドスケープ研究会」を開催するとともに、地元行政・民間企業・市民等が一体となった「水都再生と花・緑・光・水を活かしたまちづくり」事業に取り組む。
3 ホームレスの自立支援と、清潔で美しい景観形成を促進するため、「ホームレス問題の解決」や「景観緑三法への対応」に関し、具体的な提言・要望や支援活動を行い、都市問題の解決に取り組む。
明日の産業を担う人が育つ「大阪」
   
明日の産業を担う人が育つ「大阪」
 【大阪をあげて若年者の健全な職業観を養成するための仕組みづくりと取り組み】
1 大阪の明日を担う人材の育成を先導する立場から、教育界・行政・産業界等をネット ワーク化した「大阪のキャリア教育の支援拠点づくり」を推進する。また、職業体験機会の提供や社会人講師などの「教育現場への産業界からの直接支援事業」を行うとともに、「大阪のキャリア教育フレームづくりへの協力・支援事業」や「大阪独自のキャリア教育プログラム・教材の開発事業」を展開し、初等教育段階からの健全な職業観を養成する。
2 「大阪企業家ミュージアム」のコンテンツや機能を一層充実させるとともに、企 業家精神・職業観の養成など人材育成事業を展開する。
   
東アジアが注目する「大阪」
 【国際ビジネス拠点としての魅力向上と、在阪企業の対アジアビジネス活動の支援】
1 「東アジア圏ビジネス交流機会創出事業(バーチャル商談会、国別セミナー・個別商談会など)」の展開により、在阪企業・関係者に対し、経済成長著しい東アジア各国との商談の場やビジネス情報などをきめ細かく提供する。
2 関税撤廃や投資環境改善による、域内のビジネス支援拡大につながる「東アジアとの経済連携協定(EPA)推進」に資する要望活動を積極的に展開する。
3 好評を博している「中国ビジネス支援事業(コンサルティング、セミナー・商談会、ビジネス中国語講座など)」を拡充し、在阪企業の対中ビジネス支援を更に強化する。
   


2005.4.19更新

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