大阪市立工業研究所との産官技術交流会（チャレンジ大阪6）

開催日時

2015年9月29日（火）

開催時間 等

14:00～18:30

場所

大阪商工会議所　地下１階　１号会議室
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対象

全対象向け

主催

大阪商工会議所、(地独)大阪市立工業研究所、(一社)生産技術振興協会

後援

近畿経済産業局、大阪市、大阪シティ信用金庫、大阪商工信用金庫、京都銀行、（株）商工組合中央金庫、（一社）大阪工研協会、(一社)大阪大学工業会、NPO法人エコデザインネットワーク

参加費

無料（交流会参加の場合1,000円）

プログラム

14：00～14：10　　開会ご挨拶

14：10～17：30　　市工研が生み出す機能性材料の紹介（１講演のみの参加も可能です。）

講演１「水溶液からの酸化物膜の電解形成と次世代太陽電池への応用」（14：10～15：10）
（地独）大阪市立工業研究所　電子材料研究部　研究主幹　千金正也　氏　
＜発表概要＞現在、太陽電池の導入・普及促進に向けて、結晶シリコンを用いない次世代太陽電池の開発が進められています。我々は低コスト、低環境負荷な製膜プロセスとして、水溶液からの電解析出（電析）法による、様々な金属酸化物膜作製について研究し、次世代太陽電池への応用を検討しています。本講演では、水溶液からの電析法について概要を説明したのち、ZnO/Cu2O膜系酸化物太陽電池の作製、酸化チタン膜の電析と色素増感太陽電池への応用について紹介します。

講演２「全固体二次電池のための要素技術開発」（15：20～16：20）
（地独）大阪市立工業研究所　電子材料研究部　研究主幹　高橋雅也　氏
＜発表概要＞リチウムイオン二次電池の高性能化の研究開発において、より厳密な実験が必要になっています。自社で開発した材料を電池材料として使用できるかを調べることは、電池部門の無い企業にとって多額の投資、人材育成など、ハードルは非常に高いと思われます。大阪市立工業研究所では、電池開発評価センターを開設し、電池材料開発に参入する企業を支援する体制を整えました。本講演では、導入した機器類を紹介するとともに、当研究所で行っている次世代電池開発の研究成果の一部を紹介します。

講演３「屈折率制御を可能にするハイブリッド光学材料の開発」（16：30～17：30）
（地独）大阪市立工業研究所　電子材料研究部長　松川公洋　氏
＜発表概要＞有機無機ハイブリッドは、有機成分と無機成分がナノメートルオーダーで分散した機能材料であり、それらに含まれるナノ材料は可視光波長よりも小さいので、高い透明性と優れた光学特性を有しています。チタニアやジルコニアナノ粒子などの成分組成を変化させて創成できる屈折率制御可能な有機無機ハイブリッド材料は光学デバイスへの活用が考えられます。本講演では、屈折率制御を可能にする有機無機ハイブリッド材料について、最近の研究成果を紹介します。

17：30～18：30　交流会
講演者・市工研の研究員・参加者同士の交流、意見交換を行います。

定　員

120名（先着順）

お申込み方法

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