2015年8月4日(火) 大阪市立大学杉本キャンパス 高原記念館1階 学友ホール
「大阪の産業発展と産業振興のあり方について
~ともに千客万来都市OSAKAをつくろう~」
次に移ります。こういったプロジェクトを推進するには、我々は自信を持って進めることが第一です。そこで、ベトナムで頑張っている大阪の企業を紹介いたします。
ホーチミン近郊に双日さんとダイワハウスさんが工場団地を開発しました。まだ原野だった当時、私は団長としてベトナムを訪問し、旧知であるサン国家主席にお会いして電力などインフラ整備、諸手続きの簡素化などお願いしました。組立てからものづくり(サン国家主席)へ転換を図っているベトナムですが、既に稼働している工場は随分ベトナムに貢献されていると思います。その代表がタカラベルモントさん。理美容と医療機器の椅子では世界トップシェアを誇っておりますから、部品の需要先がベトナム企業に及ぶことが期待されます。
大阪の中小企業も、資金負担が少なくすむインキュベーションファクトリーを開設し、富士インパルスさんがリード役となって工場を増やしております。販路を海外に求めているのが大阪の企業ですから、大阪の企業もメリットを受けていることはいうまでもありません。